2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の大屋根リング記念式典において、立命館大学書道部の植木莉穂さん(産業社会学部3回生)と髙宮菜央さん(食マネジメント学部3回生)が書道パフォーマンスを披露しました。

 立命館は、テーマ事業の中で唯一「教育」をテーマとする中島さち子氏によるシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」に協賛しており、大阪・関西万博の機運醸成に向けた日々の活動がきっかけとなり、本学書道部によるパフォーマンスが実現しました。

 「大屋根リング」は、大阪・関西万博会場のシンボルであり、1周約2キロメートルで世界最大級の木造建築物。「多様でありながら、ひとつ」という理念を体現しており、2023年6月に組み立てを開始し、2024年8月21日(水)、ひとつにつながりました。

 式典は大屋根リングのスカイウォークで行われ、2025年日本国際博覧会協会会長 十倉雅和氏、副会長(大阪府知事) 吉村洋文氏、会場デザインプロデューサー 藤本壮介氏らが出席。多くの関係者や国内外メディアなどが注目する中、植木さんと髙宮さんは「いのち輝く輪をつなごう!」というメッセージを約2メートル四方の大きな和紙に力強く描きました。彼女らのダイナミックで美しい動きと筆致の力強さを、参列者は息をのんで見守り、最後の文字を書き終えた瞬間には会場が大きな拍手で包まれました。

 パフォーマンスを終えて植木さんは、「あまりに大きな舞台で緊張しましたが、パフォーマンス中は楽しく揮毫できました」と語り、髙宮さんは、「緊張しましたが練習以上のものが出せたと思う。手書き文字の良さを大阪・関西万博を通じて世界に発信したい」と大阪・関西万博に向けての意気込みを述べました。

 今回揮毫した書は大阪・関西万博の会期中にも万博会場で展示される予定です。

 立命館は、今後も学生・生徒・児童を含めた活動を通じて、大阪・関西万博の機運醸成に向けた様々な取り組みを進めていきます。

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