コラム

試験前にお勧め 呼吸法

寒さ厳しくなってきましたね。
試験が近づいてきて、心身ともに緊張しやすい時期です。

どんなに心身の調子がすぐれない時でも、できることがあります。呼吸法です。
体操やウォーキングなど、体を動かすものはつい億劫になりがちですし、
安静を必要とする場合は、かえって逆効果になることもあります。

その点、呼吸法は寝た状態でも、座ってもできますし、
ほとんど体の動きを伴わなくても、心身に対する影響力は、見逃せないものがあります。

心をいつでも軽やかに保っていくために、呼吸法はいつでもどこでもできる、
お勧めの方法です。

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寝ても座っても立っててもいいです。背筋は伸ばしておきます。

まず、背骨をパイプに見立てて、頭のてっぺんから背骨に吸い入れ、
お腹をふくらませます。

吐く時は、反対にお腹から背骨を通して、頭頂へ吐いていきます。

吸うときは鼻から、吐く時はすぼめた口から吐きます。

3回行います。

次に、片手でも重ねた両手でもいいので、体に触れます。
気になるところ、患っているところ、どこでもいいです。


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例えば、こっている肩、痛む腰、胃の上や、足の先でもいいでしょう。
その手を当てている部分に吸った息を入れていくというイメージで呼吸をします。
実際にそこに息を入れることはもちろんできません。
そんなふうにイメージするということです。

吸うときには、
その部分に、ヒーリングエネルギーないし、
太陽の光、神の祝福、好きな色、新鮮な酸素、
なんでもいいので、
気持ちの良い癒しのエネルギーを
送り込むようにイメージします。

そこがふくらみ、
満たされていく感じがします。

吐く時は、
口をすぼめてシューッと吐いていきますが、   
手の触れた場所が、
吐く息とともにこりや力みが                        
取れゆるんでくるイメージ、
ないし、悪いもの、老廃物、痛み、
ネガティブな感情などが、
口から排泄されるイメージを持ってもいいでしょう。

一か所につき3回くりかえします。

気になる場所をひと通り行ったら、
最後は背骨のパイプ呼吸を3回行って仕上げます。

試験勉強の合間に、よかったら試してみてくださいね。

学生サポートルームカウンセラー