IMコース1年3組、カナダ留学前の決意を語る
~カナダ各地での挑戦を前に、それぞれの決意を言葉に~
7月12日(土)、立命館宇治高等学校IM(イマージョン)コース1年3組の生徒たちによる「決意表明式」が行われました。8月末から始まるカナダ各地への長期留学に先立ち、生徒一人ひとりが自分自身の「なりたい姿」や「日頃の感謝の気持ち」を、自らの言葉で力強く語りました。
この式には多くの保護者の皆様にもご出席いただき、温かくも張り詰めた雰囲気の中で、生徒たちはそれぞれの思いを真摯に表現していました。「留学でどのように成長したいか」「そのためにどんな努力を重ねるのか」といった問いに対して、自らと深く向き合い、内面からの言葉を紡ぐ姿はとても印象的でした。
発表の場面では、思いがあふれて涙を流す生徒も見られ、感情が込められた真摯なスピーチの数々が、保護者や教員の心にも強く響きました。生徒たちにとって、これから始まる異国での生活に向けた覚悟を新たにする、意義深い1時間となりました。
IMコースのカナダ留学:一人ひとりが「自分の道」を歩む
IMコース(イマージョンコース)は、生徒が英語圏に身を置きながら「英語で生活し、英語で学ぶ」経験を通して、国際的な視野と実践的な言語運用能力を高めることを目指すカリキュラムです。
今回の留学では、1年3組の生徒たちがカナダ国内のそれぞれ異なる地域・高校に分かれて、約1年間の留学生活を送ります。現地ではホームステイをしながら、カナダ人の生徒と同じクラスで授業に参加し、実生活の中で英語力を磨きながら、異文化理解や主体性、自立心を養っていきます。
一人ひとりが異なる学校・環境・地域社会の中での学びと挑戦を経験するという点は、IMコースの大きな特徴です。それぞれの生徒が、それぞれの地で、日常の中にある学びを積み重ね、自分らしく成長していくことが期待されています。
この「決意表明式」は、まさにそのスタートラインに立つ瞬間でした。世界に飛び出す勇気と、自分自身の未来を切り拓く意志を胸に、生徒たちは今、新たな一歩を踏み出そうとしています。