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高校野球応援が示した「立命館宇治の連帯力」

7月25日、立命館宇治高校は夏の高校野球京都大会で、昨夏の日本一に輝いた強豪・京都国際高校に挑みました。会場となったわかさスタジアムの三塁側スタンドには、応援に駆けつけた本校関係者の熱気があふれました。


この日、スタンドには400人を超える生徒たちが集結。ブラスバンド部、チアリーダーはもちろん、日頃は厳しい練習に励む運動部の部員たちもこの日ばかりは練習を中止し、応援に加わりました。同級生を応援する高校3年生、カナダ留学から帰国したばかりの生徒、中学生たちの姿も見られ、年齢や学年を越えた多彩な顔ぶれがそろいました。さらに、保護者や教職員も多数応援に駆けつけ、スタンドの応援団は600名を超える規模に。試合会場に来られない生徒たちのためには、学校内で急遽パブリックビューイングを開催。演劇部が予約していた大ホールを快く提供し、生徒たちはスクリーン越しに仲間たちの熱戦を見守りました。


試合では、守備でピッチャーの一球一球に頷き、アウトのたびに沸き上がる拍手。攻撃ではヒットに歓声を上げ、職人技のようなバントに感嘆し、1塁へ滑り込む選手の気迫に誰もが心を打たれました。試合の結果は惜敗となりましたが、選手たちの全力のプレーと、それを支える仲間たちの声援がスタンドに強い絆を生み出しました。


この日、野球を通してプレーヤーと応援する人々が心を通わせ、互いを尊重し合う関係が築かれました。 スポーツ文化が学校文化と結びつき、人と人をつなぐ――そんな経験を共有できることこそ、立命館宇治の大きな財産です。私たちは改めて、仲間と共にあることの喜びと、その絆の深さを実感しました。



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