WOW&EXプロジェクト第2回 島津製作所で学ぶ最先端の環境循環と企業の取り組み
~島津製作所の環境経営を体感し、「科学と社会のつながり」を学ぶ~
2025年7月28日(月)、本校中高生15名が「WOW&EXプロジェクト」の一環として、京都に本社を構える島津製作所を訪問しました。今回の訪問テーマは「最先端の環境循環を学ぼう②」。環境と企業経営の両立に向けた先進的な取り組みに触れ、生徒たちは貴重な学びを得る機会となりました。
環境と社会課題に挑む企業の理念と取り組みを学ぶ
島津製作所は、「科学技術で社会に貢献する」という社是のもと、「人と地球の健康」を企業理念として掲げています。今回の訪問では、同社が推進する環境経営について、半日にわたって包括的に学ばせていただきました。
まずはショールームを見学し、分析機器や医療機器など、社会や産業の多方面で活躍する製品の数々に触れました。各機器の技術的特徴とその社会的インパクトについて解説を受け、生徒たちは企業の「技術が支える未来」に関心を寄せていました。
続いて、企業の方によるプレゼンテーションを通じて、環境配慮型の事業活動について理解を深めました。廃プラスチックの再利用、生物多様性保全に向けた「島津の森」づくり、さらにはCO₂排出量の削減など、具体的な事例に生徒たちは真剣な眼差しで耳を傾けていました。
再生紙が5分で完成!革新的な乾式製紙機を間近で見学
訪問のハイライトは、乾式オフィス製紙機「PaperLab」の見学でした。2週間前に実施された「最先端の環境循環を学ぼう①」で紹介された同機器を、今回は実際に稼働する様子で見ることができました。
古紙を投入してからわずか5分足らずで再生紙が仕上がる工程に、生徒たちは「すごい!」「想像以上にきれい!」と目を輝かせていました。「投資費用はどのくらいで回収できるのですか?」「再生紙をさらに再生することは可能ですか?」など、鋭い質問も飛び交い、環境技術への強い興味がうかがえました。
生物多様性と共生する企業の森「島津の森」を歩く
最後に訪れたのは、島津製作所が敷地内に整備を進める「島津の森」。在来種の植栽が広がり、鳥のさえずりが響く自然豊かな環境の中で、生徒たちは企業による地域連携型の環境再生の取り組みを肌で感じることができました。
環境課題に向き合う“当事者”としての意識が芽生える体験に
今回の訪問を通じて、生徒たちは環境課題と企業活動がどのように連動しているかを、実際の現場で深く理解することができました。机上の学びでは得難いリアルな体験を通して、「未来をつくる当事者」としての自覚が芽生えた様子がうかがえました。
このような貴重な機会を提供していただいた島津製作所様、エプソン販売様に心より感謝申し上げます。