【万博レポート】本校生徒がオーストラリアパビリオンでプレゼンテーションを実施
■ 国際的なステージでの挑戦
2025年7月17日(木)、大阪・関西万博の公式会場にあるオーストラリアパビリオンにて、本校の中高生がプレゼンテーションを行いました。 この機会は、日本の次世代を代表して国際的な視点から想いを発信する貴重な場となり、多くの注目を集めました。会場には、オーストラリアの大臣や教育長、日本国内外の教育関係者など多くの要人が出席していました。 生徒たちの英語スピーチの様子はオーストラリア大使館が運営するSNSでも取り上げられました。 本校の国際教育の取り組みが、しっかりと生徒の表現力と夢の実現力として結実していることが、改めて示される機会となりました。
■ 中高それぞれの立場から語られた「夢」「挑戦」「未来」
プレゼンテーションでは、まず中学生代表が登壇し、「世界で活躍する人になりたい」という夢を持って立命館宇治中学校に入学したこと、そして毎年8月に実施されているブリスベンでのホームステイ研修に対する期待を、明るく前向きな語り口で伝えました。続いて登壇した高校生代表は、中学時代にコロナ禍で海外研修が中止となった悔しさを語りつつ、それを乗り越えて高校で1年間のオーストラリア留学を実現した経験と、そこで得た学びについて真摯に語りました。さらに、現在はその経験を活かして海外大学進学を目指していることを熱意を込めて発信しました。
■ 茶道による文化交流――心を伝える「おもてなし」
翌7月18日(金)には、同パビリオン内にて茶道を通じた文化交流会が行われ、本校生徒が来賓の皆様に対し一服のお茶を心を込めてふるまいました。 所作の一つひとつに日本文化への敬意とおもてなしの心を込めた対応に、来場者からは「形式だけでなく温かい心が伝わった」「日本の若者と直接ふれあえて素晴らしい体験だった」との声が寄せられました。
■ 世界とつながる学びを、これからも
今回の経験を通じて、生徒たちは言語だけでなく文化・精神を通じた深い国際理解を体感しました。 立命館宇治中学校・高等学校では、今後もこうした機会を大切にしながら、生徒一人ひとりが世界とつながる力、世界に発信する力を育んでまいります。