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【SSH】本校の高校3年生が計測自動制御学会2021で発表

2021.09.07

9月4日(土)、計測自動制御学会が開催され、ライフエンジニアリング部門シンポジウム2021(LE2021 オンライン)の「人のこころを知る技術の未来展望・高校生国際セッション」で本校高校3年SSGクラスの16名がタイMahidol Wittayanusorn School(MWIT)の高校生とともに共同発表を行いました。
ライフエンジニアリング(LE)部門は、計測自動制御学会(SICE)にある6部門の一つであり、今回開催されたLEシンポジウムは部門の最大年次行事で、LE部門設立前の行事であった生体生理工学シンポジウムから積算すると36回目の開催となるそうです。
本校では6月に立命館大学理工学部との連携プログラムの一環としてタイの連携校とともに国際Workshopを実施しました。その際に代表に選考された5つのグループが今回の学会で発表を行うという栄誉を与えられました。
本番は大勢の大学の先生方や研究者の方に聞いていただきながら、どのグループも堂々と英語での発表と質疑応答を行うことができました。高校3年生は昨年より様々なオンラインでの発表や国際交流の機会に積極的に参加してきており、このような形態の発表や質疑応答においても自分の意見を臆せず表現することができるようになってきました。コロナ禍により本校でもオンラインでの交流が急速に普及してきましたが、今の高校生が大人になるころには、このようなオンラインでのコミュニケーションはなくてはならないものになっているでしょう。直接会うことができないからその代替ツールとしてのオンライン、と考えるのではなく、対面に加えてオンラインをどのように活用し、そのメリットを生かしていくのか、その強みと弱みをよく理解しながら、将来様々な舞台で活躍するための経験を積んでいってほしいと願っています。
力強い結論を述べたGroup 10が最優秀の賞を受賞することができました。近未来のコミュニケーションのあり方を自分達の問題として考える貴重な機会となりました。お世話になりました多くの先生方に感謝申し上げます。11月開催のJSSF Onlineに向けても、生徒たちのますますの活躍を期待しています。

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