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【SSH】本校生徒がシンガポール国立大学主催オンライン脳科学コンテストに参加しました

2022.06.20

 5月30日(月)から6月3日(金)の5日間、高校3年生1名と高校2年生3名の計4名が、シンガポール国立大学が主催する、国際的な行事であるSTEP Brain Campに参加しました。コロナ禍以前はシンガポールで開かれていたコンテストですが、今年度はオンラインで実施され、シンガポールに加えて、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ブルネイ、ラオス、カンボジア、バングラデシュ、インド、日本、韓国の11カ国から136名の高校生が参加しました。本校は日本からの参加校として第1回から招待を受けています。
 5日間を通して、脳と聴覚の関係、脳と細胞の関わり、脳とAIの関わりなど、脳科学と人工知能の関連性をテーマとした様々なオンライン講義が行われました。実習として、簡単なディープラーニングモデルの構築と展開を実際に体験したり、事前に郵送されていたキットを使用して、脳と筋肉の関係をアプリで視覚化しレースを行ったりする取組もありました。シンガポールのバーチャルツアーなどのアクティビティもありました。最終日には、国際的なチームで協力して作成したプレゼンテーションを共同発表しました。
 講義はどれも高校生にとって非常に難しい内容であり、参加生徒は苦労しましたが、海外生徒と共同のプレゼンテーション作成の作業などを通し、新しいことに挑戦する時間となりました。


【参加生徒感想】
  • 専門的な内容の講義が主なので自分の知識不足もあり遅れをとる部分もありましたが、その分事前学習をしっかりして内容が理解できた時はとても嬉しく、充実感・達成感ともに味わうことができました!最終日のプレゼンテーションではグループの人たちと積極的に関わり一つのものを完成させるなど、参加していなかったら得られない知識や経験を増やすことのできる一週間となりました。

  • この一週間は本当に英語漬けで精神的にも身体的にもかなり疲れましたが、とても実りのある5日間でした。国際交流をするたびに思います。一番大事なのは英語力ではなく一歩踏み出す勇気だということです。自分の英語力のなさを実感するのは本当にしんどくて、辛いからこそ勇気を出して伝えた言葉は計り知れないほど価値のあるものでした。目標にしていた賞には届かなかったけれど、一から作り上げたプレゼンテーションのスライドや、時間はとても価値のあるものとなっています。

  • 国際的なプログラムにあまり高1までは積極的に参加できなかったので、今度こそはと参加したブレインキャンプ。海外のプレゼンテーションのレベルの高さ、言語の壁など様々なことで挫折しそうになったけど、それでもとても自分にとっていい経験になりました。貴重な経験をすることができて本当に良かったです。

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