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SGH Philippine Science High School Eastern Visayas Campusの現状について、講演をしていただきました。

2014.11.12

昨年の11月に大きな台風の被害にあったレイテ島にある、フィリピン・サイエンス・ハイスクールのイースタン・ビサヤ・キャンパス。

昨年度のJSSFに来ておられた際に、ちょうど台風で、大きな被害が出て、その時に来ておられた先生も「家が流された」と言っておられ、とても心配をしていました。 昨年度には、募金をつのり、本校から、復興のためにと寄付もさせていただきました。

今年度、1月には、本校SGHの「フィリピン研修」の取り組みとして、レイテ島を訪れ、台風災害の現状や復興の状況を調査するとともに、フィリピン・サイエンス・ハイスクールの高校生と交流をし、将来に向けて自分たちは何ができるのかともに考えてこようと企画しています。

11月12日(水)、日本に来ておられた、Philippine Science High School Eastern Visayas Campus の Director である、ガーナンス氏から、高校2年生のGLコースの生徒に講演をしていただきました。

まだ台風の災禍はそのままのところが多く、台風の強烈な風によって飛ばされた屋根も、一部の校舎では、まだない状態ということでしたが、災害から立ち直り、明るく未来を向いて一歩ずつ進もうとしておられる姿勢に、生徒たちも感銘を受けていました。

1月のフィリピン研修には、このGLコースの生徒が10人程度参加する予定です。
実際に、見て、触れて、現地の高校生たちとともに考え、地球規模で未来を考える力をつけてほしいと願っています。