ニュース

SSH ハワイ島で行われた2015 Pacific Astronomy & Engineering Summit(PAES)に参加

2015.08.12

Super Science High School (SSH)
2015
年 国際科学イベント招待報告
Pacific Astronomy & Engineering Summit 2015

 

 2015 Pacific Astronomy & Engineering Summit(PAES)に参加しました


  720日(月)~724日(金)にハワイ島で行われたPacific Astronomy and Engineering Summit (PAES)に、本校から、3年生1名、2年生2名が参加しました。この取り組みは2013年から行われており、今年で3回目になります。このサミットはハワイ島に設置が計画されているTMTプロジェクト(口径30mの天体望遠鏡建設)に携わっている日本、USA、カナダ、中国、インドの5カ国から、将来を担う高校生を集めての科学教育の取り組みで、今年は8校が参加して開催されました。

PAESの会場は、Imiloa Astronomy Centerを主会場として開催されました。

各国の研究者からの講演を受けて、各校の代表生徒による研究発表が行われました。本校からはオーラル発表と文化発表を行いました。また、ハワイ島にある火山を訪ね、溶岩台地の上を歩くなど、大変貴重な体験もさせてもらいました。

ワークショプでは参加生徒が、国や学校を超えてグループを作り、科学を題材にしたいろいろな課題に取り組みました。特に4日目、5日目にかけて行われた「Engineering Design Brief」の取り組みでは、ジェットコースターを作り、大会を行いました。また、3日目のワークショプでは各自が望遠鏡を作り、2000メートルの所から星を見ました。中には、金星、木星、土星だけでなく、その環も見られた人もいました。そして、火星にあるロボットと同じようなロボットを動かすためのプログラミングなどもグループごとに取り組むなど、非常に充実したプログラムを生徒たちは体験しました。

プロジェクトを達成するためには、グループの中でのチームワークが不可欠です。参加した生徒たちは、これまでに身につけてきた科学の知識・応用力や英語力を存分に発揮するべく、真剣なまなざしで議論を交わしていました。すべての取り組みの後に行われたFarewellパーティーでは、一週間を共にしてきた参加者同士が別れを惜しむように、盛んに交流を深めていました。