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SGH 高校1年生の2人が「第9回全日本高校模擬国連大会」に出場

2015.11.19

Super Global High School (SGH)
模擬国連の取り組み報告

SGH 高校1年 GJクラスの2人が 

第9回全日本高校模擬国連大会に出場しました


1114日~15日の2日間、国際連合大学にて第9回全日本高校模擬国連大会が開催され、本校1年生GJクラスの于愛佳さんと西村龍羽君が出場しました。

 

今大会の議題は「国際移民と開発」(International Migration and Development)で、本校生徒の2人はブラジル大使として議論に参加しました。特に、頭脳流出と不法移民に関する問題解決を目的とし、政策案を考え、会議に臨みました。1年生ながらにして、初参加とは思えない程、準備段階から多大なる時間と努力を注ぎ、当日の議場においても論点を絞り自国の主張を表現することができました。また、2日間にわたる会議では他校の生徒の知識量や積極的な交渉力にも刺激を受けたようです。非常に貴重な経験となり、学びの多い機会になりました。今回の模擬国連参加をきっかけに、次年度も引き続き模擬国連等の全国レベルでの大会に挑戦し、一層世界の諸問題に目を向け、将来グローバル舞台において活躍してくれることを願っています。


 以下、生徒の感想を紹介します。

2日間大変だったけれど、とてもいい経験になりました。様々な立場や状況の国が集まっている中で妥協点を見出したり、お互いの国益につながるように交渉したりすることで、議題についてもより深く考えていくことができました。白熱した議論で、結果的に私たちが思うような決議案も提出でき、本当に良かったです。でも、事前の準備から予定ギリギリにやっていたので、もっと余裕を持って準備をすることや、グループをまとめられるようなリーダーシップも今後はつけていきたいです。今回様々な面で支えて下さった先生方に感謝したいと思います。」(于さん)

2日間の模擬国連の経験は、自分の中の大きな財産となりました。初日は自分の言葉足らずで他の国からコンセンサスを得られなかったり、聞くだけになって時間が過ぎてしまうこともありました。しかし、他の国が何か助けてくれる訳でもありません。自分の力不足を最も感じたときでした。その悔しい思いから、2日目は小さなことでも発言するようにして最後に提出する決議案に自分の意見を盛り込むことができました。知識は勿論必要ですが、それだけではよい結果は出せません。協調性や積極性、問題発見能力など様々な力が揃って初めて他の人に認められる意見を出すことができます。国際社会で求められる人材となるためにも、今後の高校生活を通じてこれらの能力を身につけ、高めていきたいと思います。」(西村君)