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高3 「課題研究」成果発表会を実施

2016.01.19

SSH SGH
高校3年生による「課題研究」成果発表会を実施
2016.1.14
 1月14日(木)、高校3年生全員(MSコース除く)が取り組む「課題研究」の成果発表会が行われました。
 この課題研究の授業は、大学・社会で役立つ「自主性」や「探求力」を伸ばすことを目指して、高校2年から2年間で取り組むよう設定されています。2年生前半ではデータ収集や分析、発表など課題研究に必要なスキルを学び、2年生の後半からは各自(あるいはグループ)が独自のテーマを設定し、約1年間にわたって研究を行います。この日は高校3年生による計247テーマの研究成果の発表が行われました。
 前半の口頭発表の部では,学年から選ばれた12テーマが2会場に分かれて研究成果のプレゼンテーションを実施しました。発表の中には英語で行われたものも多く,質疑応答も英語で行われる場合もありました。
 後半のポスター発表の部では,計247テーマすべての研究ポスターを2Fのアトリウムに展示し,前半・後半に分かれて発表を行いました。また、あとに続く高2の生徒も聴衆および一部発表者として参加しました。
 助言者として学外からお越し頂いたスーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)やスーパーグローバル・ハイスクール(SGH)の運営指導委員の先生方からも「一部の生徒だけではなく,学校全体として課題研究に取り組むことが素晴らしい」,「精力的に取り組んだ生徒たちは各大学できっと活躍してくれる」、「生徒たちの頑張りはもちろん、先生方の指導力も評価できる」等のコメントをいただきました。
 「与えられたものをこなす」だけの生徒ではなく、「自ら課題を発見し、新しい価値を創造できる」人間を育てる学校に。
Beyond Bordersをめざす立命館高校の挑戦はまだまだ続きます。

<口頭発表の部>
第1会場(CEコース、GLコース)
① 日本企業が生きるこれからのグローバル社会の道
② 先延ばしする人の共通点 ~立命館高校生の特徴~
③ 京都でリノベーションが流行っている理由
④ International Cooperation through Tourism: Is it Really beneficial for Developing Countries?
⑤ How Should Japan Control Its State Information to Its Citizens? :Freedom of Press and Secret Information Protection Act
⑥ Think about Territory Problems of Japan The best way to solve them Consider from World Territory Problems
第2会場(SSコース、SSGコース)
① 納豆の粘りの中に含まれるポリグルタミン酸による水質浄化
② 合成洗剤が植物に与える影響  
③ リーゼガング現象 ~三角フラスコを用いて~
④ ツマグロヒョウモンの適応戦略
⑤ ピゾ数の図形表示に関する一考察  
⑥ 人の密集によるボトルネック渋滞と壁によるその緩和策




<ポスター発表の部>