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ハワイ島で開催されたScience Fairへ参加

2013.08.08

7月23日~26日、Hawaii島で開催されたPacific Astronomy and Engineering Education Summit(PAEES)に本校から生徒3名、教員2名が参加しました。

このSummitは、ハワイ島で2021年に稼働を目指しているThirty Meter Telescope (TMT)計画のグループにより構想され、ハワイ大学ヒロ分校、Imiloa宇宙センター、すばる天文台がサポートして開催された取り組みです。TMT計画には日本(国立天文台)、米国、カナダ、中国、インドの研究者が関わっており、このSummitではこれらの国の次代を担う高校生へ夢をつなぎたいということから、この5カ国から9校の高校生が招待されました。本校がこれまでお世話になっているハワイ大学のHawaii Space Grant Consortium教育コーディネーターのArt Kimura氏(退職教員で、元宇宙飛行士訓練生、大統領による優秀教員表彰を受けておられる)とのつながりで招待を受けました。ハワイ島は天文、火山、海洋等の科学研究の最先端の島であり、多くの得難い経験が得られました。

5か国の高校生が国を越えてチームを組み、様々なアクティビティーに取り組みました。自分達で作ったロボットを使って玉を集める競技、重力の小さい他の惑星を想定してドリルで発泡スチロールのボールに深く穴をあける競技など、発想力やチームワークが試されるアクティビティーが行われました。各校からの研究発表も行われ、本校からは3年生の岡本紗也加さんが「折り紙を用いた星型多角形・多面体についての考察」についての発表を行い、その内容・英語力ともに、各校の生徒、先生方から絶賛を受けました。エクスカーションとして、マウナケア山のONIZUKA宇宙センターにおいて星空の観測や、キラウェア火山での溶岩や火口の観察等、ハワイ島ならではの貴重な体験も経験しました。

生徒達はこのサミットの後、本校と親密な交流を行っているWaiakea High Schoolの生徒宅にてホームステイをさせていただきました。