ニュース

全国数学生徒研究発表会でSSコースの生徒3名が研究発表

2013.08.30

2013年8月24日実施

大阪府立大手前高等学校がSSHの科学技術人材育成枠事業として主催する数学に関する高校生の研究発表会(マス・フェスタ)が8月24日(土)、大阪のエル・おおさかで開催され、全国から約300名の高校生、教員、研究者、教育関係者らが集いました。これに、本校SSコース3年生の川本和くん、田中涼音くん、細見真矢くんが参加し、研究発表を行いました。発表テーマは「因数と循環節の2分割和についての研究」(川本和・田中涼音、口頭発表とポスター発表)、および「コーヒーカップの描く奇跡」(細見真矢、ポスター発表)でした。口頭発表した川本くん・田中くんの発表についてコメンテーターの先生から、「面白い研究」「法則を見つけて予想を立てるという研究の基本を踏まえた良い研究」「何に役に立つか、応用面まで考えてみてはどうか」などの講評をいただきました。細見君の研究は遊園地遊具のコーヒーカップの三重複合回転運動の解析ですが、「もう少し単純化したモデルで考えてはどうか」などの助言をいただきました。今後の研究を進めるうえで参考にすべきヒントを得られました。また、数学の課題研究を行っている全国の生徒たちとの交流も大いにできました。

このような貴重な研究発表の機会をお世話いただきました大手前高等学校の皆様に心から感謝いたします。