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SSH シンガポールでのSunburst Barin Camp 2017に参加

2017.06.10

SSH シンガポールでのSuper Science High School(SSH)
SSH海外派遣報告

シンガポール STEP&NUS  Sunburst Brain Camp 2017に参加 

6月4日から10日までの1週間にわたり開催された、シンガポールでのSunburst Brain Campに、日本代表として招待されていた立命館高校の2年生SSGクラスの2名、1年生GJクラスの2名が参加しました。 このBrain Campは、シンガポール国立大学(National University of Singapore:NUS)の全面的な協力のもと、最先端の脳科学について、大学教授や研究者の講義やワークショップを通して、見識を深めると共に、高校生たち自身が与えられたテーマについて、調査・研究したことについて発表し、学び合うプログラムです。 

今年度は日本を含むアジア14カ国と、シンガポールの高校が参加しました。本校は日本代表として参加しました。3月末から与えられたテーマについて調査・研究を行い、リサーチペーパーを作成し、プレゼンテーションの準備をしてきました。  1日目から4日目までは講義やワークショップを受けました。最初の講義は脳に関する基礎的な内容で、生徒たちにとって、最先端の内容を学ぶための良い学習になりました。また、今回のBrain campの多くは脳と病気に関するトピックに焦点をあてた内容で、聞いたことのある病気の詳細なメカニズムや症状を知ることができました。さらに、NUSの研究室を訪問し、実際に研究に用いられている高額な機器やマウスの海馬を見せてもらいました。ワークショップではアクティブグループで活動しました。

グループの半分はシンガポールの生徒ですが、参加した各国の生徒とともに一致団結して作業に臨んでいました。本校の参加生徒もたくさんの友人を作り、滞在中はルームメイト・チームメイトと共に交流を深めていました。  5日目はリサーチ発表会でした。アジア14カ国とシンガポール選抜3グループの計17グループによる発表でした。各チームはそれぞれのテーマに沿って分かりやすく、かつ専門的な内容も加えた発表を行っていました。本校は「Alzheimer's disease」というテーマについて、研究論文を調べ、医者にインタビューを行い、内容をまとめ、そこから考察したことを発表しました。 

脳科学について学び、海外の友人を作り、英語で研究内容を発表するという、大変貴重で多くの体験ができた研修となりました。