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SSH タイMWITS生徒が本校で科学研究発表

2018.04.25

Super Science High School (SSH)
20182018MWITS生徒が科学研究発表

 

タイ Mahidol Wittayanusorn School(MWITS)生徒が本校で科学研究発表

 

 

本校3SSGクラスの生徒を対象に、タイのMahidol Wittayanusorn Schoolから来校中の生徒が科学研究発表を行いました。「Alzheimer's Patient Care Assistant Application」と「Developing program to detect human using information in video with deep learning」の二つの研究発表が行われました。二本とも高校生とは思えない大変レベルの高い研究内容であり、また堂々とわかりやすい発表の仕方で聴衆をひきつけました。発表後は本校生徒から多くの質問がなされ、活発な質疑応答の時間となりました。

 

聴衆として参加した本校生徒の感想として、一つ目の発表に関して、「この発表を聞いて、人を識別したり認証したりする技術を知ることは本当に大切なことだと思った。この研究は社会に貢献できるようなテーマで素晴らしいと思う。パソコンやプログラミングの知識があればもっと理解を深めることができたと思うと悔しかった。」「私たちの身近にある監視カメラの顔認証システムを基にしたのはとても新鮮で面白いと思いました。自分のアイディアでカラーの写真を白黒にするのはとても良いと思いました。0.1秒間に取る枚数によって成功率が変わるなんて驚きでした。」二つ目の発表の感想として、「高齢化社会が進んでいくということからアルツハイマーの30年先のことを考え、そしてスマホのアプリを作ろうという発想がすごいと思った。とても実用的だと思った。細かな工夫もたくさんあって参考になった」「彼の聴衆と自分との間に壁を作らないプレゼンの仕方はこれからの私たちの発表づくりに非常に役立つ良い経験となった。またアプリケーションと病気の課題を結びつけるテーマの発見の上手さに驚きました」などと述べています。

 

立命館高校では高校2年生からMSコースを除く全コースで課題研究活動が始まります。SSGクラスの生徒は3年の11月に本校で開催される国際行事であるJapan Super Science Fairで全員が英語での研究発表を行うことになっており、それにそって日々の課題研究や英語の授業の内容が組まれています。今回のMWITS生の質の高い科学研究に刺激を受け、この後の研究活動にさらに力を注いでくれることと期待しています。