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第5回立命館大学実践教育学会研究大会を開催しました!

2021年1024日(日)、「多文化共生時代の教育実践を考える」をテーマとした第5回立命館大学実践教育学会研究大会をオンラインで開催しました。全国各地から140名を超える現職教員、大学教員、本研究科修了生や学生などの参加申し込みがありました。

 
 本学教職大学院が臨床教育、教育方法・学習科学、国際教育という3つのコースによる教学展開をしていることもあり、毎年これらのコースに関わるテーマを設定して研究大会を開催しています。本年度は国際教育コースに関わる講演会とシンポジウムを企画しました。

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 第1部は「実践報告会」として、本研究科修了生の宍戸寛昌先生(立命館小学校教諭)「『失敗から学ぶ』教師の成長」と平林拓也先生(立命館中学・高等学校教諭)「教職大学院での経験を生かした実践と報告」でした。教職大学院での学びと学校現場での実践に結び付いた報告でした。現職教員や学生の皆さんにとっては貴重な報告であったのではないかと思います。

 第2部の「講演会」では、森茂岳雄氏(中央大学文学部教授)による、「多文化共生時代の学校づくり-多様性の尊重と社会正義の実現に-」というテーマで、さまざまな事例や調査をもとにした報告がなされました。オンラインでのブレイクアウトセッションでは、「多文化共生とは何か」を学校教育においてどのように対処していけばよいのかを話し合いました。各グループ熱のこもった話し合いがなされました。

 第3部は「シンポジウム」として、「多文化共生時代の教育実践」というテーマのもと、山田文乃氏(立命館大学産業社会学部講師・元大阪市小学校教諭)、孫 美幸氏(文教大学国際学部准教授)をお迎えし、それぞれの立場からの報告がありました。参加者から多くの発言もあり、質問や意見表明など行われ、議論の盛り上がりに時間を忘れるほどでした。

参加者アンケートには「多文化教育、多文化共生教育について、理論と実践の双方からお話を伺うことができ、勉強になった」「多文化共生時代の学校づくりを考えるときの視点について、改めて考える機会になった」「今後、勤務先でも採り入れてみたい」など感銘を受けた旨、アンケートの声が寄せられていました


来年度も興味深いテーマを企画し、多くの皆様の参加を期待しております。