教職研究科

　７月５日、「国際教育の理論と方法」のフィールドワーク（ＦＷ）で立命館守山中学校・高等学校を訪問しました。ユネスコスクールに認定されている立命館守山高等学校は、高校一年生ではJICAエッセイコンテスト、高校二年生では海外研修、高校三年生では学校設定科目の「国際協力」の授業など、特色ある取り組みをされています。当日は、副校長先生からお話を伺った後、教職研究科の現職教員院生でもある田辺先生から「立命館守山高等学校におけるESDの取り組み」についてお話をしていただきました。生徒に実際に行っているワークショップの体験、タイへの研修旅行の紹介など、具体的な実践内容について説明いただきました。また、先生のESDや国際化時代を生きる生徒への思いについて、熱く語っていただき、国際教育の大切さを再認識する貴重な時間となりました。

　ＦＷ終了後は、タイ研修旅行の事前指導の一環として行っているタイ料理を試食する会を体験させていただくという、ＦＷのオプションイベントまで企画いただきました。

　翌日の大学院の授業では、ＦＷの振り返りを行いました。ゼミごとに、気がついた点や田辺先生のＥＳＤの実践の取り組みの特徴などを整理し、クラス全体で交流しました。それぞれの班が違った視点から発表を行うとともに、田辺先生からも補足説明いただき、深い学びになりました。

　今回のフィールドワークで学んだことを自らの実践でも活かしていけるよう勉強に励みたいと思います。立命館守山中学校・高等学校の皆様、貴重な機会をありがとうございました。

（Ｍ１　谷口祐也）