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「教育実践探究フォーラム」を開催しました

 223日(日)に、2019年度「教育実践探究フォーラム」が「教員養成・研修における教職大学院の役割を考える」のテーマを掲げて、キャンパスプラザ京都にて開催されました。フォーラムには、千葉、山梨、鹿児島、愛媛、三重など遠方からの方も含めて80名を超える参加者がありました。

第一部は、石黒正員さんと高岡侑平さん(ともに2回生)の司会により、まず、「教学のまとめ」と「FD活動」について、それぞれ森田真樹教授、井上雅彦教授から報告しました。次に、西原丈人さん(臨床教育)、稲葉亜紀さん(教育方法・学習科学)、平林拓也さん(国際教育)が2年間の学びの軌跡と自らの実践研究の概要を語りました。各15分という短い時間でしたが三コースの特色が的確に紹介されていました。西原さんの「かちっとではなく、ほわっとした指導」(「臨床教育の授業で心に響いた言葉」第1位)、稲葉さんの「授業のスキルやコツではない…〝即戦力〟や小手先ではない学び」、平林さんの「世界の子どもたちの現状を知ることによって、日本の子どもたちを取り巻く教育問題を改めて認識する」という報告が印象的でした。

第二部は、「教員養成・研修における教職大学院の今後の役割と課題」と題するシンポジウムを行いました。三石初雄先生(東京学芸大学名誉教授)、浅井和行先生(京都教育大学副学長)と本研究科春日井敏之科長の3名のシンポジストによる報告・提言をもとに、森田副研究科長のコーディネートにより活発な議論が行われました。共通する課題は、教職大学院における研究の質を「実践との往還」(「追随」ではなく)により、どう高めていくのか、であったと思います。シンポジストからは、「〝学び続ける教師〟から〝考え続ける教師〟」、「研究的実践者・実践的研究者としての教師」、「教師は研究者である」などの提起がありました。また、春日井研究科長は、本教職大学院独自の課題として、私立学校教員の養成・研修機関としての役割を提起しました。

 今春、本教職大学院は2度目の修了生を送り出します。来年度、第3回目になる「教育実践探究フォーラム」が、多くの修了生の参加を得て、さらに充実したものとなることが大いに期待されます。