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インタビュー

ワーキングに参加し、自分たちの手で立命館大学を良くしていきたい

 

上木 優

さん(経済学部4回生)
授業改善の支援に向けた調査・検討ワーキング 参加学生

授業改善の支援に向けた調査・検討ワーキングを知ったきっかけは何ですか。

 私はもともと、学生が参加する大学の教育や自治に関わる活動に興味を持っていて、2回生の時にはオリター活動に参加していました。3回生の6月に、在学生向けのメールマガジンで授業改善の支援に向けた調査・検討ワーキングがあることを知りました。
 また、ワーキングの窓口となっている大学教育開発・支援センターに私が所属するゼミのOBの方がおられました。学生が大学でどのように教育を受ける義務を果たすべきなのか考えたいと思っていたところ、そのOBの方からワーキングの活動内容を紹介され、話を聞いているうちに本格的に参加したいと思うようになり、ワーキングへの参加を決めました。

具体的にどのような活動をされているのか教えてください。

 教職員と学生が集まり、月1回開催される授業改善ワークショップでの議論が主な活動です。毎回、授業中の私語問題や授業を通じてどのような学生を育てていくかといった授業環境に対する課題に沿って教職員や学生が意見を出し合います。この活動の一環で、学部を横断して学生活動におけるファシリテーターを育てる科目も生まれました。また様々な問題を学生の力でいかに解決するか、学生メンバーだけの話し合いも行っています。
 現在ワーキングに参加している学生は約10人です。ワーキング全体で見ると教職員の割合が多く、学生の参加はまだ少数です。回生によって出てくる課題や視点が異なるので、もっと幅広い学生の参加を期待しています。

ワーキングに学生が参加する意義はどこにありますか。

 学生の教育を受ける権利と義務を考える現場に学生の立場から接することは、意義深いです。先生の授業のやり方について、例えば授業中に教員と学生のコミュニケーションをよりうまくとるにはどうすれば良いか、学生に伝わりやすい視聴覚機器の活用方法などについて、学生の立場から意見を出します。そうすることで、「こんな教え方もあったのか」と学生から見た、知的好奇心が刺激される授業スタイルの提示が教員に対してできる点でも、学生が参加する意義があると考えています。
 ワーキングのやりがいは、学部の枠を超えて幅広い意見に接し、話し合うことができることです。立命館大学を良くしていきたいと考えているメンバーと一緒に議論することで、考えが深まり、自分自身の成長にもつながります。また、ワーキング参加以前は先生の教え方によっては授業を聴く姿勢が怠けていた部分もありましたが、教え方はそれぞれの先生のスタイルだと感じるようになりました。それより先生が学生に身につけさせたい力は何なのかを、自らで深く考えるようにもなりました。

最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします。

 授業や大学に対して何らかの意見を持っているのであれば、このワーキングは教職員の方々と直接話ができる貴重な場になると思います。一人ひとりの意識が大学や授業のあり方を変えていく力になると思うので、問題意識と責任感を持って主体的に取り組みたい学生がワーキングに加わってくれると嬉しいです。

取材・文山元裕介(経営部3回生)
[基本情報]
授業改善の支援に向けた調査・検討ワーキングとは
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[インタビュー]
上木 優 さん
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