■ 授業改善の支援に向けた調査・検討ワーキングを知ったきっかけは何ですか。
私はもともと、学生が参加する大学の教育や自治に関わる活動に興味を持っていて、2回生の時にはオリター活動に参加していました。3回生の6月に、在学生向けのメールマガジンで授業改善の支援に向けた調査・検討ワーキングがあることを知りました。
また、ワーキングの窓口となっている大学教育開発・支援センターに私が所属するゼミのOBの方がおられました。学生が大学でどのように教育を受ける義務を果たすべきなのか考えたいと思っていたところ、そのOBの方からワーキングの活動内容を紹介され、話を聞いているうちに本格的に参加したいと思うようになり、ワーキングへの参加を決めました。
■ 具体的にどのような活動をされているのか教えてください。
教職員と学生が集まり、月1回開催される授業改善ワークショップでの議論が主な活動です。毎回、授業中の私語問題や授業を通じてどのような学生を育てていくかといった授業環境に対する課題に沿って教職員や学生が意見を出し合います。この活動の一環で、学部を横断して学生活動におけるファシリテーターを育てる科目も生まれました。また様々な問題を学生の力でいかに解決するか、学生メンバーだけの話し合いも行っています。
現在ワーキングに参加している学生は約10人です。ワーキング全体で見ると教職員の割合が多く、学生の参加はまだ少数です。回生によって出てくる課題や視点が異なるので、もっと幅広い学生の参加を期待しています。
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