2020.07.31 TOPICS

“SERIESリベラルアーツ:『自由に生きるための知性とはなにか』”第一弾「差別ってなんだろう?~#BlackLivesMatterを通して考える~」開催

 立命館大学教養教育センターでは、コロナ禍により大学の授業がWEBで行われる中、今まさに起こっている社会問題や若者の悩みに対して、学生と教員がもっとフラットに出会い、自由に語り合う場を生み出したいと考え、 “SERIESリベラルアーツ:『自由に生きるための知性とはなにか』”をスタートしました。

 7月24日(金)、その第一弾として、「差別ってなんだろう?~#BlackLivesMatterを通して考える~」と題し、ゲストに坂下史子文学部教授と南川文里国際関係学部教授を迎え、オンライン配信により開催しました。

 アメリカで2020年5月25日、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に首を押さえつけられて亡くなるという事件が起きました。以降、世界各地で、“Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)”を掲げた抗議デモが広がっています。今回の企画では、抗議デモの背景やメッセージ、制度的人種差別と人種ステレオタイプ、日本での報道のあり方の問題、といった多岐にわたる論点を取り上げ、差別とはなにかについて考えました。事前に届いた約100件の質問を踏まえた発表ののち、質疑応答も行いました。

 この企画には、400名を超える申込みがあり、そのうち半数が立命館大学、立命館アジア太平洋大学の学生・院生で、高校生や一般の方から参加も多くありました。大学で学ぶことの意義や、教養/リベラルアーツとは?という問いについても深めることができ、参加者の皆さんからは以下のような感想が寄せられました。

「国際関係学部 南川文里教授(専門分野:社会学、国際移民研究、アメリカ研究)」
「国際関係学部 南川文里教授(専門分野:社会学、国際移民研究、アメリカ研究)」
「文学部 坂下史子教授(専門分野:アメリカ研究、アフリカ系アメリカ人の歴史と文化)」
「文学部 坂下史子教授(専門分野:アメリカ研究、アフリカ系アメリカ人の歴史と文化)」

参加者の皆さんからの感想(抜粋)

・考えることを止めず、このBlackLivesMatterに関することはもちろん、様々な分野での更なる追求をしていきたいと思います。
・BLM運動について、歴史的な背景を踏まえて説明してくださったので、これまでメディア等から得ていた情報よりもわかりやすく、納得しながら聞くことができました。
・差別は「心の問題」だけではなく、歴史や制度の問題だということを改めて理解することができました。今回の企画を視聴し、差別をなくすにはどうしたらよいか、また今後の大学での学びについてもしっかり考え直す機会となりました。 ・問題を表面的に見るだけでなく、「歴史」や「数字」を鑑みて深く考えることの重要性に気が付くことができ、これからの大学での学びにも活かしていこうと感じた。
・自分の専門分野じゃないからと学ぶことをやめるのではなく、「社会でどのようなことが起き、自分はどう考えるのか」ということに向き合っていくことの重要性を感じることが出来た。
・大学進学に向けて準備をしていくので、様々な専門の教員や友人との出会いを通して、現在の社会に混在する問題をとことん考えて、変えていけるように行動していきたい。
・二人で微妙に意見が異なるところ(racismをどう訳すかなど)があることがわかり、大学の学びは正解を求めるものだけのものではないということが、講師の態度からも伝わったのではないかと感じました。

 本企画の録画映像は、編集のうえ、YouTube「Ritsumeikan Channel」にて公開を予定しています。
 公開日や、次回“SERIESリベラルアーツ:『自由に生きるための知性とはなにか』”の告知は、教養教育センターホームページTwitterでご案内します。Twitterアカウントお持ちの方はぜひ教養教育センターTwitterをフォローしてください。

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