6月13日（日）、衣笠キャンパスにて、国際協力キャリアフェア in 京都2010を開催しました。この企画は、将来国際分野で働きたいと考えている人、興味のある人を対象にして、パネルディスカッションや、講演会など、実際に国際分野で働いている方々を招聘して行いました。

プログラム第1部は、NPO「地球のステージ」の代表理事を務めている桑山紀彦氏による語りと音楽で世界の様々な国の出来事を紹介しました。

その後のパネルディスカッションでは、4人の国際分野で活躍中のパネリストを迎えて、それぞれが経験した内容や、国際的に活躍しようとしたきっかけを発表しました。パネリストの成瀬猛氏（麗澤大学外国語学部国際協力専攻コース教授、JICA客員国際協力専門員）は、「国際協力を実際に行ってみると、日本の生活を見る目が変わった。いかに当たり前と思っている事が当たり前ではない世界がそこにはあった」と、国際貢献の中で学んだ事を述べられました。

最後に、これから国際分野で活躍したい人向けに一人ずつメッセージを述べられました。そのなかで、山元圭太氏（NPO法人かものはしプロジェクトサポーター事業部マネージャー）は「NGOでプロとして本気で関わりたいなら、何か自分自身の得意分野を武器に貢献していくといい」と、学生に激励を送りました。

会場には約350名が来場し、経験談に耳を傾けていました。

パネルディスカッションの様子	会場の様子