環境都市工学科 進路決定者
K. K.
理工学研究科 環境都市専攻 2回生
株式会社日立製作所
在学時のエピソード
在学時は研究活動と英語学習、そして気象予報士の勉強に注力しました。研究室では食糧生産に伴う水消費量およびその生産システムの持続可能性に関する研究をしていました。学部時と比べて最も印象的だったのは英語を使う機会が増えたこと。留学生とはもちろん学会や留学先で海外の友人を作り、英語でのやり取りが増えたことは自分にとって非常にプラスでしたし、将来の視野を広げる貴重な経験となりました。また在学中に自身の専攻に少しでも役立つのではと気象予報士を取得し、防災普及活動も経験しました。目標達成のために多くの困難を乗り越え、チャレンジした経験と学科の仲間で楽しく過ごした大学生活は何にも代え難い財産になっています。
今後の目標・夢
私たちの生活に欠かすことのできない水資源。普段何気なく使い、むしろ使えることがあたかも当たり前だと錯覚しがちですが、グローバルスケールで見れば満足な水の量・質が確保することができず困っている人たちが大勢います。理想的な水環境の実現には水処理を通した適切な量・質の確保はもちろん、持続可能な水利用を踏まえた計画も重要です。現状改善のためには長く遠い道のりを歩むしか方法はありませんが、大学で学んできたことを活かして、誰もがいつでも安心な水を利用できる世界にと考えています。