学部長挨拶

社会を見つめ、学び合い、踏み出そう未来へ

 2025年に創設60周年を迎える産業社会学部は、現代社会における国内外の諸問題に対して、社会学を軸とした様々な学問領域から総合的に分析し、その解明に向けて歩んできました。卒業生・校友は4万人を超え、実社会に触れて学んだ実践力と専門性を活かして多様な業界で活躍されています。
 ここ数年のコロナ禍、国際紛争、社会的孤立、貧困・格差など、具体的に解明しなければならない複雑な問題が私たちの前に立ちはだかっています。このような現代であるからこそ、社会の変化に敏感に応え、様々な知識を得て論理的に考える力を培うことが求められています。そして諸問題の解決に向けて仲間とともに語り合い、学びあって欲しいと考えています。
 誰もが安心して暮らせる平和な社会、多様性を認め誰をも取り残さない社会、そんな素晴らしい未来の構築に向けて、さあ一緒に踏み出しましょう。 

立命館大学産業社会学部長 黒田 学


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