留学生の声

2017年度、孔子学院の奨学金制度を利用して中国の大学に留学されたみなさんから届いたレポートの一部をご紹介します。

2018年6月

●重慶へ来てから10か月が経ちました。来月中旬には帰国かと思うと、楽しい時間のすぎるのはなぜこんなにも早いのかとなんだか寂しいものがあります。今月は、6月18日の【端午粽祭】に向けて粽包み(旧暦の5月5日)を体験しました。日本で端午の節句に食べる粽と言えばうるち粉で作った甘い餅を包んだ紡錘形のものですが、中国ではテトラパックの形をとったものを指します。中身は2種類に分けられ、甘くないもち米と蜜漬けの棗を包んだものと、肉と香辛料で味付けをしたもち米を包んだものがあります。日本国内で、既製品しか食べたことが無かったため、うまく形になるのかかなり不安でしたが、いくつも数をこなすごとに慣れ、最後の方は何とか形になっていたように思います。(四川外国語大学)

●最近は、授業も検定の勉強も一旦落ち着いているので、オシャレなカフェでアフタヌーンティーを楽しんでいます。上海は、日本と同じようにインスタ映えスポットが多く毎回の食事が楽しくなるような雰囲気や食べ物が多くあります。特にスイーツのお店が可愛くてお勧めです。同済大学からタクシーで約15分の所にある大学路というカフェ街には可愛いお店が多く並んでいます。ケーキの種類も豊富でさらにお皿まで可愛いのでぜひ訪れてほしいお店です。店員さんの対応も良く、テラス席もありました。上海には多くの大学がありますが、オシャレなカフェが多いのはそれぞれの大学周辺に多いと思います。詳しくは大众点评というアプリを見てみてください。このアプリは、日本で言うぐるなびやホットペッパーのようなアプリで非常に使いやすいです。(同済大学)

●6月は比較的ゆったりと過ごしていました。最近は果物屋さんによく通っており日本のスーパーではあまり見かけない普段食べることのできない果物を食べることが私の趣味になっています。果物屋さんの店員さんとも仲良くなり、中国語で世間話をしたりそのような毎日を送っていると、中国に来た当初のことをよく思い出します。“緊張して中国語を話すことが苦手だった私が、1年経った今では緊張せずに店員さんと話している”ということに成長を感じました。同時に、もっともっと中国語を話せるようになりたいなと改めて感じました。残りの留学期間、悔いなく思う存分現在の生活を楽しみたいと思います。(北京大学)


2018年5月

●5月になり気温はますます暑くなって来ました。実は、個人的なことですが、4月後半からずっと体調が悪く、授業もまともに行けていませんでした。39度の熱が下がらず、喉が腫れ、命の危険を感じ(笑)、病院へ行くと即入院。重度の扁桃腺でした。一週間入院することになり、中国では初めての入院だったので、とても不安でしたが、お医者さんや看護師さんも優しく対応してくださったり、大学の友人や先生方が毎日見舞いに来てくれました。みんなには本当に感謝しかないです。体調が悪くなっても病院にも行かず、自力で治そうとしていたのが原因で悪化したと医者に言われました。皆さんも海外で体調が悪くなったらすぐに病院に行ってください。(四川外国語大学)

●今月は、友人の結婚式に招かれるなんとも喜ばしい月となりました。友人というのは同じ四川外国語大学に留学中のベトナム人で、そのパートナーは地元重慶の方です。彼らは五年前日本留学中に知り合い、恋をし、今回めでたくゴールインしたとのことでした。冠婚葬祭にはその国のお国柄がでるものですが、日本の隣国である中国もその例外ではありません。今回結婚式に賓客として招かれた折、その違いを実感することが出来ました。(四川外国語大学)

●最近の上海は、天気が暑かったり寒かったりする天気です。雨も急に降りだすことも多くなってきました。雷とともに大粒の雨が降るので、登下校の時は非常に大変です。上海市はwe chatで上海市のアカウントが存在し交通状況及び天候の状態などが確認できます。私はそれを利用して毎日天気予報を確認しています。雨の日は、なるべく早く準備をして出かけることをお勧めします。さらに滴滴というタクシーのようなアプリは、雨の日に利用するとすぐにタクシーが手配できるわけではなく、順番待ちが発生しなかなかタクシーに乗ることができません。公共交通機関を利用するのがベストです。(同済大学)

●今月は、私たち留学生にとって一番大きな催しものとして演劇大会が行われました。各クラスごとにチームを組んでみんなの前で披露します。お題は特になく自由な形です。私たちのクラスは三等賞でしたが、みんなが満足できる演技ができたと感じています。 国籍も文化も違う人たちと一つのことを作りあげることはなかなか容易ではありません。なぜならば宗教に関わることもあるからです。そういった細かなところに対しても注意を払いながら発言しなければなりませんでした。演劇大会が終わった現在はとてもリラックスしており、残すところは期末テストだけとなりました。(北京大学)

●今月はクラス対抗の汉语大赛がありました。クラスごとに出し物を企画するのですが、私達のクラスは日本以外一人一人出身国が違ったので、各国の特徴を表現するという寸劇を発表することになりました。台詞を作る段階からクラスメイト全員で話し合うのですが、皆アイディア豊富なので様々な案が出ました。時には意見がぶつかり議論が生まれることもありましたが、各国の特徴をうまく表現出来る様な寸劇を作ることが完成しました。結果は3位でしたが、全力を出し切ることができたのでとても満足しています。大人数で1つのものを創り上げる事は容易ではありませんが、これを期により一層クラスの絆が強まったように感じます。とても大切な思い出になりました。(北京大学)

●5月は人生初の旅行ツアーに参加しました。これまでは自由に計画を立てることが出来る一人旅や友人のみとの旅行しか経験したことがなく正直初めから予定がしっかりと組まれているツアーで旅行することに、楽しめるかどうかの不安がありました。しかし、自分で予定を組むよりも楽だなと感じました。色んな大学からの学生たちや社会人の方々、さらに中国の人たちも参加しておりものすごく賑やかなツアーで、高校生以来の修学旅行のような気分ですごく楽しむことができました。ツアーならではの魅力を知ることができ、とても充実した旅行になりました。(北京大学)


2018年4月

●四月とは思えないほど暑い日が続いています。最高気温は35度でした。重慶の夏は特別暑いらしく、7月には40度を超えると教えてもらいました。重慶に遊びに来るなら、7月、8月は避けた方がいいですね。 今月は孔子学院の旅行で、重慶内にある黑山谷というところへ行って来ました。重慶ではとても有名な観光地で、「重慶・貴州地区の生態の宝庫」と呼ばれています。1.2時間かけて山を登りましたが、疲れることなく、とても自然を満喫でき、リフレッシュすることができました。重慶に来る際は、ぜひ黑山谷に行ってみてください。(四川外国語大学)

●4月になり、重慶では早くも夏の気配が感じられるようになりました。中国国内において、重慶は『炉の中にいるように暑い』という意味の【三大火炉】のひとつに数えられています。早ければ4月から真夏日に見舞われることがあります。現在、私の中国語のレベルは昨年9月のものと比べ、どうにか形にはなったかと思います。昨年の時点では、留学出発前に留学の先輩に教えて頂いた、『出力できるのは入力がしっかりとできたその次である』という言葉の意味を全く理解できていませんでした。しかし、その言葉通りのことが自分の身に起こってから、ようやくその意味を理解しました。はじめは淡々と授業を受けるだけだった自分が、今や積極的に先生に疑問を投げかけるようになった。我ながら未だに半信半疑ですが、7ヵ月の時間をかけて、貯めにためた中国語たちがやっと私の中から出てくるようになった、そんな状況です。(四川外国語大学)

●4月の初旬には、休みの日を利用して南京と蘇州へ旅行に出かけました。その時に初めて高鉄を利用してさらに、第1当座にも乗車できたので快適に目的地までいくことができました。蘇州では、以前の留学で知り合った方と会う約束をしていたので、一緒に蘇州観光をしました。休みの日ということもあって、観光客の方が多くいらっしゃいましたが、ちょうど花の開花のシーズンと重なっていたので、大好きな綺麗な花と蘇州の観光地を巡ることができて良かったです。(同済大学)

●残り3ヶ月となり、いよいよ時間が迫ってきたなと感じると同時に、留学終了後の事も具体的に動き出し始めました。また、あれをしておけば良かったなどの後悔は特にありませんが、過ごせば過ごすほど多くの可能性に気づき、帰りたくないというのが本心です。4月後半には上海海洋大学の教授と共に、同大学日本語専攻と日本人留学生の交流会を計画し、中国人学生30名ほど、日本人留学生15名ほど、総勢45名ほどの素敵な交流会を開催する事ができました。海洋大学は郊外に位置し、中心からは地下鉄で2時間ほど時間がかかりますが、会は非常に好評で、今後も交流の時間を作っていきたいと言う声があがっています。(同済大学)

●今月の上旬は香港へ旅行してきました。土日と授業休みが上手い具合に重なったためです。私は香港に行くことは初めてで、香港に着いてから感じたことは、英語と広東語を使っており、普通語はほとんど使わない印象を受けました。飛行機の中でも広東語でメニューを聞かれます。普通語で言ってください。と言わなければならない奇妙な光景でした。香港のレストランに入って一番驚いたことは、日本で食べるインスタントラーメンの出前一丁が、高級レストランでアレンジされて提供されていることです。同じインスタントラーメンなのに、場所、雰囲気、値段が違うだけで、美味しく感じてしまうことにびっくりしました。機会があればもう一度訪れたい国の一つとなりました。(北京大学)

●中旬には念願の西安へ行き、小学生の頃からいつか見ると決めていた兵馬俑を見にクラスの友人と中間試験終わりに行ってきました。実際に行くまでは正直兵馬俑以外にイメージが何もなかったのですが、皇帝統治時代の名残やイスラム教の方が多く集まるエリアなど興味深い場所ばかりでした。一番のお目当ての兵馬俑は期待通り、当時の秦の始皇帝の権威を感じさせられる素晴らしい場所でした。また夜にはその近くで行われる楊貴妃の恋物語を題材にした長恨歌というショーを観覧しました。これが予想以上に大迫力で今回の旅で兵馬俑と並ぶ印象を覚えています。毎度国内旅行に行って、中国の大きさ、歴史の深さ、各地の特色を感じます。帰国までに出来るだけ多くの中国を知る事ができたらいいなと考えています。(北京大学)

●4月は中国人の友達がいろいろな場所に連れて行ってくれました。この間は北京にある温泉に行ってきました。すごく痛いマッサージを受けたあとに入る温泉は最高でした。館内には畳の部屋や浴衣も置いてあり、まるで日本にいるような感覚でした。また映画館まであり、浴衣で映画を鑑賞したり、普段の忙しい日々とは一味違う、ゆったりとした幸せなひと時を過ごすことが出来ました。(北京大学)


2018年3月

●3月になり、新学期が始まりました。3月5日から授業が始まり、新しいクラスになりましたがクラスのメンバーは変わっていないので安心して授業を受けることができます。初級クラスから中級クラスに変わり、授業のレベルも少し上がって難しくなったので、置いていかれないように頑張りたいと思います。今学期はイタリアとタイからたくさんの生徒が留学に来たようで、毎日とても賑やかです。(四川外国語大学)

●3月、街のいたるところで桜が見られるようになり、ふと日本の桜を思い出しました。2月28日~3月20日までの約3週間、立命館の後輩たちが四川外国語大学にやってきました。孔子学院のプログラムで来た彼らは、1回生、2回生が大部分を占め、そのほとんどが中国初体験という初々しい顔ぶれでした。実は私が中国に初めて学習を目的として訪れたのもこの孔子学院プログラムを利用してのことでした。そのためか、彼らが3年前の自分とかぶって見え、くすぐったいような、不思議な気持ちになりました。(四川外国語大学)

●3月5日からは、いよいよ後期が始まりました。クラスのメンバーは変わらず、応用的な授業が始まりました。前期と比べて、授業数は変わらず木曜日だけは全休になりました。上海はどんどん暖かくなってきたので朝起きるのもそれほど苦痛ではなくなってきました。最近では、桜など春に開花する花を見ることができて心が癒されます。先日、ルームメイトのエジプト人の子と一緒にチューリップ畑を見に行きました。公園内が一面チューリップで非常に綺麗で、たくさん写真を撮りました。楽しくて充実した週末になりました。(同済大学)

●同済大学での春学期は3月上旬から始まり授業は6月で終わりそのあとテスト期間があります。7月上旬のテスト後に帰国すると考えると残りの期間は長くはありません。新学期も前のセメスターと同じ留学生たちと学びます。授業の内容は以前より難しくなった印象ですが、半年間過ごすと効率よく勉強する方法が身に付いています。学校が始まると改めて寮と学校との距離が遠いと感じますが、冬の寒さを乗り切ったのでさほど苦ではありません。(同済大学)

●3月の初めに同じ同済大学の孔子学院奨学金留学生と対話をしていた中で、日本にもゆかりのある中国の文学家、魯迅さんの話題が挙がりました。それから魯迅さんに興味を持ち始め、魯迅文学に関する映画を観たり、上海の魯迅公園内にある、上海魯迅紀念館に見学に行ったりしました。(同済大学)

●北京では日本人同士の交流会も頻繁に開かれています。できる限り多くの活動に参加した方が自分の為になると思います。活動内ではトークタイムがあり、就職活動のことや、今自分の困っていることを相談出来たり、アドバイスをもらえたりします。自分の知らないこと知ってることの情報交換の場になり有意義に過ごせると思います。北京に来たら是非活用してほしいなと思います。(北京大学)

●課外活動では去年の12月に入会した日中交流団体での新入生歓迎会イベントに、スタッフとして参加しました。参加人数が約90人と大規模なものであるのと、私にとって初めての活動ということで不安な気持ちもありました。しかし当日は、日中両国のスタッフが両言語を使いながら協力し合い成功させることができました。今回のイベント運営を通して、両国の生徒の考え方や文化をどの点で考慮するのか、また最近の流行など普段はあまり目をつけない部分に触れることができ良い経験になったと思います。(北京大学)

●中国に留学してから約7か月が経ちだいぶ慣れてきました。この間淘宝で服を買ったら、3日以内に届けてくれてその速さにとても驚きました。また、淘宝のサイトから、注文したものが現在どこにあるのかも見れるので、どれぐらいで届くのかなど計算することが出来て、すごく便利だなと感じております。また、注文したものが届いたときに部屋にいなくても、専門の場所がありそこで自分の電話番号を言うと注文したものを引き取れる仕組みになっているので、日本では不在の時にまた電話をかけなおしたりしなければいけなかったことを考えると現在の中国での生活にすごく便利さを感じています。(北京大学)

2018年2月

●二月は中国人にとって最も重要な季節行事である春節のある月です。今回、私は縁あって中国の友人の実家で春節を過ごすことができました。彼女の実家は杭州は浙江省にあります。一口に春節といっても浙江省は四川外国語大学のある重慶とは地理的に全く異なるため、生活や文化面でも違いが顕著であると聞き、どのような体験ができるのか大変楽しみにしていました。浙江で私を迎えてくれたのは彼女の母方の親戚たちでした。年にたった一度きりの親戚一家団欒の時にいきなり乱入してきた他人を、それも外国人を、親戚の子供のようにかわいがってくれました。どこの家に行っても、「よく来たね」「沢山食べなさい」「ここの子供のように振舞いなさい」と言ってくれました。特に心が温かくなった言葉があります。『我们是一家人,你也那一个,不要客气』。訳すと「私たちは家族、あなたも一員。やりたいようにしなさい」でした。なんて、優しいのだろう。日本でここまでの体験をかつてしただろうか。嬉しさがどうしようもなく胸にこみあげてきて、堪らず友人にそのことを話すと、中国人にとって一番大切なものは家族であると、そう教えてくれました。今年の二月は、中国文化を身をもって体験した、そんな特別な月になりました。(四川外国語大学)

●2月初旬は、春休みの休暇を利用して台湾旅行に行ってきました。上海からは約2時間弱で到着し、中国本土とはまた違った環境や文化、料理を楽しむことができました。上海に戻ってくると、少し暖かくなっていました。台湾とは違って、晴れの日が続きお散歩日和でした。同済大学から少し離れたところにある甜爱路にお散歩がてら行ってきました。甜爱路は、字のとおりSweet love roadということもあり、多くのカップルの姿が見受けられました。通りには、ウォールアートや可愛いポストなどがあり、インスタ映えするようなフォトジェニックな場所がありました。近くには、魯迅公園もあり、天気の良い日にはぜひ訪れてみてください。(同済大学)

●この冬休み期間中は、通訳のほかに言語の翻訳、それも中国語から日本語への翻訳にも関わらせてもらっていて、今までにない経験をしています。文章の翻訳というのは、瞬間的でなく、時間をかけて考えながら答えを出していいという特徴はありますが、文字として残るだけでなく、ごまかしがきかないものです。そのうえ考えれば考えるほど、数種類の表現方法を思いつくので、読み手や読まれる場所を考えながら的確な表現を選んでいきます。以上のように、やればやるほど奥の深さとやりがいを感じ、尚且つこれが楽しいので、将来的にもやっていけたらおもしろいなと考えています。(同済大学)

●今年の春節(主に2/15-2/21)は北京で過ごしました。上海に残ることも考えましたが、過去に北京留学をしていた経験からもう一度訪れたいと思っていたことに加え、中国文化の中心地で春節を迎えたいと思いました。滞在中はほとんどの店が閉まっており、食事を探すことに多少苦労しました。しかし天安門や故宮、万里の長城といった観光地は春節の時期にはむしろ人が少ないと感じました。また、春節のため無料サービスを実施している銭湯がありました。春節は意外な観光の狙い目かもしれません。(同済大学)

●普段からよく利用している旅行会社が企画している「中国人宅で春節を過ごそう」というプログラムに参加しました。現地に着くとホストファミリーとその親戚の方たちが集まり正月をお祝いしていました。皆さんとても温かく、家族の一員のように受け入れてくださいました。滞在中は郷土料理をご馳走になったり、カラオケやゲームセンター、武漢の有名な観光地へ行き案内してもらうなど数日間でしたが満喫することができました。そして何より人の優しさと出会いに感動しました。見ず知らずの私たちを温かく受け入れてくれて、言葉でのコミュニケーションはまだまだ上手くいかないこともあるにもかかわらず、積極的に話しかけてくれて…本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。ただ一つ悔しかったのが、この感謝の気持ちを表現できる言葉が谢谢しかなかったこと。もっと多くの表現方法を知っていれば自分の感謝の大きさをそのまま伝えることが出来たかもしれない。また必ず再会することを約束したので、次に会う時には自分の気持ちをそのまま伝えられるようになる、それを残り半年で達成する目標にしたいと思います。(北京大学)


●新年は庙会に参加したり、中国の友達から、日本のお年玉である红包をもらったり中国の新年を味わうことが出来ました。また、食堂でも红包が配られており無料でご飯が提供されていました。日本にいた時は家族以外からお年玉をもらうようなことはなかったので、友達の間でもお年玉を渡したりする習慣があることはとても新鮮に感じました。(北京大学)

2018年1月

●中国の冬春休みは日本のそれと少し違っています。中国は旧暦を重視するので、日本のような12月31日~1月3日にかけての正月休みはありません。その時期も『年越し』ではなく『年跨ぎ』といいます。最も大きな理由としては、春節の存在が影響しています。
この季節、中国の街中には春節の文字と真っ赤な中国紅、が目立つようになってきます。スーパーの季節ものコーナーには『福』『春節』といった文字が踊り、お祭り気分が高まってきているのを実感します。(四川外国語大学)

●私は1月16日から冬休みが始まり、初めて上海ディズニーランドに行く機会がありました。同済大学から約1時間で到着します。また、Ctrip(シートリップ)というアプリを使えば簡単にチケットを購入することができます。日本の東京ディズニーランドと比べて、人もキャストさんも少なく、活気がなく、園内の物価が非常に高かったです。写真を撮ってもらおうと思っても、人がいなくて、なかなかとってもらうことができませんでした。しかしながら、人が少なかったため、ほとんどのアトラクションに並ばずにスムーズに乗ることができました。私が一番良いと思ったアトラクションは、TRONというアトラクションです。TRONというアトラクションは、絶叫系ジェットコースターで、最高時速が110㎞になります。行く機会がある方は、ぜひぜひ乗ってみてください!!(同済大学)
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●長期留学(半年以上)の際に必要となるX1ビザはマルチビザであるため、日本を含め諸外国への行き来が自由に可能です。そのため、年末年始は地元に帰り久しぶりに家族との時間を楽しみました。留学期間中に帰国を挟むことによって、日本と中国を最近の実体験からの比較が可能であるため、双方の良さを再確認することができます。上海に戻ってからの残りの期間は寒さとの闘いでした。気温は朝や夜は0度を下回り、ついには大雪が降って積雪となりました。数年前から留学に来ている日本人の友人によると、上海でここまで寒くなることは珍しいとのことでした。 (同済大学)
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●中国では大々的な新年は2月なので、1月に新年が来たと祝うような雰囲気はなく、中国人の友達からは明けましておめでとうというチャットでのやりとりだけでした。街中や大学では少しずつ新年を祝う赤色の物を見かけるようになってきたという感じで、なぜかまだクリスマスツリーが残っているところも多く、クリスマスはいつまでなのかなとも思える光景にはよく遭遇します。1月始めに期末テストが終わると一気にお休みムードになり、留学生たちは宿舎からいなくなりました。帰国した者や旅行に行ったもので過ごし方は人それぞれです。宿舎や宿舎のまわりはとても静かで少し寂しくも感じます。(北京大学)

●現在は、冬休みに入り授業がないので、博物館に行ったりと、語学以外の面での学習にも力を入れています。また、最近は中国の人と接する機会も増えてきており、中国の方の文化や考え方においてももっと深く理解する必要があると感じました。中国人の友達に火鍋の食べ方を教えてもらったり、日々新たな発見がありとても充実した毎日を送っています。(北京大学)

2017年12月

●この五か月間はとても充実していました。多くの場所へ観光に行って、美味しいものをたくさん食べました。最初は、中国料理に慣れなくて、中国で一年間過ごしていけるのかすごく心配でしたが、今では中国料理が大好きで、逆に日本に帰って、今食べている中国料理が食べれなくなることを考えると悲しくてたまりません。中国の環境にも慣れてきて、現在心から中国での生活を楽しんでいると感じています。中国語の向上も感じられ、充実した日々を送っています。(北京大学)

●週末を使って、今月は北京市内を観光しました。普段は行くことが出来ないレストランや食べ物が北京には沢山あり、また手頃な価格で食べることが出来ます。イスラム料理、シンガポール料理、北朝鮮料理など、なかなか日本では食べることが経験出来ない食べ物を食べました。イスラム料理の中で中国料理とイスラム料理が混じり合った中国ならではのラーメンを食べました。羊肉の香りが強く、味は少し塩辛い感じでしたが、非常に美味しく、二日連続で食べに行きました。シンガポール料理は味は薄めでいくらでも食べれるような印象を持ちましたが、値段は他の料理に比べて少し高めに設定されていました。(北京大学)

●12月はクリスマスがありますが、上海ではさほど盛り上がりを見せません。大きなイベントやセールも実施されないため、普段の日常と変わりません。一方で、上海に住んでいる欧米人たちが実施するクリスマスマーケットは賑わいを見せます。静安区で実施されているドイツのクリスマスマーケットでは、多くの外国人が買い物や伝統的な食べ物を楽しんでいました。入園料50元でホットワインが飲め、外国の中で外国の文化を経験することができました。クリスマス当日は、友人たちとチキンを食べ幼き日のクリスマスの思い出を語り合いました。(同済大学)

●11月まで少し暖かく、いつになれは秋が来るのだろうと思っていたら12月に入りとても寒くなってきました。宿舎の中はとても寒くエアコンだけでは暮らせません。なので、中国人たちがよく使う淘宝というネット通販で暖房器具などを購入した方がいいと思います。淘宝は安くて便利なものばかりなので学生にとっては利用しやすいネット通販です。(四川外国語大学)

●12月にあった大きな出来事と言えば専攻ごとに企画、運営、開催される元旦パーティでしょうか。毎年12月に入ると、日替わりで校内にある大礼堂において開催されるそうです。演目の内容は歌唱、演劇、演舞と様々で、四川外国語大学と言うだけあるように、専攻は様々で、欧米系からアジア系までその数は目を見張るものがあります。パーティには専攻の色が色鮮やかに表れ、自分が中国にいることを忘れてしまいそうにさえなります。(四川外国語大学)

2017年11月

●11 ⽉は孔⼦学院⽣みんなで旅⾏に⾏きました。重慶内の旅⾏でしたが、火车で 3 時間もか かりました。火车は今回初めて乗りました。教科書でしか⾒たことがなかったので、電⾞ の中のベッドで寝れるということにとても感動しました。⼀番感動したのが重慶の夜景です。私は、世界で⼀番中国の夜景が美しいと思います。世界 で⼀番⻑い橋は⾔葉が出ないほどとても綺麗でした。孔⼦学院⽣の仲間たちともたくさん 交流し、より⼀層仲が深まったので、とてもいい旅⾏になったと思います。(四川外国語大学)

●四川外国語大学は校区が山上と山下に分けられています。中国人学生の生活圏は山上に、私たち留学生は山下にとそれぞれ宿舎の場所、教室棟も異なっています。そのため、自主的に山を登って山上に行かないことには、彼らとの接点もなかなか見出せません。そのためここ最近はほぼ毎日山を上り下りする生活です。油の強い重慶料理のカロリーもついでに消費すべく、ランニング代わりに山下、山上を行き来しています。(四川外国語大学)

●上海に来て約2か月半が経ちました。生活に慣れてくると、日本食が恋しくなったり中華料理に飽きてきたり食の問題が出てきました。私はよく饿了么という外卖(出前)のアプリを使って、すき家の牛丼や丸亀製麺はなまるうどん、CoCo壱番屋のカレーなど日本食を頼んでいます。他はマクドナルド、ピザハット、ケンタッキー等ファストフードも利用できますし、もちろん中華は何でも食べられます。夜や休日で部屋から出たくない時や雨、風が強い日によく利用します。配送料と容器代で少し高いですが、日本の出前より圧倒的に安いです。(同済大学)

●週末になると、上海の観光地に出かけています。非常に楽しかった観光地として、3Dミュージアム、上海野生動物園があり、動物園は私が通っている同済大学からは地下鉄で1時間半くらいかかる場所にあり、園内は、非常に広くて1日かけて楽しむことができます。中国の動物園は、日本で言うサファリパークのような感じで、より身近に動物たちと触れ合うことができました。動物を見た後は、サーカスを見に行き、日本では経験できないようなことも、動物園で経験することができ、非常に良い思い出となりました。(同済大学)
3D 動物園

●人口の多い上海では車、バイク(原付)、自転車といった乗り物が道路を埋め尽くしています。交通整備こそ進んでいるものの、運転手のマナーは決して良いものとは言えません。そのため外に出ると毎日のように事故を見かけます。私個人の見解ですが、上海には交通カーストというものが存在し、車>バイク>自転車>歩行者の順に路上での優先順位が決まっています。車の運転手は信号こそ守るものの、歩行者に対してなんの思いやりも持っていません。そのため信号のない交差点を渡る際には十分に気をつけなければなりません。(同済大学)

●自ら志願しボランティアとして関わらせてもらった日中国交正常化45周年音楽祭では、志共にする日中で活躍するアーティストや仲間に出会い、貴重な体験をさせてもらいました。また、今後も繋がっていくであろう同志とも出会い、現在でも日本と中国で離れていても刺激をもらっています。また音楽や芸能を通して日中の笑顔の種になろうと活動しているアーティストの力を間近で見る事が出来ました。この経験は今後も何かの時に活かされるだろうと思います。(同済大学)

●北京の気温は今月からマイナスになることが当たり前となってきました。11月時点でマイナス7度まで気温が下がっています。そのため、マイナスの気温には既に慣れてしまい、お昼の3度、4度では少し暖かくも感じます。その為、外出時にはダウンジャケット一枚でまだ過ごすことが出来ています。また、宿舎全体に暖房設備があるので、寒さを感じたことは一度もありません。毎日思うことですが、北京は本当に過ごしやすいなと感じます。さらに、幸運なことに雨も休み明けから一度も降っておらず、空気も非常に良い状態です。毎日雲1つない青空を見ることが出来ます。(北京大学)

●今月上旬には人生初の寝台列車に乗り中国南部の桂林に行って来ました。飛行機を使えば遠くはないのですが、今回は費用面を考慮し19時間かけてゆっくりと目的地へ向かいました。とは言うものの車両内にはトイレも洗面台も食堂車もあり意外と快適で、ベッドと天井の高さが狭いこと以外は問題なく、同じベッドになった乗客や乗務員の方達と楽しく交流をする事が出来た為、移動手段に寝台列車を選択して正解であったと思います。今回の旅中日本人に一人も合わなかったので約5日間ずっと中国語のみでの交流が続きました。普段はまだ英語を使ってしまう事もある為、そこでも語学力の上達を感じました。学校内のみならず環境を変えて学ぶ事も重要であり、留学中にしか出来ない特権であると思います。(北京大学)
寝台列車 桂林

●ここ1か月は特に観光に行くこともなく、中国語の勉強に励んでおりました。最近になって、中国語を聞き取る能力が上がっており、最初は全然聞き取れなかった先生の言葉も聞き取れるようになってきました。また中間テストやスピーチコンテストがあり準備のためにここ1か月忙しく過ごしていました。北京大学では時間によって朝ご飯を食べることが出来る食堂が異なり、食べ物の種類も豊富で、朝ご飯は私の楽しみになっています。豆乳、おかゆ、水餃子、小籠包など多くの料理がそろっており、毎朝選ぶのが楽しみです。(北京大学)

2017年10月

●国慶節には内モンゴル旅行のツアーに参加しました。予め気温がかなり低いという事は聞いていたのですがまさか0度近くになるとは思っても無くとても寒かったです。現地ではゲルのような宿泊施設に泊まったり、草原では乗馬、砂漠でラクダに乗ったり砂丘滑りをするなど盛りだくさんの内容でした。国慶節ということもあり行き帰りの道路がかなり混んでいましたがとても充実した休暇になったと思います。(北京大学)
モンゴル モンゴル

●北京大学の授業について。現在、私が授業を受けているクラスは高級クラスの読解、会話、文化、映画の四クラスです。月曜日から金曜日まで授業が一杯一杯という訳ではなく、十時から昼までの授業が週に三回、水曜日は朝八時から夕方五時までびっしりと授業が詰まっていますが、日々の生活にも余裕があり勉強以外のことが出来ないという状態ではありません。読解の授業では小説などに出てくる単語や文法を学びます。普段は使わないけれども、小説を読むときに役立つような中国語や四字熟語を学ぶことが出来ます。最初のころは、こんなに難しくて使わない中国語を学ぶことに嫌悪感を抱いていましたが、授業を聞いたり、予習復習で辞書を使い調べている間に、今まで学んできた他の中国語の知識と繋がる時があり、知らないことを理解できたときには自分の知識がまた一つ増えたという実感があり、そのおかげで新しいことを知ることが毎日楽しく感じています。(北京大学)

●最近、北京大学で国際文化祭がありました。私は浴衣の着付けを担当しており、浴衣をたくさんの学生に試着してもらいました。そして、私も浴衣を着て仕事をしていたのですが、すこし外を歩けば、多くの中国人やその他の国の留学生から、写真を一緒に撮るように求められ、日本に興味を持ってくれていることにすごく喜びを感じました。また、浴衣の試着にも多くの学生が訪れており、学生たちとたくさん話すことが出来ました。貴重な体験が出来て良かったです。(北京大学)

●重慶に来て約二ヶ月が経ちました。大学の生活にも慣れてきて、留学生や中国人の友達もたくさんでき、中国語で交流する機会が増えました。中国人、留学生とは勿論中国語で交流するので、自分の中国語の能力が少しずつ上がってると共に、内向的だった私が外交的な性格に変わっていくのも実感しています。最近では、聞き取れないことを怖がらず、自ら話しかけるように心掛けています。私たちは留学生だから聞き取れないのは当たり前だ!という精神で交流していくと、外交的になれるような気がします。この先も、自分から話しかけるように心掛け、外交的な自分になると同時に流暢な中国語を身に付けたいと思います。(四川外国語大学)

●10月に入り、语伴(言語パートナー)との交流が本格的に始まりました。彼女たち(四川外国語大学は女生徒が圧倒的に多いです)はみな中文専攻の学生たちで、私の语伴は女の子が三人、二回生が二人に四回生が一人です。初めて顔を合わせたとき、三人は烤鱼をごちそうしてくれました。烤鱼とは揚げ焼きした魚に具沢山のたれで味付けした料理です。食事の後、四回生の先輩がさらりと请客して(おごって)くれたので恐縮していると、わざわざ中国に来てくれたのだから、请客する(おごる)のは当たり前だ、と微笑みながら教えてくれました。実は、日本で中国語の授業を受けている時から教科書上の内容としてもてなし好きであることを知ってはいました。しかしあくまでただの情報として持っている、にすぎませんでした。ですから中国人はもてなし好きであるということの本当の意味を知らずにいました。その日が三人との初対面であったにも関わらず、こんなにも暖かく迎えてくれたことに私は感動しきりでした。(四川外国語大学)
四川料理

●10月に入りだんだんと生活にも慣れてきました。10月1日から8日は国慶節で学校が休みだったので毎日どこか出かけていました。授業はだんだん先生の話が分かるようになってきたと感じています。初めは先生の言っていることの半分も理解できていませんでしたが、今は先生の簡単な冗談で笑えるくらいには聞けるようになったなと感じています。寮の生活では、たまに抜き打ちで電化製品のチェックが入ります。ドライヤー・コテ・電気毛布・炊飯器などは使用禁止なので目につくところに置いておくと管理人さんに没収され、手続きしないと返してもらえません。使うとき以外は仕舞うのが鉄則です。また電気を使いすぎると止まります。100元払えばもとに戻るそうです。(同済大学)

●上海は日本に比べてその日その日の温度差が大きく、周りには風邪を引く人も増えています。自分はここまで体調を崩してはいませんが、ひとつ考えられる理由があります。それは、今まさに事に没頭しているという事です。時には睡眠をとるのも時間がもったいないと感じるほどなので、もしかしたらすでに風邪は引いたが気づかなかったかもしれません。今自分はこれまでの人生で2回しか味わってないほどの貪欲さが出てきています。もっと吸収したい、もっと学習したい、もっと自分を高める出会いをしたいと腹の底からふつふつと燃えたぎる何かが出てきています。実はそう思えたのも今月にある人との再会を果たし、それが自分にとって非常に濃い時間となったからです。その人との会話の中で、自分自身が何の為に何をしたいかがよりはっきりしてきたのです。そこからは、もっと高めたいと日々学習に、そして人脈作りに没頭しています。(同済大学)
 

●関税申請に関して。私は、冬用の衣類や、洗濯洗剤の入った荷物が税関に引っかかってしまい、中国の税関から再度申請を行う必要があると通知を受けた。まさか自分の荷物が税関に引っかかるとは思っていなくて驚きとともに不安にかられた。初めてのことばかりの留学である上に、学校の授業も忙しく、再度申請をし直すのにはかなりの時間とお金がかかった。幸いなことに、私には、日本語が通じる中国人のお友だちがいたため、彼らに助けてもらいながらなんとか申請に通過することができた。しかしながら、申請に合格した後には、税金を納めなければならず二重で大変だった。今後中国に留学を考えている方は、もし日本から荷物を送ってもらう際にはなるべく重量を軽めに、さらに荷物の中身の値段はできる限り¥5000以下に抑えた方が無難だと思う。中国では、ネット通販が発達しており、注文した翌日~1週間以には届くことが多く追跡もできるので安心してネット通販ができる環境がある。そのため、中国でも日本の製品が簡単に手に入るため、衣類などは日本から送ってもらうこともあるかもしれないが、生活用品は中国でも手に入れることができるので、わざわざ送ってもらう必要もないかな~とも思った。(同済大学)


●今回は同済大学でどのような学習をしているのかを説明します。まず、留学前に提出していたHSKの点数から初級、中級、上級とクラス分けされます。私は当初、中級クラスでしたが中国語の基礎を固めることに集中したかったため初級クラスに移りました。初級クラスの授業は月曜日から金曜日まで毎日行われ、听力、读写、汉语、音训练、会话の5つに分かれています。基本的に最初の授業は午前8時から始まるため早起きが必要になります。私の今住んでいる寮は授業のある建物から遠く、徒歩40分かかるため朝ごはんを食べながら登校しています。それぞれの教科で指定の教科書が用意され、購入が義務付けられています。現在は様々な国から来ている約10人の留学生と同じクラスで学んでいます。授業は全て中国語で行われるため、常に集中力を保ち理解しようとすることが大切です。出国前に日本でもできる中国語の学習としては、①とにかく単語量を増やすこと、②正確な発音を身に付けること、以上の二点です。これらをあらかじめに身に付けた上で留学に来るとより深い学びにつながると思います。(同済大学)

2017年9月

●現在生活している上海は、留学以前から経済発展の著しい大都市というイメージを持っていましたが、実際に訪れると、2〜3年前には目にしなかったofoやmobikeをはじめとするシェアバイクの普及と浸透、小さな商店やレストランに至るまでほぼ全ての場所で電子決済が導入されている事など、新しいものが導入されるスピードが速いと感じながら日々を過ごしています。(同済大学)

●11日までの一週間は、校内の探検と現地携帯の契約、地下鉄カードの発行など、身の回りを固めにかかりました。川外の最寄り駅である烈士墓から地下鉄でふた駅の沙坪坝はこのあたりの繁華街で、大抵のものはそこで揃えました。二年前に北京を訪れ、繁華街である王府井を訪れたことがありますが、沙坪坝の方が新しいように感じました。昨今この地域では開発が盛んなことも起因しているかもしれません。それに加え、街がとても綺麗なことに驚きました。こちらに来るまでは、すこし汚いイメージがあったのですが、所々にゴミ箱が設置されているためか思ったほど汚くなく気持よく街を歩くことができました。(四川外国語大学)

●この一ヶ月間重慶で生活して、目についたことがあります。1つ目は、銀行や、郵便局、スーパー、料理屋さんなど、お店の中で常に掃除をしている人がいるということです。とても丁寧に隅から隅まで掃除をしていました。中国は汚いというイメージが強かった私はとても驚きました。2つ目は、中国人は真面目な人がとても多い、ということです。仕事をしている人は真面目に、効率よく働いているように感じます。大学生は真面目に授業を出て、予習復習を毎日必ずしているようです。3つ目、これもまた大学生の話になるのですが、授業が終わって、夕方になると運動場に人がいっぱい集まり、バスケットボールやバドミントン、ランニングをする人がたくさんいます。基本、男性はバスケットボール、女性はランニングをしています。(四川外国語大学)

●初日にしたのは中国のSIMカードの購入です。SIMフリーにしたiPhoneでできました。中国の電話番号がないと銀行のカードが作れないので必須です。2日目に銀行口座の開設に行ったのですが今年は留学生の口座開設を1日60人ほどに限定していて、朝から並んで整理券をもらわないといけませんでした。入学手続きは必要書類と銀行口座があれば大丈夫です。(同済大学)

●学校の授業が始まると、より一層忙しくなりました。学校の授業は、クラスがすでに割り振りされており、自分のクラスの教室と先生や時間割を教えてもらえます。授業は、朝の8時から始まりますが、寮から教室までは非常に遠く時間がかかるため、朝早く起きて教室まで行く道の途中にある包子のお店で朝ご飯を買って、食べながら教室まで向かっています。非常に忙しい毎日を送っていますが、毎日新たな発見があり、さらに新しいお友達もたくさんできるため、充実していると思います。(同済大学)

●中国上海での生活が始まり約一週間が経ちました。準備や手続きで大変だった経験はたくさんありますが、一つ言えることは死に物狂いで「情報」をかき集めることが大切ということです。たとえ留学支援デスクや先生であっても人によって言うことが違う上に、悪気はないにせよ嘘の情報も出回ります。そのような中で、日本人や中国人の友人、インターネットなどから信頼できる情報をかき集めて自分自身で信憑性を見極めることが必要です。結論として、それらの煩わしい経験も中国留学ならではと割り切ってしまえばその後の生活も楽しめるはずです。(同済大学)

●授業は初級の一番上のクラスに入りました。交渉次第ではクラスを上げることもできたのですが、半年間は基礎を固めて積極的に発言することを目的にそのクラスに留まりました。クラスの中で日本人は私1人なので日本についてよく質問されます。自分の国についてもよく知り人に説明出来るようにしなければならないと感じていて、ニュースにもよく目を通すようにしています。(北京大学)

●中国に来て約一か月が経ちました。約2週間ほど前から授業も始まり最近は忙しい日々を送っています。最初は思ってもいなかったお金が発生して、急遽日本にいる親からお金を送金してもらったりなどそのようなこともあり、もっと多くのお金を持って行ったらよかったなと思いました。北京大学で生活する中で保証金を取られることが多く、例えば、寮に入る時も保証金として1000元納めなければいけなかったり、図書館で本を借りる時も留学生だからという理由で500元必要です。また、業者から水を注文するときも40元の保証金が必要です。そして、保証金ではないですが、入寮できる指定日より早く寮についてしまうと一日110元の滞在費が発生します。(北京大学)

●オリエンテーションでは手続きが多かったので1つ1つ並んで消化していかなければなりませんでした。どれも1日掛かりの手続きで保険に800元、ビザの延長に500元と最初に出費が重なります。ビザの延長は中国に到着して1カ月以内に行わなければならないので注意が必要です。大学構内でいつでも出来るというわけではないので、大学が指定した手続き日通りに動いていく方が無難かと思います。自分で周りの中国人ボランティアスタッフにどんどん聞いて何をしたらいいかを聞いていけばスムーズに進むと思います。(北京大学)