弱点克服講座

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■■発音、文法、HSK対策をテーマにした短期講座です。

■受講に際しては、以下の事項についてご理解、ご協力をお願いいたします。
Zoomオンライン授業の受講にあたり、あらかじめ下記のマニュアルをご参照ください。
特に、マニュアル3ページ「準備編①」に記載の受講環境を必ずご確認ください。受講環境の不備によって受講できなかった場合でも返金等承りかねますのでご注意ください。
▶Zoom授業受講マニュアルはこちら


募集要項

日本語ネイティブのための中国語発音講座(Zoomオンライン授業) 日程・概要

レベルによるクラス分けを行います。
Aクラス(初級レベル)=立命館孔子学院中国語講座の初級Ⅰ、初級Ⅱ受講者、学習歴2年未満、中検4級以下
Bクラス(中級レベル)=同準中級、中級Ⅰ・Ⅱの受講者、学習歴3年以上、中検3級レベル
※各クラス定員:12名

【日程】
Aクラス Bクラス 時間(A・Bクラス共通)
第1回 2/21(水) 2/20(火) 19:00-20:30
第2回 2/28(水) 2/27(火) 19:00-20:30
第3回 3/6(水) 3/5(火) 19:00-20:30
第4回 3/13(水) 3/12(火) 19:00-20:30
90分×4コマの連続講座(コマ単位の受講不可)
※Zoomを使ったオンライン授業です。全国どこからでも受講可能です。

※Aクラス、Bクラスの同時受講は不可です。同時申込された場合はいずれの申し込みも強制的にキャンセルします。
※明らかに対象レベルと異なるクラスに申し込まれた場合は受講をお断りすることがあります。

Aクラス(初級レベル)
【講師】金子真生先生

【授業内容】
中国語を学んでいるけれど、いまいち発音に自信が持てないという方、一緒に勉強しましょう。ピンインを再点検して、なぜ自信が持てないのか、なぜネイティブに通じにくくなるのか、検討していきます。 学習の焦点を定めるため、対象レベルをご確認の後、申し込みをお願いします。毎回録音を提出していただきます(任意)。

【各回の予定】
2月21日  レベルチェック、声調・単母音を再確認
2月28日  複母音の注意点、詩の朗読
3月6日    子音の注意点、物語の朗読
3月13日  発音の総確認、まとめ
Bクラス(中級レベル)
【講師】金子真生先生

【授業内容】
発音も不安、中国語も聞き取れない、続けていても伸びている感じがしない。そんな方のヒントになればいいなと思う講座です。自分の発音が定まっていないと、リスニングにも大きな影響を及ぼします。まずは初級レベルの発音を再確認し、さまざまな素材を使った音声トレーニングをしていきましょう。集まった方のレベルを初回で確認後、柔軟に教材を選択できればと考えています。毎回録音を提出していただきます(任意)。

【各回の予定】
2月20日  レベルチェック、発音の確認
2月27日  日常会話の文でトレーニング・記号を使って読み方をチェック
3月5日    詩の朗読でトレーニング・遅いスピードで読む際の注意点
3月12日  物語でトレーニング・相手に伝わる発音とは

文法講座(Zoomオンライン授業) 日程・概要

※今回より文法講座はZoomオンラインのみの開催となります。定員は各回15名です。

【日程・講師・テーマ】
講師 テーマ 時間 授業日
田中弥生 【文法A】介詞(前置詞)の文 12:30-14:30 2/17(土)、2/24(土)
※両日の講義内容は同じです。どちらか1日のみにお申込みください。
【文法B】結果補語・方向補語と可能補語の文 14:50-16:50
永井英美 【文法A】「把」構文について学びましょう! 12:30-14:30 3/2(土)、3/9(土)
※両日の講義内容は同じです。どちらか1日のみにお申込みください。
【文法B】受身文をマスターしましょう! 14:50-16:50
【講座概要】
■2/17(土)、2/24(土)田中弥生 先生■
【文法A】介詞(前置詞)の文
介詞のうち、初級の1年目で習う「在」「离」「从」「到」「给」、および概ね中級までに習う「把」「被」「往」「向」を学びます。語順に注意しながら、それぞれ肯定文・否定文・疑問文などを自分で作ることができるか、練習していきます。
例えば「AさんはBさんを辞めさせた。」は介詞を使います。「A【①】B【②】辞了。」①②には何を入れるべきか、一緒に勉強しましょう。

【文法B】結果補語・方向補語と可能補語の文
「聞いてもわかりません/理解できません(でした)」という表現は、中国語では「結果補語」「可能補語」で言い表します。しかし習ったばかりだと、「没听懂」「听不懂」のどちらで言えばいいのか迷ってしまうでしょう。
また可能補語には方向補語から派生した表現もあります。「座ることができない」は「坐不下」「不可以坐/不能坐」とも言いますが、どのような違いがあるのか学んでいきます。
まず「結果補語」「方向補語」の文型を紹介し、そして「可能補語」を勉強しましょう。

※事前に配布したプリント教材に書き込む形で授業を進めます。ご自身でプリントアウトして受講してください。予習は必要ありませんが、一部の例文は「ピンイン」のみで書いてあるので、簡体字を確認するために辞書(紙・電子・webいずれも可)が必要です。ぜひ一緒に勉強し、文法の弱点をなくしていきましょう。質問も随時受け付けます。

■3/2(土)、3/9(土) 永井英美 先生■
【文法A】「把」構文について学びましょう!
日本語はふつう「私はご飯を食べる」、すなわち「主語(誰々は/が)+目的語(何々を)+動詞(〜する)」という語順です。では中国語は? はい、「主語+動詞(〜する)+目的語(何々を)」、すなわち「私は・食べる・ご飯を」(我吃饭)の語順ですね。中国語を学び始めたばかりのころは、この違いにとまどいましたね。ところが中国語でも、前置詞「把」を使えば、目的語を動詞より前に出して、「主語+把+目的語+動詞」という語順にすることができます。これを「把」構文と呼びます。語順の点では日本語話者にはとても理解しやすい構文なので、ぜひマスターしたいですね。しかしそこにはやはりルールがあります。どんな文、どんな動詞なら「把」構文にすることが可能なのか、「把」を用いて語順を変えることによってニュアンスはどのように変わるのか、などなど、この講座で例文を訳したり書き換えたりしながら、一緒に勉強してゆきましょう。

【文法B】受身文をマスターしましょう!
「弟がパソコンを壊す」、この文を受身文にしてみましょう。はい、「パソコンが弟に壊される」ですね。このように言い回しだけでなく語順も変わる点は中国語も同じ、そして日本語の「〜される」のかわりに、中国語では「被」「叫」などの前置詞を使います。これらの前置詞を「受身のマーカー」と呼びます。ではどんな文もマーカーを使えば受身文に変換できるのでしょうか。いいえ、やはりそこにはルールがあり、受身文では使えない動詞もあります。また冒頭の例文(パソコンを壊す)は何だか物騒ですが、これも中国語の受身文の特徴と関係があります。一方、「庭はきれいに掃除された」「郵便物は発送された」などを中国語で言う場合、マーカーは不要です。文法Bではこのような「受身文」のルールや作り方を学び、使いこなせることを、一緒に目指しましょう。文法Aの「把」構文と共通の特徴もあり、併せて受講されるとより理解が深まりますよ。

※文法Bは文法Aを踏まえた内容となります。1コマのみご受講の場合はAを選択ください。
※授業は配布したプリントに書き込む形で進めます。受講資料は事前にメールにてお送りします。ご自身でプリントアウトして受講してください。特に予習などは必要ありません。

HSK作文トレーニング講座(Zoomオンライン授業) 日程・概要

※今回の作文講座はZoomオンラインのみの開催となります。定員は各日7名です。

【日程】
3/2(土)12時30分~16時50分
3/9(土)12時30分~16時50分
※上記時間には休憩(20分程度)が含まれます。
※1日単位の申込となります。
※両日の講義内容は同じです。どちらか1日にお申込みください。

【講師】
王大川先生

【講座概要】
本講義は、HSK試験5級の「書写」部分に焦点を絞って、過去問題に取り組むことで中国語作文能力のレベルアップを目指します。
講義前に受講者の方に作文の課題を配布し、規定時間内に完成して提出していただきます。講義当日に、まずHSK5級「書写」部分の問題形式や出題傾向・受験対策を解説します。その後、提出した作文課題のフィードバックを行います。最後に、過去問を用いた作文トレーニングを即座に行う予定です。

受講料

一般 立命館関係者(教職員(現・元)、卒業生)、他校学生 立命館大学在学生
日本語ネイティブのための
中国語発音講座

90分×4回
6,000円 4,500円 3,000円
文法講座
文法A、文法B
各1コマ(120分)
2,000円 1,500円 1,000円
HSK作文トレーニング講座
1日(240分)
4,000円 3,000円 2,000円
※受講料は前払いです。

振替受講について
2023年度後期中国語講座を受講された方は、文法講座(1コマ分)への欠席分の振替が可能です。詳細につきましては、こちらをご覧ください。
振替受講については全受講者に事務局からメールにて案内をお送りします。そちらもご参照ください。

お申込み方法


※受講申込フォームは、申込受付開始日の正午(12時)から表示されます。
※キャンセルする場合は、「仮登録受付完了」メールに記載のキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。お電話やメールでのキャンセルはお受けできません。


お申込み受付期間

2024年1月13日(土)正午~2024年2月3日(土)正午
※定員に達した講座から受付を締め切ります。

講師一覧

写真 氏名 略歴
JINZI ZHENSHENG
金子真生
かねこ なおき
二松學舍大学大学院博士前期課程(中国学)修了。 専門学校や大学等で中国語(入門~中上級、翻訳)教育担当。ゲームやニュースの翻訳や、通訳案内士として、地域のボランティアガイド養成にも携わる。
YONGJING YINGMEI
永井英美
ながい ひでみ
神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。1993年~94年杭州市浙江大学に留学。専門は中国現代文学。大谷大学、佛教大学中国語非常勤講師。立命館孔子学院では2007年から弱点克服講座(文法、リスニング)、時事中国語クラス、初級クラス、中級クラス、読書会などを担当。
TIANZHONG MISHENG
田中 弥生
たなか やよい
中国西北大学文博学院歴史学専攻卒業、奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程単位取得退学。専門は中国現代文学。専門学校で中国語学科や中国人留学生の授業を担当したのち、2007年より帝塚山学院大学、関西大学、近畿大学などで非常勤講師として勤務。2024年より立命館孔子学院中国語講師。
WANG DACHUAN
王大川
おう たいせん
中国遼寧省出身。1999年来日。京都大学大学院経済学研究科経済システム分析専攻博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(経済学)。2013年後期より立命館孔子学院の中国語講師を担当。