2023年度、孔子学院の奨学金制度を利用して中国の大学に留学されたみなさんから届いたレポートの一部をご紹介します。
2024年5月
●5月に入ってすぐに中国では大型連休に突入しました。天津に来て結構経つのに、天津の観光地を全然まわっていなかったので、この機会に天津観光を実施しました。まず、五大道という洋風の建築物が並んでいるところに行って昼食を取りました。次に意式風情区に行きました。ここは、イタリア式の大型建築群となっています。そして日が暮れてから古文化街へ行きました。ここはThe・中国の街という感じで、日本の中華街みたいな雰囲気でした。夜に行ったので、ライトアップされていて綺麗でした。古文化街へ行ったあとに天津アイを見に行きました。天津アイというのは観覧車のことです。ほんとうは観覧車に乗りたかったのですが、人が多すぎて断念しました。天津アイから帰宅しようとタクシーに乗ったのですが、連休なので道が混んでいて1㎞進むのに45分くらいかかりました。中国の大型連休の混雑具合を体験できて、良い思い出になりました。
5月末には、天津日本語教師会主催の日本語スピーチ大会が開催され、私はお手伝いのボランティアスタッフとして参加しました。この日本語スピーチ大会は北京にある日本大使館でおこなわれました。20名の中国人学生の皆さんが「日本語で伝えたい、私の○○」というテーマで発表しました。参加された皆さんは様々な「私の○○」について話してくれました。大切な人や好きなアイドルについて、自分自身の恋愛や故郷について、勉強の仕方やAI感についてなど、いろんな話が日本語で聞けてとても楽しかったです。大勢の聴衆の前で堂々と日本語で話す中国人学生の皆さんをかっこいいと思ったし、もっと自身の中国語を磨きたいと思えました。
留学終了まであと1ヶ月ほどなので、後悔が残らないように1日1日を噛みしめて大切に過ごしたいです。(南開大学)
●5月は劳动节があり北京と内モンゴルに旅行に行きました。北京は以前北京の大学で勉強していた友人が案内してくれ、様々な観光地を訪れました。定番ではありますが万里の長城はやはりよかったです。万里の長城にもいくつか観光地があるのですが私は慕田峪というところに行きました。劳动节にも関わらず混雑もしていなく非常に穴場のスポットだと思います。友人の受け売りではありますが登りはリフトに乗り、下りはスライダーに乗って下山するのが爽快でおすすめです。内モンゴルは3日間のツアーに参加しました。北京からバスで7時間、1日目は草原にて乗馬(特に練習もなく1人で乗って走るところまでやらせてもらえてびっくり&良かったです)、2日目は砂漠にてアクティビティ、3日目は内モンゴル博物館に訪れ再度北京に戻りました。
また5月は前学期にもあったフィールドトリップがありました。交換生とそれ以外の学生で参加費が異なることもあり、多くのクラスメートが不参加を決めたので、私も参加せずその休み利用して9日間のウイグル旅行に出かけました。2日間は1人で残りの7日は中国人の友人と団体旅行に参加し北疆の様々な観光地を訪れました。自分以外は全員中国人のツアーで、はたまた自分の中国語力不足を実感することにはなりましたが非常に楽しく有意義な時間を過ごすことができました。(華東師範大学)
2024年4月
●天津の気候もだんだん夏に近づいてきました。天津はめったに雨が降らないところで、私が天津に留学に来てからまだ3回くらいしか雨が降ってないのですが、その3回のうち今月は2回雨が降りました。雨だけでなく、雷も鳴って少し怖かったです。雨上がりの空は空気が澄んで、とてもきれいでした。
最近、私がはまっているのが、中国のアプリでネットショッピングをすることです。代表的な中国のネットショッピングアプリとして、主に3つ挙げられます。まず、淘宝、次に京东、そして拼多多です。それぞれのアプリに特徴があるので、1つずつ説明したいと思います。淘宝は、ピンからキリまでいろんな商品・お店が揃っていて1番使いやすいと思います。少し高めのものから安いもの、衣料品から食料品、調理器具、寝具まで何でもあります。しかしアカウントが凍結されやすいため注意が必要です。私も使い始めて1ヶ月も経たずにアカウントが凍結されてしまったため、現在は使えません。京东は、商品を頼んでから届くまでの時間が1番速いイメージがあります。今日頼んだら明日届くみたいな感じで、とにかく商品のお届けが速くて、信用度も高い気がします。拼多多は、すべてが安いです。私が最近1番使っているアプリが、この拼多多です。主に服や靴、アクセサリーを見ています。すごく安いのでこの前もついついピアスを5つほど買ってしまいました。ピアスだと1つ3〜7元(だいたい60円〜140円)で売っているので、5つ買っても20元(約400円)でした。商品を見て、気に入った商品をお気に入りに登録し、後からお気に入り商品を眺めるだけでもすごく楽しいです。これから夏に向けて、サンダルや半袖シャツを購入しようと思っていて、どれを買おうか毎日見ています。
5月に入ったら、すぐに連休に入ります。この5月の連休は人が多いし、ホテル代も2倍くらい高くなるらしいので旅行はあきらめて天津を観光する予定です。しかし天津も多くの人が旅行に来るみたいで、家から出たくないという気持ちもあります。(南開大学)
●4月は清明节があり3泊4日で石家庄に中国の知人に会いに行きました。知人の祖父母宅に行きご飯をご馳走になるなど、これまでの学校生活では体験することができなかったことを経験できました。前学期は数回しか旅行に行かなかったので、今期は中国のいろんなところに行ってみようと思っています。またこちらに来てから感じることがあるのですが、どこに行っても中国の方は外国人が少し中国語を話すだけで、「なんでこんなに中国語ができるの?」と褒めてくれるのでもっと頑張って勉強しようと思うことができます。実際には丁寧に説明してもらっているにも関わらずほとんど聞き取れなかったり、言いたいことを伝えられなかったりと、勉強はしているのにも関わらず自分の中国語力の低さを実感するばかりです。もちろん昨年の9月に比べると中国語力は向上していますが、ひとつ壁にぶつかっているようです。(華東師範大学)
2024年3月
●新学期が始まって1ヶ月経ちました。今月から中国語の授業のほかに文化授業が始まりました。文化授業は週に1回、水曜日におこなわれます。この文化授業は強制参加ではなく、興味のある人が参加する形式です。2種類の授業が設けられ、1つは「動画を見て中国語を話そう」という内容で、動画や画像を見ながら中国語を声に出して発音することを目的としています。具体的には天津で食べられている朝ごはんの画像を見ながら、その朝ごはんの名前を先生のあとに続いて発音して、目と耳を使って覚えるといった感じです。画像を見ながら発音することで視覚的にも聴覚的にも自分の記憶に残りやすくなるので、中国語の上達に効果があるのではないかと感じています。また、この授業で学んだことを実践してみることも可能です。先生は私たちに「天津で朝ごはんを食べてこい」という宿題を出しました。この宿題は、習ったことを授業内だけで完結させるのではなく、実際の生活の中で活かせたという達成感を得ることができます。もう1つは「中国文化体験」という内容です。その名の通り、様々な中国文化を学ぶことができる授業となっています。例えば、中国の書道、箏、美術、茶道、京劇などです。私が最初に体験したのが書道です。書道自体は日本でもやったことがありますが、中国で体験するのは初めてでした。日本で書道をしたときは筆の持ち方や筆の運び方をあまり気にしていませんでしたが、この体験で一から筆の持ち方や運び方を習って、苦戦しました。手首の使い方がとても重要だということを学びました。また作品を書きあげたあとに紙の左端に落款「甲辰杏月○○○○書於津」を書きました。今年は辰年なので「甲辰」、今は春なので「杏月」、○○○○には自分の名前を書き、最後にどこでこの作品を書いたのかを記します。天津で書いたので「於津」と書きました。この落款を書くことで作品全体が引き締まって見えるし、とても趣があって気に入っています。今後の文化授業も楽しみです。(南開大学)
●3月4日より授業が始まりました。本来であれば2月26日〜登録作業があったのですが、私は前日ギリギリまで旅行に行っていたため、当日早めに事務室に行き登録作業を済ませました。(支払いが必要な分は全て前期に済ませていたのでそんなに時間はかかりませんでした。)春休み中に跳班の試験を受けていたのですが無事受かり2−2班に所属することができました。前期と同様に最初の1週間は他のレベルのクラスの聴講も可能なので2−3班へも行ってみました。教科書的な難易度はそこまで違いを感じませんでしたが、先生が話すスピードや、そのクラスにいる生徒のレベルは確実に2−2より高いように感じました。また、私には直接関係はないのですが2−5班が最小開講人数に達していなかったらしく、今期は2−5班は設置されず、前期2−4班にいた生徒は自動的に3−1班に配属になっていました。(とはいえ言語生の数は普通班だけでも350人以上いるので規模が小さいわけではないと思います)(華東師範大学)
2024年2月
●2月26日から新しい学期が始まって、授業も始まりました。私は前の学期までは、初級・中級・高級の中の中級2のクラスだったのですが、今学期からは高級1のクラスに上がりました。教科書の内容もグンと難しくなって、今は毎日の授業についていくので精一杯です。これからだんだん授業に慣れてきたら心に余裕を持って学習に取り組めると思うので、慣れるまでは焦らずがんばりたいです。クラスのメンバーは前学期とほぼ一緒です。すでにお互いを知っているのでクラスの雰囲気も良く、過ごしやすいです。冬休みの間、2ヶ月近くクラスメートとは会っていなかったのですが、その間にクラスメートたちは旅行に行くなどいろんな経験をしていて、久々に会ったら中国語力が伸びていてびっくりしました。やはり授業外でどれだけ中国語を使う機会があるかが大事なんだと感じました。私も授業以外の時間もできるだけ中国語に触れていようと思いました。
今学期から住むところが変わって、ルームメイトも変わりました。前学期とは違うアパートで違うルームメイトと一緒に住むということでまだ慣れない点はありますが、新学期、心機一転がんばっていこうと思います。(南開大学)
●6週間あった春休みが終わりました。基本的に留学生は中国に滞在すると思っていたのですが、母国が遠い生徒を除いては、ほとんど帰国をしていたように思います。(韓国やベトナムは旧正月があるのでその影響も大きいと思います。)私はギリギリまでどうするか決めあぐねていたのですが、半分は日本に帰国し、半分は旅行に行きました。元々はせっかくの留学中なのに一時帰国するのはもったいないと思っていたのですが、「また中国に帰ってくる」という状態で帰国するのは想像以上に気分がいいものだったので個人的には良い選択になりました。
また、私は元々1−5クラスだったので本来であれば2−1に自動的にクラスが上がるのですが2−2に挑戦してみたかったので、休み期間にオンラインにてテストを受けました。結果は自分が次学期の登録作業をした後に知ることが出来ます。(華東師範大学)
2024年1月
●日本では1月1日がお正月ですが、中国は旧正月なので、1日のみお休みで2日からは通常通り授業がありました。ただ旧正月よりは劣ると思いますが、1月1日も新年の装飾があったりはするので(そこまで大々的ではありませんが…)ほのかにお正月気分を味わうことができました。普段は入場料が必要なお寺が無料で行けたり、越年面という麺料理が無料配布されたりと中国ならではのお正月のイベントもあるのかな、と思いました。
また、学校については1月2週目に期末テストがあり、今期のスケジュールは終わりました。自分の中国語レベルはまだまだ満足できるものではないですが、それでもこちらに来た当初よりは伸びた実感があります。春休みは来季に向けてしっかり準備をしていきたいと思います。(華東師範大学)
2023年12月
●(国籍比率について)留学生の比率についてですが、2023年9月期入学の学生だと言語生~博士まで含めると日本人が一番多く、その次に韓国、ベトナム、ロシア、フランスの方の順に多いです。クラスメイトはクラスによっても大きく変わると思いますが私のクラスは日本人が5人、韓国人が3人、ロシア人が2人、タイ人が2人、フランス人が2人、トルクメニスタン人が2人、カザフスタン人が1人、イラン人が1人、ドイツ人が1人、アメリカ人が1人で全20人です。(元々は15人ほどでしたがクラスチェンジをした人が多かったので人数が増えました。)非常に多様な国籍の生徒が集まっておりますし、クラスの雰囲気もとても良いので大変満足しております。(華東師範大学)
2023年11月
●11月は中間試験がありました。試験は、筆記・リスニング・口頭・発表の4つに分かれていて、準備がとても大変でした。口頭試験は、事前に与えられたテーマについて自分の意見を口頭で述べるというものでした。テーマは5つ与えられ、試験直前にどのテーマについて言うかをくじ引き方式で決めます。どのテーマが当たるか分からないので、一応全部のテーマについて自分の意見をまとめておかなければならないのが大変でした。せっかく準備したにもかかわらず、いざ試験となると焦ってしまってあまり発言できませんでした。しかし、自分の中国語がどれくらい上達したかが確認できるいい機会になったと思います。(南開大学)
●北京は11月中頃から急激に寒くなってきました。気温が0度を下回る日もあり、自分の周りでも体調を崩す友達が結構いました。北京ではインフルエンザやマイコプラズマなども流行しています。私は北京に来てから、インフルエンザとマイコプラズマ感染症を罹ってしまい、入院も経験しました。今回は今後北京に留学する人に向けて、北京の病院事情について紹介したいと思います。
私が現在留学している北京大学の周辺には、日本語に対応している病院が2つあります。中国語だと不安な病気の説明や薬の服用方法などを日本語で丁寧に説明してくれるので安心です。診療費については、立命館大学経由で契約した海外旅行保険を使うことで、保険会社が負担してくれるので、金銭面でも安心できます。私の場合は体調がかなり悪化し、入院が必要であると診断されたため、大学から遠く離れた病院に入院しました。入院した病院は中国語と英語しか対応していないので、どちらかの言語で会話をしなければなりませんが、簡単な言葉に言い換えて説明してくれるなど、丁寧に対応していただきました。
また、留学前に頭痛薬や解熱剤、鎮痛剤など、日本の薬をたくさん持って行きましたが、留学開始から3ヶ月経過後までで一度も使用していません。心配な方でも必要最低限の薬だけで十分対応可能だと思います。(北京大学)
●11月は中間試験と学校主催のフィールドトリップがありました。
中間考査は各教科の先生が作成をしてくださるので同じレベルでもクラスごとに試験内容が違います。教科書の内容を復習して理解していれば90点以上はとれると思うのでそんなに心配する必要はないと思います。
フィールドトリップは扬州と桐庐の2箇所から選べ、2泊3日で400元でした。学校側が半額負担してくれ、移動手段も提供してくれるので非常にありがたいイベントだと思います。旅行に行ってクラスメイトとより仲良くなったり、新しい友達ができたので行って良かったです。今学期は希望者は全員参加可能でしたが、全学期は先着順で行けない子もいたようです。次学期はどうなるか分かりませんが機会があれば次回も参加したいと思っています。(華東師範大学)
2023年10月
●中国では10月1日が国慶節なので、その日から一週間くらい学校も休みになります。私は十一休暇を利用して、中国人の友達の結婚式に参加するために浙江省の嘉興というところに行ってきました。この中国人の友達は以前日本に留学に来ていて、そのときに仲良くなりました。嘉興はその友達の故郷で、結婚式は家の中で行われました。中国式の結婚式に参加するのは初めてだったので、目に入ったものすべてが新鮮に感じられ、とても良い経験になりました。中国の結婚式は家の中が紅色で飾り付けられ、豪華です。家の中どこを見ても紅一色でした。さらに驚いたのは、毎回の食事のときに大きなテーブルをいくつも並べて、そこに料理が次々と運ばれてきて毎回パーティーみたいでした。まだ日本の結婚式に参加したことはないけど、きっと日本とは全然違うだろうなと思いました。家の装飾も料理も派手で豪快で、その感じが私はとても気に入って、楽しかったです。結婚式なので、新郎新婦の親族の方々も集まっていたのですが、みなさんとても親切にしてくれました。人の温かさを感じられて幸せな気持ちになれました。(南開大学)
●北京では、10月17日から18日にかけて、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが開催されました。各国首脳の車列が北京の街中を駆け巡るなど、北京が中国政治の中枢であることを目の当たりにしました。また、同時期に東京北京フォーラムも北京市内で開催され、学生スタッフとして参加しました。今回で19回目の開催となり、民間対話の場とされる東京北京フォーラムでは、政治外交や経済、安全保障などの様々な分野における分科会が開かれ、日中両国の有識者らが直面する課題について議論を行いました。スタッフとしてフォーラムに関わる中で、民間レベルでの対話の重要性を認識するとともに、これほどの規模の民間対話が19年間も日中間で行われていることに驚きました。(北京大学)
●(授業について)クラスは1−1~5、2−1~5、3−1、3−2と12レベルで分けられており人数が多いレベルは更にA~Cクラスが増えるので今期は全部で24クラスあります。8月にWEB上でレベル分けテストを受けられるのですが(事前にメールで案内があります)、私は現地でテストを受けました。授業1週目はお試し期間なので出席もなく、どのクラスに行っても良いようです。私はクラス変更をするつもりはなかったので常に同じクラスで受けましたが、プラマイ1レベルだとほとんどレベルに違いを感じないそうです。同レベル(A~C)でのクラス変更不可、レベルを上げたい場合は別途テストに参加して合格する必要があります。私は1−5クラス(先生曰くHSK4~5級程度)で月:総合、火:口语、水:听力/総合、木: 口语、金:総合の授業があり、月水金と火木で違う先生が教えてくれます。また、上のクラスに行くと新聞や文化の授業があります。
通常、授業は午前のみですが、先着順でオプションクラスに申し込むこともでき、私はHSK5級と発音のクラスに申し込み、参加しています。(いずれのクラスも無料で週に1回90分あります。)
他の学校のことは分からないのでなんとも言えない部分はありますが、レベル分けも細かくされていますし、他のクラスを体験し別のクラスに行く機会も設けられているので、自身に合ったクラスを見つけることが出来るかと思います。(華東師範大学)
2023年9月
●天津に来て1ヶ月が経ちました。天津での生活にも慣れて、毎日充実した日々を送っています。学校の授業は主に中国語を学ぶ授業で、まずクラス分けテスト(会話と筆記)が行われました。上から高級、中級2、中級1、初級2、初級1の5つのクラスがあって、私は中級2のクラスになりました。中級2のクラスにはいろんな国籍の留学生が集まっていて、中国語での会話を通してその国の文化や生活状況について知れるのでとてもいい勉強になっています。中級2のクラスメートたちは中国語が結構話せて、私は読み書きはできるけど、話すとなると中国語がパッと出て来ないので、もっと積極的に発言して話す力と聞く力を身につけたいと思いました。
私は学校外のアパートに住んでいるので、毎日学校までレンタル自転車で通っています。日本にいるときは全く自転車に乗っていなかったので、久しぶりに自転車に乗って爆走するのが楽しいです。
最近、はじめて一人で中国映画を見に行って来ました。美团というアプリを使って予約して、映画館に行ってチケットを発行して見るという感じで、システムは日本とだいたい同じでした。“好像也没那么热血沸腾”という題名のコメディー映画を見ました。笑って泣ける映画でした。私は普段まったく涙を流さない人間なんですが、何年かぶりに涙があふれました。映画の内容は省略しますが、機会があったらぜひ見ていただきたいおすすめの映画です!中国映画はだいたいどの映画も中国語字幕がついているので、聞き取れなくても字幕を見ればなんとなく理解できたのでよかったです。
これからもできるだけいろんな体験をしてみようと思います。(南開大学)
●北京大学到着後は、大学の入学手続きや入寮手続きだけでなく、銀行口座開設や中国居留申請など、やらなければならないことが多く大変でした。
大学の授業では、中国語の精読や口語の授業を受けています。私のクラスには、アメリカ人やドイツ人、ロシア人など多種多様な国籍の学生が在籍しており、文化や価値観の違いを感じながら授業を受けることが刺激になっています。
また、9月末から国慶節が始まったのに合わせて、内モンゴル自治区の旅行ツアーに友達と参加してきました。ツアーでは、ゲルでの宿泊や現地の砂漠での乗馬などを体験してきました。日本とは大きく異なる環境で現地の人々や文化に触れ合うことができ、貴重な体験でした。(北京大学)
●9月9日に到着し、11日に报到(大学での登録作業のようなもの)、14日に安全教育、15日に入学説明会があり、18日から授業が始まりました。現地電話番号と銀行口座ないとあらゆることができないので、到着後はまず携帯の契約をし銀行口座を開設することをお勧めします。携帯は学内で1ヶ月120GBを年払い400元で契約することができます。銀行口座は正門すぐ横に中国工商銀行があり、パスポートと入学許可証、現地の電話番号があればできました。(人によればマイナンバーの番号を聞かれる人もいたので対応してくれる人によって必要なものが変わるのかも・・・)报到当日と翌日は待ち時間がとても長いので可能であればそれより前に行くといいと思います。また、21日には学校が健康診断を手配してくれ、病院に行きました。0から健康診断をすると520元かかりますが、日本から全ての診断結果を持参すればお医者さんのチェックのみで20元ほどのようです。私は血液検査とX-rayを撮ってもらい100元ほどでした。そして健康診断の結果が届いた週に居留許可の申請に行きます。これも学校側がバスを手配してくれて行けるのでありがたいなと思いました。友人と学校のサポートのおかげで今の所は何事もなく過ごせております。(様々なことが電子化されているので生活に関してはむしろ快適さを感じるほどです。)これから様々なことが起こると思いますが楽しみながら過ごしていきたいと思います。(華東師範大学)
●5月に入ってすぐに中国では大型連休に突入しました。天津に来て結構経つのに、天津の観光地を全然まわっていなかったので、この機会に天津観光を実施しました。まず、五大道という洋風の建築物が並んでいるところに行って昼食を取りました。次に意式風情区に行きました。ここは、イタリア式の大型建築群となっています。そして日が暮れてから古文化街へ行きました。ここはThe・中国の街という感じで、日本の中華街みたいな雰囲気でした。夜に行ったので、ライトアップされていて綺麗でした。古文化街へ行ったあとに天津アイを見に行きました。天津アイというのは観覧車のことです。ほんとうは観覧車に乗りたかったのですが、人が多すぎて断念しました。天津アイから帰宅しようとタクシーに乗ったのですが、連休なので道が混んでいて1㎞進むのに45分くらいかかりました。中国の大型連休の混雑具合を体験できて、良い思い出になりました。
5月末には、天津日本語教師会主催の日本語スピーチ大会が開催され、私はお手伝いのボランティアスタッフとして参加しました。この日本語スピーチ大会は北京にある日本大使館でおこなわれました。20名の中国人学生の皆さんが「日本語で伝えたい、私の○○」というテーマで発表しました。参加された皆さんは様々な「私の○○」について話してくれました。大切な人や好きなアイドルについて、自分自身の恋愛や故郷について、勉強の仕方やAI感についてなど、いろんな話が日本語で聞けてとても楽しかったです。大勢の聴衆の前で堂々と日本語で話す中国人学生の皆さんをかっこいいと思ったし、もっと自身の中国語を磨きたいと思えました。
留学終了まであと1ヶ月ほどなので、後悔が残らないように1日1日を噛みしめて大切に過ごしたいです。(南開大学)
●5月は劳动节があり北京と内モンゴルに旅行に行きました。北京は以前北京の大学で勉強していた友人が案内してくれ、様々な観光地を訪れました。定番ではありますが万里の長城はやはりよかったです。万里の長城にもいくつか観光地があるのですが私は慕田峪というところに行きました。劳动节にも関わらず混雑もしていなく非常に穴場のスポットだと思います。友人の受け売りではありますが登りはリフトに乗り、下りはスライダーに乗って下山するのが爽快でおすすめです。内モンゴルは3日間のツアーに参加しました。北京からバスで7時間、1日目は草原にて乗馬(特に練習もなく1人で乗って走るところまでやらせてもらえてびっくり&良かったです)、2日目は砂漠にてアクティビティ、3日目は内モンゴル博物館に訪れ再度北京に戻りました。
また5月は前学期にもあったフィールドトリップがありました。交換生とそれ以外の学生で参加費が異なることもあり、多くのクラスメートが不参加を決めたので、私も参加せずその休み利用して9日間のウイグル旅行に出かけました。2日間は1人で残りの7日は中国人の友人と団体旅行に参加し北疆の様々な観光地を訪れました。自分以外は全員中国人のツアーで、はたまた自分の中国語力不足を実感することにはなりましたが非常に楽しく有意義な時間を過ごすことができました。(華東師範大学)
2024年4月
●天津の気候もだんだん夏に近づいてきました。天津はめったに雨が降らないところで、私が天津に留学に来てからまだ3回くらいしか雨が降ってないのですが、その3回のうち今月は2回雨が降りました。雨だけでなく、雷も鳴って少し怖かったです。雨上がりの空は空気が澄んで、とてもきれいでした。
最近、私がはまっているのが、中国のアプリでネットショッピングをすることです。代表的な中国のネットショッピングアプリとして、主に3つ挙げられます。まず、淘宝、次に京东、そして拼多多です。それぞれのアプリに特徴があるので、1つずつ説明したいと思います。淘宝は、ピンからキリまでいろんな商品・お店が揃っていて1番使いやすいと思います。少し高めのものから安いもの、衣料品から食料品、調理器具、寝具まで何でもあります。しかしアカウントが凍結されやすいため注意が必要です。私も使い始めて1ヶ月も経たずにアカウントが凍結されてしまったため、現在は使えません。京东は、商品を頼んでから届くまでの時間が1番速いイメージがあります。今日頼んだら明日届くみたいな感じで、とにかく商品のお届けが速くて、信用度も高い気がします。拼多多は、すべてが安いです。私が最近1番使っているアプリが、この拼多多です。主に服や靴、アクセサリーを見ています。すごく安いのでこの前もついついピアスを5つほど買ってしまいました。ピアスだと1つ3〜7元(だいたい60円〜140円)で売っているので、5つ買っても20元(約400円)でした。商品を見て、気に入った商品をお気に入りに登録し、後からお気に入り商品を眺めるだけでもすごく楽しいです。これから夏に向けて、サンダルや半袖シャツを購入しようと思っていて、どれを買おうか毎日見ています。
5月に入ったら、すぐに連休に入ります。この5月の連休は人が多いし、ホテル代も2倍くらい高くなるらしいので旅行はあきらめて天津を観光する予定です。しかし天津も多くの人が旅行に来るみたいで、家から出たくないという気持ちもあります。(南開大学)
●4月は清明节があり3泊4日で石家庄に中国の知人に会いに行きました。知人の祖父母宅に行きご飯をご馳走になるなど、これまでの学校生活では体験することができなかったことを経験できました。前学期は数回しか旅行に行かなかったので、今期は中国のいろんなところに行ってみようと思っています。またこちらに来てから感じることがあるのですが、どこに行っても中国の方は外国人が少し中国語を話すだけで、「なんでこんなに中国語ができるの?」と褒めてくれるのでもっと頑張って勉強しようと思うことができます。実際には丁寧に説明してもらっているにも関わらずほとんど聞き取れなかったり、言いたいことを伝えられなかったりと、勉強はしているのにも関わらず自分の中国語力の低さを実感するばかりです。もちろん昨年の9月に比べると中国語力は向上していますが、ひとつ壁にぶつかっているようです。(華東師範大学)
2024年3月
●新学期が始まって1ヶ月経ちました。今月から中国語の授業のほかに文化授業が始まりました。文化授業は週に1回、水曜日におこなわれます。この文化授業は強制参加ではなく、興味のある人が参加する形式です。2種類の授業が設けられ、1つは「動画を見て中国語を話そう」という内容で、動画や画像を見ながら中国語を声に出して発音することを目的としています。具体的には天津で食べられている朝ごはんの画像を見ながら、その朝ごはんの名前を先生のあとに続いて発音して、目と耳を使って覚えるといった感じです。画像を見ながら発音することで視覚的にも聴覚的にも自分の記憶に残りやすくなるので、中国語の上達に効果があるのではないかと感じています。また、この授業で学んだことを実践してみることも可能です。先生は私たちに「天津で朝ごはんを食べてこい」という宿題を出しました。この宿題は、習ったことを授業内だけで完結させるのではなく、実際の生活の中で活かせたという達成感を得ることができます。もう1つは「中国文化体験」という内容です。その名の通り、様々な中国文化を学ぶことができる授業となっています。例えば、中国の書道、箏、美術、茶道、京劇などです。私が最初に体験したのが書道です。書道自体は日本でもやったことがありますが、中国で体験するのは初めてでした。日本で書道をしたときは筆の持ち方や筆の運び方をあまり気にしていませんでしたが、この体験で一から筆の持ち方や運び方を習って、苦戦しました。手首の使い方がとても重要だということを学びました。また作品を書きあげたあとに紙の左端に落款「甲辰杏月○○○○書於津」を書きました。今年は辰年なので「甲辰」、今は春なので「杏月」、○○○○には自分の名前を書き、最後にどこでこの作品を書いたのかを記します。天津で書いたので「於津」と書きました。この落款を書くことで作品全体が引き締まって見えるし、とても趣があって気に入っています。今後の文化授業も楽しみです。(南開大学)
●3月4日より授業が始まりました。本来であれば2月26日〜登録作業があったのですが、私は前日ギリギリまで旅行に行っていたため、当日早めに事務室に行き登録作業を済ませました。(支払いが必要な分は全て前期に済ませていたのでそんなに時間はかかりませんでした。)春休み中に跳班の試験を受けていたのですが無事受かり2−2班に所属することができました。前期と同様に最初の1週間は他のレベルのクラスの聴講も可能なので2−3班へも行ってみました。教科書的な難易度はそこまで違いを感じませんでしたが、先生が話すスピードや、そのクラスにいる生徒のレベルは確実に2−2より高いように感じました。また、私には直接関係はないのですが2−5班が最小開講人数に達していなかったらしく、今期は2−5班は設置されず、前期2−4班にいた生徒は自動的に3−1班に配属になっていました。(とはいえ言語生の数は普通班だけでも350人以上いるので規模が小さいわけではないと思います)(華東師範大学)
2024年2月
●2月26日から新しい学期が始まって、授業も始まりました。私は前の学期までは、初級・中級・高級の中の中級2のクラスだったのですが、今学期からは高級1のクラスに上がりました。教科書の内容もグンと難しくなって、今は毎日の授業についていくので精一杯です。これからだんだん授業に慣れてきたら心に余裕を持って学習に取り組めると思うので、慣れるまでは焦らずがんばりたいです。クラスのメンバーは前学期とほぼ一緒です。すでにお互いを知っているのでクラスの雰囲気も良く、過ごしやすいです。冬休みの間、2ヶ月近くクラスメートとは会っていなかったのですが、その間にクラスメートたちは旅行に行くなどいろんな経験をしていて、久々に会ったら中国語力が伸びていてびっくりしました。やはり授業外でどれだけ中国語を使う機会があるかが大事なんだと感じました。私も授業以外の時間もできるだけ中国語に触れていようと思いました。
今学期から住むところが変わって、ルームメイトも変わりました。前学期とは違うアパートで違うルームメイトと一緒に住むということでまだ慣れない点はありますが、新学期、心機一転がんばっていこうと思います。(南開大学)
●6週間あった春休みが終わりました。基本的に留学生は中国に滞在すると思っていたのですが、母国が遠い生徒を除いては、ほとんど帰国をしていたように思います。(韓国やベトナムは旧正月があるのでその影響も大きいと思います。)私はギリギリまでどうするか決めあぐねていたのですが、半分は日本に帰国し、半分は旅行に行きました。元々はせっかくの留学中なのに一時帰国するのはもったいないと思っていたのですが、「また中国に帰ってくる」という状態で帰国するのは想像以上に気分がいいものだったので個人的には良い選択になりました。
また、私は元々1−5クラスだったので本来であれば2−1に自動的にクラスが上がるのですが2−2に挑戦してみたかったので、休み期間にオンラインにてテストを受けました。結果は自分が次学期の登録作業をした後に知ることが出来ます。(華東師範大学)
2024年1月
●日本では1月1日がお正月ですが、中国は旧正月なので、1日のみお休みで2日からは通常通り授業がありました。ただ旧正月よりは劣ると思いますが、1月1日も新年の装飾があったりはするので(そこまで大々的ではありませんが…)ほのかにお正月気分を味わうことができました。普段は入場料が必要なお寺が無料で行けたり、越年面という麺料理が無料配布されたりと中国ならではのお正月のイベントもあるのかな、と思いました。
また、学校については1月2週目に期末テストがあり、今期のスケジュールは終わりました。自分の中国語レベルはまだまだ満足できるものではないですが、それでもこちらに来た当初よりは伸びた実感があります。春休みは来季に向けてしっかり準備をしていきたいと思います。(華東師範大学)
2023年12月
●(国籍比率について)留学生の比率についてですが、2023年9月期入学の学生だと言語生~博士まで含めると日本人が一番多く、その次に韓国、ベトナム、ロシア、フランスの方の順に多いです。クラスメイトはクラスによっても大きく変わると思いますが私のクラスは日本人が5人、韓国人が3人、ロシア人が2人、タイ人が2人、フランス人が2人、トルクメニスタン人が2人、カザフスタン人が1人、イラン人が1人、ドイツ人が1人、アメリカ人が1人で全20人です。(元々は15人ほどでしたがクラスチェンジをした人が多かったので人数が増えました。)非常に多様な国籍の生徒が集まっておりますし、クラスの雰囲気もとても良いので大変満足しております。(華東師範大学)
2023年11月
●11月は中間試験がありました。試験は、筆記・リスニング・口頭・発表の4つに分かれていて、準備がとても大変でした。口頭試験は、事前に与えられたテーマについて自分の意見を口頭で述べるというものでした。テーマは5つ与えられ、試験直前にどのテーマについて言うかをくじ引き方式で決めます。どのテーマが当たるか分からないので、一応全部のテーマについて自分の意見をまとめておかなければならないのが大変でした。せっかく準備したにもかかわらず、いざ試験となると焦ってしまってあまり発言できませんでした。しかし、自分の中国語がどれくらい上達したかが確認できるいい機会になったと思います。(南開大学)
●北京は11月中頃から急激に寒くなってきました。気温が0度を下回る日もあり、自分の周りでも体調を崩す友達が結構いました。北京ではインフルエンザやマイコプラズマなども流行しています。私は北京に来てから、インフルエンザとマイコプラズマ感染症を罹ってしまい、入院も経験しました。今回は今後北京に留学する人に向けて、北京の病院事情について紹介したいと思います。
私が現在留学している北京大学の周辺には、日本語に対応している病院が2つあります。中国語だと不安な病気の説明や薬の服用方法などを日本語で丁寧に説明してくれるので安心です。診療費については、立命館大学経由で契約した海外旅行保険を使うことで、保険会社が負担してくれるので、金銭面でも安心できます。私の場合は体調がかなり悪化し、入院が必要であると診断されたため、大学から遠く離れた病院に入院しました。入院した病院は中国語と英語しか対応していないので、どちらかの言語で会話をしなければなりませんが、簡単な言葉に言い換えて説明してくれるなど、丁寧に対応していただきました。
また、留学前に頭痛薬や解熱剤、鎮痛剤など、日本の薬をたくさん持って行きましたが、留学開始から3ヶ月経過後までで一度も使用していません。心配な方でも必要最低限の薬だけで十分対応可能だと思います。(北京大学)
●11月は中間試験と学校主催のフィールドトリップがありました。
中間考査は各教科の先生が作成をしてくださるので同じレベルでもクラスごとに試験内容が違います。教科書の内容を復習して理解していれば90点以上はとれると思うのでそんなに心配する必要はないと思います。
フィールドトリップは扬州と桐庐の2箇所から選べ、2泊3日で400元でした。学校側が半額負担してくれ、移動手段も提供してくれるので非常にありがたいイベントだと思います。旅行に行ってクラスメイトとより仲良くなったり、新しい友達ができたので行って良かったです。今学期は希望者は全員参加可能でしたが、全学期は先着順で行けない子もいたようです。次学期はどうなるか分かりませんが機会があれば次回も参加したいと思っています。(華東師範大学)
2023年10月
●中国では10月1日が国慶節なので、その日から一週間くらい学校も休みになります。私は十一休暇を利用して、中国人の友達の結婚式に参加するために浙江省の嘉興というところに行ってきました。この中国人の友達は以前日本に留学に来ていて、そのときに仲良くなりました。嘉興はその友達の故郷で、結婚式は家の中で行われました。中国式の結婚式に参加するのは初めてだったので、目に入ったものすべてが新鮮に感じられ、とても良い経験になりました。中国の結婚式は家の中が紅色で飾り付けられ、豪華です。家の中どこを見ても紅一色でした。さらに驚いたのは、毎回の食事のときに大きなテーブルをいくつも並べて、そこに料理が次々と運ばれてきて毎回パーティーみたいでした。まだ日本の結婚式に参加したことはないけど、きっと日本とは全然違うだろうなと思いました。家の装飾も料理も派手で豪快で、その感じが私はとても気に入って、楽しかったです。結婚式なので、新郎新婦の親族の方々も集まっていたのですが、みなさんとても親切にしてくれました。人の温かさを感じられて幸せな気持ちになれました。(南開大学)
●北京では、10月17日から18日にかけて、第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが開催されました。各国首脳の車列が北京の街中を駆け巡るなど、北京が中国政治の中枢であることを目の当たりにしました。また、同時期に東京北京フォーラムも北京市内で開催され、学生スタッフとして参加しました。今回で19回目の開催となり、民間対話の場とされる東京北京フォーラムでは、政治外交や経済、安全保障などの様々な分野における分科会が開かれ、日中両国の有識者らが直面する課題について議論を行いました。スタッフとしてフォーラムに関わる中で、民間レベルでの対話の重要性を認識するとともに、これほどの規模の民間対話が19年間も日中間で行われていることに驚きました。(北京大学)
●(授業について)クラスは1−1~5、2−1~5、3−1、3−2と12レベルで分けられており人数が多いレベルは更にA~Cクラスが増えるので今期は全部で24クラスあります。8月にWEB上でレベル分けテストを受けられるのですが(事前にメールで案内があります)、私は現地でテストを受けました。授業1週目はお試し期間なので出席もなく、どのクラスに行っても良いようです。私はクラス変更をするつもりはなかったので常に同じクラスで受けましたが、プラマイ1レベルだとほとんどレベルに違いを感じないそうです。同レベル(A~C)でのクラス変更不可、レベルを上げたい場合は別途テストに参加して合格する必要があります。私は1−5クラス(先生曰くHSK4~5級程度)で月:総合、火:口语、水:听力/総合、木: 口语、金:総合の授業があり、月水金と火木で違う先生が教えてくれます。また、上のクラスに行くと新聞や文化の授業があります。
通常、授業は午前のみですが、先着順でオプションクラスに申し込むこともでき、私はHSK5級と発音のクラスに申し込み、参加しています。(いずれのクラスも無料で週に1回90分あります。)
他の学校のことは分からないのでなんとも言えない部分はありますが、レベル分けも細かくされていますし、他のクラスを体験し別のクラスに行く機会も設けられているので、自身に合ったクラスを見つけることが出来るかと思います。(華東師範大学)
2023年9月
●天津に来て1ヶ月が経ちました。天津での生活にも慣れて、毎日充実した日々を送っています。学校の授業は主に中国語を学ぶ授業で、まずクラス分けテスト(会話と筆記)が行われました。上から高級、中級2、中級1、初級2、初級1の5つのクラスがあって、私は中級2のクラスになりました。中級2のクラスにはいろんな国籍の留学生が集まっていて、中国語での会話を通してその国の文化や生活状況について知れるのでとてもいい勉強になっています。中級2のクラスメートたちは中国語が結構話せて、私は読み書きはできるけど、話すとなると中国語がパッと出て来ないので、もっと積極的に発言して話す力と聞く力を身につけたいと思いました。
私は学校外のアパートに住んでいるので、毎日学校までレンタル自転車で通っています。日本にいるときは全く自転車に乗っていなかったので、久しぶりに自転車に乗って爆走するのが楽しいです。
最近、はじめて一人で中国映画を見に行って来ました。美团というアプリを使って予約して、映画館に行ってチケットを発行して見るという感じで、システムは日本とだいたい同じでした。“好像也没那么热血沸腾”という題名のコメディー映画を見ました。笑って泣ける映画でした。私は普段まったく涙を流さない人間なんですが、何年かぶりに涙があふれました。映画の内容は省略しますが、機会があったらぜひ見ていただきたいおすすめの映画です!中国映画はだいたいどの映画も中国語字幕がついているので、聞き取れなくても字幕を見ればなんとなく理解できたのでよかったです。
これからもできるだけいろんな体験をしてみようと思います。(南開大学)
●北京大学到着後は、大学の入学手続きや入寮手続きだけでなく、銀行口座開設や中国居留申請など、やらなければならないことが多く大変でした。
大学の授業では、中国語の精読や口語の授業を受けています。私のクラスには、アメリカ人やドイツ人、ロシア人など多種多様な国籍の学生が在籍しており、文化や価値観の違いを感じながら授業を受けることが刺激になっています。
また、9月末から国慶節が始まったのに合わせて、内モンゴル自治区の旅行ツアーに友達と参加してきました。ツアーでは、ゲルでの宿泊や現地の砂漠での乗馬などを体験してきました。日本とは大きく異なる環境で現地の人々や文化に触れ合うことができ、貴重な体験でした。(北京大学)
●9月9日に到着し、11日に报到(大学での登録作業のようなもの)、14日に安全教育、15日に入学説明会があり、18日から授業が始まりました。現地電話番号と銀行口座ないとあらゆることができないので、到着後はまず携帯の契約をし銀行口座を開設することをお勧めします。携帯は学内で1ヶ月120GBを年払い400元で契約することができます。銀行口座は正門すぐ横に中国工商銀行があり、パスポートと入学許可証、現地の電話番号があればできました。(人によればマイナンバーの番号を聞かれる人もいたので対応してくれる人によって必要なものが変わるのかも・・・)报到当日と翌日は待ち時間がとても長いので可能であればそれより前に行くといいと思います。また、21日には学校が健康診断を手配してくれ、病院に行きました。0から健康診断をすると520元かかりますが、日本から全ての診断結果を持参すればお医者さんのチェックのみで20元ほどのようです。私は血液検査とX-rayを撮ってもらい100元ほどでした。そして健康診断の結果が届いた週に居留許可の申請に行きます。これも学校側がバスを手配してくれて行けるのでありがたいなと思いました。友人と学校のサポートのおかげで今の所は何事もなく過ごせております。(様々なことが電子化されているので生活に関してはむしろ快適さを感じるほどです。)これから様々なことが起こると思いますが楽しみながら過ごしていきたいと思います。(華東師範大学)