2024年度、孔子学院の奨学金制度を利用して中国の大学に留学されたみなさんから届いたレポートの一部をご紹介します。
2025年3月
● 北京は暖かい気温の日もあれば、3月中旬には雪が降ったりなど奇妙な天気が続いています。授業はのクラスも1レベル上がり、授業のスピードや発表、ディベート、宿題の質や量が上がりました。中国に来たばかりの頃と比べると、授業の内容もしっかりと理解できるようになりました。しかしやはりディベート等のスピーキングをするときに自分の意見が伝わりずらかったりするので、中国人との交流を通じて自分の意見がしっかり話せるようになりたいです。(中略)4月の中旬に北京語言大学では一年で一番盛り上がると言われている世界文化节が開催されます。私は日本人学生会に所属しているので日本ブースを担当することになりました。他にもたくさんの日本人学生が参加してくれ、全員で盛り上げたいと思います。(北京語言大学)
●中国に来てからずっと体験したいと思っていた汉服の体験に行って来ました。中国の伝統衣装を体験しながら、可愛いお化粧をしてもらって写真を撮ってもらってと本当に素敵な時間を過ごせました。メイクをしてくれたお姉さんも写真を撮ってくれたカメラマンのお兄さんも本当に褒め上手で5秒に1回褒め言葉を投げかけてくださって絶対にまた撮りに来たいと思うぐらいまんまとハマってしまいました。撮り終えた画像をなんと修正までしてくださって、本当に誰?となるぐらい綺麗に加工していただきました。(北京大学)
●3月中旬からタイの短期留学生7名がクラスに加わり、元々20人に満たなかったクラスであるが、とても賑やかになった。これから5月中旬までの約2ヶ月間一緒に中国語を勉強する。中には西安や天津など、中国の別の都市にも短期留学していたという学生もいて、中国語がとても上手である。休み時間中に雑談をして仲良くなれたタイの留学生と授業終わりに学校付近を散歩したり、景色がきれいな場所に案内したり、雲南省の有名な食べ物などを教えて一緒に食べに行ったりしている。(雲南大学)
●3月末には、北京大学の留学生事務室が企画した留学生の旅行がありました。人数制限があるところ、無事に申し込みができてので、30人ほどの学生と引率の先生と一緒に蘇州へ行きました。会社で説明を聞いたり、施設を見学したり、ガイドがついているので、個人の観光旅行では訪れられないような場所も尋ねられたので、価値のある旅でした。これから、4月には端午の節句、5月には労働節の休みがあるので、旅行に行くのが楽しみです。(北京大学)
2025年2月
●春節も瞬く間に過ぎ2月になりました。私は8日に北京に戻り、10日に西安旅行に行きました。初めて高鉄に乗り一人での行動だったので緊張しましたが、新幹線に似ていてスムーズに向かう事ができました。西安では有名な観光地を巡り、西安の食べ物をたくさん食べました。特に西安で期待していたものは、秦始皇兵馬俑博物館です。西安は中国の歴史の都市でもあるので世界遺産を直で見ることができ心が昂りました。(北京語言大学)
●2月初頭からあっという間に授業が始まり、初めて北京にきた9月の頃を思い出すような初々しい気持ちで新しいクラスメイト、先生、友達との出会いを楽しんだ1ヶ月だったなと感じています。今学期は对外汉语教育学院では一番上のクラスに当たる高級3班に入るということで、自分がついていけるかどうか不安に感じていた部分があったのですが、そんな不安とは裏腹に先生の講義がとても分かりやすく、言語の背景にある中国の文化、思想を紐解くことに多くの時間を割いてくださるため、毎日の授業でただ文法・単語の量を積み重ねて行くだけではない、本当に楽しい授業をしてくださっています。(北京大学)
●学校から15kmほど離れたところに滇池という湖があり、滇池の近くに西山という山がある。ここもまた昆明の観光地であり、多くの人が訪れる。西山は山全体を見たとき女性が横たわっているように見え、睡美人山とも呼ばれる。海抜2000mほどの西山の山上からは昆明の景色を一望できる。バスやゴンドラやリフトに乗って山のかなり上の方まで行くことができ、自分の足で登るのはほんの少しであるため、登山するのに疲れる心配がない。山上から景色を眺めていると改めて滇池の大きさに驚かされる。滇池は300k㎡ほどの面積を有しており、池という名前はついているが、立派な湖である。西山の山上に「龙门」という門があり、歴史を感じられる美しい門と背景の滇池や昆明の街の景色が相まって大変きれいである。多くの観光客の写真スポットとなっていて、西山を訪れたら必ず行くべき場所である。(雲南大学)

●私たち語学生は、新学期のスタート日が本科生より少し遅く、19日からでした。授業が始まる前日に、クラス分け結果が発表され、教科書を購入します。1学期ごとにがらりとクラスのメンバーが変わるので面白いです。今学期もまた日本人が私しかいないクラスですが、他の国の学生となんとか良い関係を築けるようにしたいです。私の先学期のクラスは、どちらの先生も宿題が少なく、テストも中間と期末以外ほとんどありませんでしたが、今回の必修科目の先生は、小テストがかなり多そうです。熱心に学習できる良い機会だと捉えて、努力したいと思います。(北京大学)
2025年1月
●テストも無事に終わり春休みになりました。私はずっと行きたいと思っていたハルビンに旅行に行きました。ハルビンはマイナス20を下回る寒さで、風も強く、体の皮膚を覆わないと動けないほど寒かったです。(マスクをして外に出るとまつ毛の上に水分がたまり凍りました)。たくさんの有名な観光地を回りましたがやはりハルビンといえば、ハルビン氷祭り(冰雪大世界)の氷の迫力が大きかったのを覚えています。今年のテーマは「亚洲同心」(アジア各国の建築)でした。たくさんの国の建築をモチーフとした氷像群を見て回って楽しみました。どれもすごく丁寧に綺麗に彫刻されていて、とても綺麗でした。(北京語言大学)
●あっという間の4ヶ月でしたが、自分の中国語が確実に上がったことを実感できました。これまで単語ばかり勉強していましたが、成語にも触れることができ、これまで以上に中国語の魅力を感じたのと同時に帰国後も勉強を続けたいと感じました。半学期はとてもあっという間でした。しかし勉強に旅行に全力で取り組むことができ、本当にかけがえのない充実した時間を過ごすことができました。(復旦大学)
●1月は2日にテストを終えたあと、日本に一時帰国し就職活動を行っておりました。就職活動と留学の両立を図れるようにこの冬休み中に就職活動をあらかた終わらせる計画を立てていたので、後期の留学に全力を注げるように就職活動に全力で取り組みました。日本にいながらも、中国人の友人や一時帰国していない留学生の友人から春節の賑わいが伝わってくる写真がたくさん送られてきており、体験できなかったのはとても残念ではありますが、いつか必ず体験しようという目標が新しくできたので先の楽しみにとっておこうと思います。(北京大学)
●留学生活は早くも前半が終了し、中国に来たばかりの頃は店員さんとのやり取りさえも上手くできなかったが、今では特に問題なく受け答えできており、成長を感じられている。ただ、友達と会話をするとき、伝えたいことをどのように表現をすればよいかわからないことが多々あるため、わからない単語は気づいたその瞬間に調べ、調べた単語をスマホのメモに書き留めることを徹底して行い、語彙力の向上に努めたい。(雲南大学)
●1月3日に期末テストが終わり、それからは冬休みに入りました。中国の一大行事、春節は福建省で過ごしました。実際に中国人の家にお邪魔して、8日間ほどともに過ごしました。年夜飯と呼ばれる大晦日の夜ご飯を食べたり、年越しの瞬間の花火を見たり、お年玉をもらったり、新年一日目の朝に長寿麺を食べたり、たくさん中国の、福建の文化を体験させてもらえました。貴重な機会を与えてくれて感謝しています。(北京大学)
2024年12月
●12月になり、北京は風がとても強く京都よりも寒いです。12月後半はテストもあるので他の月よりも忙しく感じます。私が選択している授業はテストで成績をつける授業もありますが、プレゼンテーションで成績をつける授業もあります。一番初めの発表に比べると発表時間が長くなり、内容も深く、文章量も増え話す力が伸びてきたと自分でも実感しています。日本ではクリスマスイブやクリスマスはテストが無く、冬休みが始まりますが、中国では絶賛テスト期間中です。クリスマス前後は私(留学生枠)も本科生(中国人、外国人)も関係なくテストの勉強に追われていました。私はテストが全部で四つあり、三つはすでに終わりましたが後一つは1月2日にあります。中国はお正月がなく代わりに春節なので日本とは全く異なる年末年始を過ごします。(北京語言大学)
●今月も青島へ旅行に出かけました。景色がとても良くて、上海よりも寒かったですが穏やかでとても好きな都市になりました。若者の間で流行っている火車に乗って目的地へ行ったのですが、4人部屋で予約したら3人が女子で1人が男性という日本では考えにくい組み合わせになって驚きました。車内は騒げはしなかったものの、12時間電車に揺られて目的地へ向かったのはいい思い出です。(復旦大学)
●あっという間に12月も最後の1日になり、2024年も終わりを迎えようとしています。学期末の試験に向けて復習を進める中で、自分の今学期の成長を感じることができうれしい反面、中国語学者としてこれから進むべき道の果てしなさを痛感します。サークル活動として初めたダンスも自分の生活に欠かせないものになり、大学内だけでなく、サークルで指導してくださっている先生にお誘いしていただき、外部での練習に参加しています。初めて会う方々とのコミュニケーションはいつまでたっても慣れず、とても緊張してしまいますが、みなさん本当に優しく妹のように接してくださって、毎日本当に幸せを感じています。(北京大学)
●12月8日に昆明・藤沢友誼館において日本語のアフレコ大会が行われた。主な参加者は雲南大学や雲南師範大学、雲南民族大学といった大学の学生で、日本語専攻の学生もいれば日本語とは関係のない専攻の学生もいたようである。大会は、日本のアニメやドラマの映像が映し出され、その映像に合わせて、日本語で演技をするというものであった。中国の学生さんたちは大きな声で堂々と演技をされていて、中にはセリフが書かれた台本を全く見ずに演技をしている方もいて、レベルの高さに驚かされた。そのような熱心に取り組む姿勢にとても刺激をもらえ、私が普段中国語を話すとき、発音や表現に自信がないために、自然と声が小さくなってしまったりするが、今回のアフレコ大会を見学して、間違えることを恐れたり、恥ずかしがったりせず、堂々と話すことの大切さに改めて気づくことができた。(雲南大学)

●12月になるとかなり気温も下がってきたため、朝8時の授業がさらに苦しく感じます。最後の期末テストは12月末から1月初旬にかけて行われるので、12月前半は割と気楽に過ごしています。食堂の料理に少し飽きてきたので、外で食事をする機会も増えました。日本料理も何度か食べに行きました。お寿司や海鮮丼も、とてもおいしくて、日本のものとそれほど変わらないと個人的には思いました。もうすぐ冬休みに入るので、旅行の予定を立てているところです。約1か月半冬休みがあるので、中国で旅行をしたり、日本に帰ったりしたいなと思います。冬休みはじめはクラスメイトと一緒にハルビンに旅行する予定です。私たちがハルビンの寒さに耐えられるのかは分かりませんが、せっかくなので一度体験してきたいと思います。(北京大学)
2024年11月
● 11月後半になるにつれて気温がどんどん低くなり11月26日の夜には北京語言大学付近では初雪が降りました。バスケットコートには中国人の学生も、留学生の学生も大勢の人が集まりみんなで写真を撮ったり雪だるまを作ったり嬉しいあまりに踊っている学生も見られました。その日の夜は今までにないくらいとても大盛り上がりでした。授業は週に一回発表があったり、授業によっては異なりますが難しい宿題があったりします。今までは一人で準備して発表する内容が多かったのですが、最近は国が違う人同士3、4人のグループを組んでの発表が多くなってきました。お互いの言語や価値観が違うのでコニュニケーションを取るのが難しい時がありますが、たくさん話すことによって相互理解が深まることができるのでストレスなく学習できています。(北京語言大学)
●学校では留学生同士の運動大会や蘇州旅行など留学生同士が交流できる場が設けられていて、それらの活動を進んで活用しているため、日々たくさんの友達を作ることができています。生活の面では、今月も週末に旅行に出掛けました。ついこの前は南京へ行きました。上海から2時間程度と行きやすい距離で、初めて鴨血を食べました。食わず嫌いで今まで食べてこなかったのですが、食べてみるととても美味しくてびっくりしました。これからは知らない食べ物でも進んで食べようと思いました。今月から急に気温が下がり、寒さを感じていますが、上海は日本と変わらない気温でとても過ごしやすいです。(復旦大学)
● 11月は北京大学の学内、校外共に紅葉がとっても綺麗な季節で日本よりも秋を感じることができました。校内の銀杏並木は、気づけば一面を黄色に染めていて、毎日の登校が凄く幻想的でした。月の頭に、北京に来てからずっと行きたかった北京坏球影城(USP)に行って、中国のハロウィンを体験しました。日本のUSJよりも少し雑な感じがかえって面白くてとてもいい体験になりました。月の中頃から気温がグッと下がり、日本の真冬と変わらない温度になる日が増え、クラスメイトにも体調不良の人が多く、慣れない寒さに格闘しています。(北京大学)
●気候が穏やかで、1年を通して春のようだと言われる雲南省でも、11月も後半になると、気温も下がり、冬らしさが感じられるようになってきた。宿舎や教室、食堂など、学校内の施設には基本的には暖房設備はなく、授業中も非常に寒いため着込んだり、カイロや毛布を持参したりするなど自分自身で防寒対策をする必要がある。最近は温かいもの食べたくなることが多いので、学校のすぐ近くに园西路という美食街があり、そこにある杨国福の麻辣烫を昼休みや授業終わりに行くことが多い。园西路には飲料のお店も非常に多く、蜜雪冰城、喜茶、奈雪的茶、茶百道など様々である。珍珠奶茶やフルーツベースの飲料、ヨーグルトベースの飲料など種類も非常に多く、サイズも大きく安価である。(雲南大学)

●11月10日には国際文化節がありました。今年は体育館で行われ、各国のブースが並んでおり、さまざまな国の文化を体験することができました。私は日本のブースを担当し、お客さんや学生が浴衣を着るのを手伝っていました。体育館の中は人込みで、2時間しかいませんでしたがかなり暑かったです。(11月初旬の中間)テスト後は、クラスメイトと河北省の石家庄という場所に旅行しました。北京から高速鉄道で1時間弱の比較的近いところです。観光地も広く、観光客の少ないシーズンなので、ゆっくり観光できました。(北京大学)
2024年10月
●10月は1日から7日まで国慶節で学校が休みでした。内モンゴルに行くツアーがあり、2泊3日と3泊4日のプランがあったので3泊4日のプランを選択しました。朝早くに出発しますが出発場所は北京語言大学前もありました。内モンゴルの景色を見て馬に乗ったり、内蒙包に宿泊したり、砂漠に行ってラクダや色んな乗り物に乗ったりなど日本ではできないような遊びが経験できました。内モンゴルの食はあまり口には合わず、内モンゴルのミルクティーも独特と聞いていたので試してみると美味しくありませんでした。現地の人が私の中国語を聞いて発音が間違っていると訂正されましたが中国人に聞いてみると内モンゴルの方言だそうです。また内モンゴルに行くツアーは北京語言大学以外の学生も参加しているので様々な学生と交流する事ができます。北京ではできない経験がこの3泊4日に詰まっていたのでとても充実した国慶節を過ごす事ができました。(北京語言大学)
●学習面では、授業に徐々に慣れ、先生が話す内容も理解できるようになり理解力が向上していると思います。授業にも積極的に参加し、意見を述べる際にはなるべく学習した単語を使って自分の考えを表現するよう努めています。特に口語の授業では、自分について話す機会が増え、自己紹介や自分の経験を共有でき、とても楽しいです。これらの経験を通じて語学力が向上し、自分自身を自信をもって表現できるようにもなりました。生活面では、課外の時間を活用してさまざまな場所に行き、留学生活を充実させる努力を続けています。奨学金生による上海市内観光活動にも参加し、これまで訪れたことのない観光地を見学しました。他国の学生と交流する機会も多く、新しい友達も日に日に増えています。他にも伝統的な中国文化活動も体験し、自分で扇子を描いたり書道の練習もしました。(復旦大学)

●生活にも授業にも慣れ、自分のペースを掴んで勉強、友達との日々の交流、社団と呼ばれる日本の大学のサークルのような活動にも参加し、日々充実しています。中国語でのやり取りも、最初はあった恥ずかしさや戸惑いはほとんどなくなり、何を言ってるのかわからないときもそれを楽しんで学習の機会にしています。ですが、最初は美味しいと思っていた食堂の料理に飽きが来てしまい、最近はもっぱら外卖(日本のウーバーイーツのようなデリバリーサービス)でさっぱりしたサラダやヨーグルトなどを食べています。こちらのデリバリーサービスは日本とは比較にならないくらい便利ですし、食べ物の種類も豊富です。そして何より値段が圧倒的に安いので、一年後日本に帰ってからの感覚がおかしくなりそうな予感がしています(笑)。中国人の友達も何人かでき、ご飯に行ったり、バドミントンをしたり、言葉が全て通じるわけじゃない中でも仲良くしてくれる彼らに、とても感謝しています。(北京大学)
●9月30日は授業がありましたが、9月28日29日の土日、10月1日~7日は国慶節で休みでした。私は9月27日の授業後から28日にかけて天津に旅行し、10月3日~7日は河南省洛陽市に行きました。高速鉄道のチケットは取るのが難しいので、かなり早めに旅行計画を立てることをお勧めします。人気観光地への高速鉄道は、2週間前のオンラインでのチケット販売開始時に取らないと取れないことも多いそうです。
中国語のクラスについてですが、仲が深まってきて、一緒にご飯を食べる機会も増えました。北京大学の中国語クラスは1~15班まであり、ほとんどの班に日本人がいますが、私の班は珍しく日本人が1人だけで、他の学生の国籍は様々です。中には華人もいます。皆4技能のレベルが異なるので、お互い刺激し合いながら中国語を勉強できています。(北京大学)
●10月1日から7日までは国慶節で、授業が休みだった。夏休みと冬休み以外の長期休暇は貴重であるため、この休みを利用して、クラスメイトと旅行をすることができた。行き先は雲南省の大理、麗江、香格里拉など。大理は白族、麗江は納西族、香格里拉は迪庆藏族というようにそれぞれの民族の自治州となっており、伝統衣装も見たり、名物料理を食べたりして、普段昆明で過ごしていて感じられない多民族地域の雲南省らしさを感じることができた。祝日というだけあって、観光地はどこも観光客で混み合っていた。また、車の渋滞も深刻で、中国の人の波を実体験することができた。(雲南大学)

2024年9月
●中国に来て3日たった後、すぐに授業の登録が始まりました。北京語言大学ではレベルチェックのテストは無く、中級(下,上)、上級(下,上)の四つの中から個人で自分に合った授業を選択することができます。必修の授業が6単位、選択授業はレベルで種類が変わりますがどのレベルでも最大20単位まで選択することができます。先生はもちろん全員中国人で生徒はアジア圏以外の留学生もたくさんいます。授業は1コマ100分間あり、間に10分間の休憩があります。授業によって学ぶ内容は異なりますが私はspeakingの授業を多く選択したのでグループで話し合い活動や発表が多いです。毎回予習、復習をやってくるのは当たり前で、宿題が出されます。(北京語言大学)
●授業や生活に関してですが、授業はコマ数も多いですが(週18~20コマ)、北京大学は授業が始まるのが遅いため、最初はとても時間があるように感じました。しかし、授業が始まってからはとても忙しくなりました。中国語コースの私たちは、必修の中国語授業はレベル別に振り分けられ、選択授業はレベルによっては自分で選べます。私の場合は週に3回朝8時に始まる授業があるので、早起きはまだ慣れません。そのうえ、寮はシェアルームなので、とても気を遣います。食事面は食堂の料理の種類が充実しているので、困ることはありません。量が多いですが、慣れてきました。(北京大学)
●中国に来て1ヶ月が経ちました!最初は不安な気持ちが多かったですが、今では不安な気持ちは1ミリもなくなり、全てが新鮮でとても楽しいです。
授業面では、HSK6級の内容を学んでいます。1クラス20人程度で、沢山の国の人たちが集まって一緒に勉強しています。最初はクラスに馴染めるか不安でしたが、同じクラスの人たちがとても優しく話しかけてくれ、毎日楽しく過ごせています。クラスの人とは一緒にショッピングに出かけたり勉強したりと一緒にいろいろな経験をしています。
生活面では、ショッピングモールや観光地によく行き、地元の文化や生活文化を実際に体感することができています。地震のある日本とは違い、どこも建物が高く、さらに非常にユニークな建物が多くて驚きました。また、ショッピングモールにある商品の種類も日本よりも多様です。日本にもあるお店でも、商品が中国の文化に合わせられていたりと違いを見つけるのがとても面白いです。ルームメイトとは中国語で交流し、お互いの経験や見解をシェアしています。週末になると一緒に出掛け、美味しい食事を楽しんだり、街の魅力を探求したりしています。(復旦大学)
●9月1日に行われる入学手続きに合わせて8月31日の飛行機で中国へ出発しました。到着した日から、入寮の手続き、居留許可証の手続き、携帯電話と銀行口座の開設等々、手続きに追われる毎日で最初の1週間は嵐のように過ぎ去って行った感覚です。当たり前なのですが、何をするにも中国語での意思疎通が必要なので、自分が今まで学習した中国語が本当に生きた言語なんだなという実感と、自分の中国語はまだまだだな、もっと頑張らないといけないなという気持ちになりました。授業が開始してからは、クラスメートとの交流や、社団(大学のサークルのようなもの)に参加するなど、色んな人との新しいを大切に、毎日の生活全てから学びを得ようと必死に頑張っております。(北京大学)
●中国語の授業は「初级」「中级」「高级」のレベル別に分けられている。私はHSK4級を取得していたため、「中级」のクラスに所属することとなった。「综合」「听力」「阅读」の授業がある。月曜日から金曜日まで授業があり、「综合」は週5回、「听力」は月・金の週2回、「阅读」は水・木の週2回である。授業時間は前半45分、休憩10分、後半45分である。
・交通手段は地下鉄、バス、タクシー、電動自転車等がある。少し遠い場所に行くときは「高德地图」の「打车」をよく利用する。アプリで簡単に配車することができ、乗車時に電話番号の下二桁を運転手に伝えるだけで、簡単に利用することができる。料金も予め設定されており、過剰請求される心配もない。「哈啰」「美团」などの電動自転車も町中至るところにあり、料金も安いが、日本の電動アシスト自転車とは違い、全自動の自転車であるためバイクに近く、運転には十分な注意が必要である。
・食堂は安く、ご飯が0.3元、おかずが1.5元〜6元ほど。組み合わせ自由で容器に入れてもらいテイクアウトすることもできる。その場合ご飯は容器込みで0.8元となる。
・昆明には菌火锅(きのこの鍋)や过桥米线(昆明では米线という米で作られた麺が定番主食であり、过桥米线はスープの入った熱された鍋に様々な具材を入れ、最後に米线を入れてかき混ぜて食べる料理である)などの名物料理がある。(雲南大学)
● 北京は暖かい気温の日もあれば、3月中旬には雪が降ったりなど奇妙な天気が続いています。授業はのクラスも1レベル上がり、授業のスピードや発表、ディベート、宿題の質や量が上がりました。中国に来たばかりの頃と比べると、授業の内容もしっかりと理解できるようになりました。しかしやはりディベート等のスピーキングをするときに自分の意見が伝わりずらかったりするので、中国人との交流を通じて自分の意見がしっかり話せるようになりたいです。(中略)4月の中旬に北京語言大学では一年で一番盛り上がると言われている世界文化节が開催されます。私は日本人学生会に所属しているので日本ブースを担当することになりました。他にもたくさんの日本人学生が参加してくれ、全員で盛り上げたいと思います。(北京語言大学)
●中国に来てからずっと体験したいと思っていた汉服の体験に行って来ました。中国の伝統衣装を体験しながら、可愛いお化粧をしてもらって写真を撮ってもらってと本当に素敵な時間を過ごせました。メイクをしてくれたお姉さんも写真を撮ってくれたカメラマンのお兄さんも本当に褒め上手で5秒に1回褒め言葉を投げかけてくださって絶対にまた撮りに来たいと思うぐらいまんまとハマってしまいました。撮り終えた画像をなんと修正までしてくださって、本当に誰?となるぐらい綺麗に加工していただきました。(北京大学)
●3月中旬からタイの短期留学生7名がクラスに加わり、元々20人に満たなかったクラスであるが、とても賑やかになった。これから5月中旬までの約2ヶ月間一緒に中国語を勉強する。中には西安や天津など、中国の別の都市にも短期留学していたという学生もいて、中国語がとても上手である。休み時間中に雑談をして仲良くなれたタイの留学生と授業終わりに学校付近を散歩したり、景色がきれいな場所に案内したり、雲南省の有名な食べ物などを教えて一緒に食べに行ったりしている。(雲南大学)
●3月末には、北京大学の留学生事務室が企画した留学生の旅行がありました。人数制限があるところ、無事に申し込みができてので、30人ほどの学生と引率の先生と一緒に蘇州へ行きました。会社で説明を聞いたり、施設を見学したり、ガイドがついているので、個人の観光旅行では訪れられないような場所も尋ねられたので、価値のある旅でした。これから、4月には端午の節句、5月には労働節の休みがあるので、旅行に行くのが楽しみです。(北京大学)
●春節も瞬く間に過ぎ2月になりました。私は8日に北京に戻り、10日に西安旅行に行きました。初めて高鉄に乗り一人での行動だったので緊張しましたが、新幹線に似ていてスムーズに向かう事ができました。西安では有名な観光地を巡り、西安の食べ物をたくさん食べました。特に西安で期待していたものは、秦始皇兵馬俑博物館です。西安は中国の歴史の都市でもあるので世界遺産を直で見ることができ心が昂りました。(北京語言大学)
●2月初頭からあっという間に授業が始まり、初めて北京にきた9月の頃を思い出すような初々しい気持ちで新しいクラスメイト、先生、友達との出会いを楽しんだ1ヶ月だったなと感じています。今学期は对外汉语教育学院では一番上のクラスに当たる高級3班に入るということで、自分がついていけるかどうか不安に感じていた部分があったのですが、そんな不安とは裏腹に先生の講義がとても分かりやすく、言語の背景にある中国の文化、思想を紐解くことに多くの時間を割いてくださるため、毎日の授業でただ文法・単語の量を積み重ねて行くだけではない、本当に楽しい授業をしてくださっています。(北京大学)
●学校から15kmほど離れたところに滇池という湖があり、滇池の近くに西山という山がある。ここもまた昆明の観光地であり、多くの人が訪れる。西山は山全体を見たとき女性が横たわっているように見え、睡美人山とも呼ばれる。海抜2000mほどの西山の山上からは昆明の景色を一望できる。バスやゴンドラやリフトに乗って山のかなり上の方まで行くことができ、自分の足で登るのはほんの少しであるため、登山するのに疲れる心配がない。山上から景色を眺めていると改めて滇池の大きさに驚かされる。滇池は300k㎡ほどの面積を有しており、池という名前はついているが、立派な湖である。西山の山上に「龙门」という門があり、歴史を感じられる美しい門と背景の滇池や昆明の街の景色が相まって大変きれいである。多くの観光客の写真スポットとなっていて、西山を訪れたら必ず行くべき場所である。(雲南大学)
●私たち語学生は、新学期のスタート日が本科生より少し遅く、19日からでした。授業が始まる前日に、クラス分け結果が発表され、教科書を購入します。1学期ごとにがらりとクラスのメンバーが変わるので面白いです。今学期もまた日本人が私しかいないクラスですが、他の国の学生となんとか良い関係を築けるようにしたいです。私の先学期のクラスは、どちらの先生も宿題が少なく、テストも中間と期末以外ほとんどありませんでしたが、今回の必修科目の先生は、小テストがかなり多そうです。熱心に学習できる良い機会だと捉えて、努力したいと思います。(北京大学)
●テストも無事に終わり春休みになりました。私はずっと行きたいと思っていたハルビンに旅行に行きました。ハルビンはマイナス20を下回る寒さで、風も強く、体の皮膚を覆わないと動けないほど寒かったです。(マスクをして外に出るとまつ毛の上に水分がたまり凍りました)。たくさんの有名な観光地を回りましたがやはりハルビンといえば、ハルビン氷祭り(冰雪大世界)の氷の迫力が大きかったのを覚えています。今年のテーマは「亚洲同心」(アジア各国の建築)でした。たくさんの国の建築をモチーフとした氷像群を見て回って楽しみました。どれもすごく丁寧に綺麗に彫刻されていて、とても綺麗でした。(北京語言大学)
●あっという間の4ヶ月でしたが、自分の中国語が確実に上がったことを実感できました。これまで単語ばかり勉強していましたが、成語にも触れることができ、これまで以上に中国語の魅力を感じたのと同時に帰国後も勉強を続けたいと感じました。半学期はとてもあっという間でした。しかし勉強に旅行に全力で取り組むことができ、本当にかけがえのない充実した時間を過ごすことができました。(復旦大学)
●1月は2日にテストを終えたあと、日本に一時帰国し就職活動を行っておりました。就職活動と留学の両立を図れるようにこの冬休み中に就職活動をあらかた終わらせる計画を立てていたので、後期の留学に全力を注げるように就職活動に全力で取り組みました。日本にいながらも、中国人の友人や一時帰国していない留学生の友人から春節の賑わいが伝わってくる写真がたくさん送られてきており、体験できなかったのはとても残念ではありますが、いつか必ず体験しようという目標が新しくできたので先の楽しみにとっておこうと思います。(北京大学)
●留学生活は早くも前半が終了し、中国に来たばかりの頃は店員さんとのやり取りさえも上手くできなかったが、今では特に問題なく受け答えできており、成長を感じられている。ただ、友達と会話をするとき、伝えたいことをどのように表現をすればよいかわからないことが多々あるため、わからない単語は気づいたその瞬間に調べ、調べた単語をスマホのメモに書き留めることを徹底して行い、語彙力の向上に努めたい。(雲南大学)
●1月3日に期末テストが終わり、それからは冬休みに入りました。中国の一大行事、春節は福建省で過ごしました。実際に中国人の家にお邪魔して、8日間ほどともに過ごしました。年夜飯と呼ばれる大晦日の夜ご飯を食べたり、年越しの瞬間の花火を見たり、お年玉をもらったり、新年一日目の朝に長寿麺を食べたり、たくさん中国の、福建の文化を体験させてもらえました。貴重な機会を与えてくれて感謝しています。(北京大学)
●12月になり、北京は風がとても強く京都よりも寒いです。12月後半はテストもあるので他の月よりも忙しく感じます。私が選択している授業はテストで成績をつける授業もありますが、プレゼンテーションで成績をつける授業もあります。一番初めの発表に比べると発表時間が長くなり、内容も深く、文章量も増え話す力が伸びてきたと自分でも実感しています。日本ではクリスマスイブやクリスマスはテストが無く、冬休みが始まりますが、中国では絶賛テスト期間中です。クリスマス前後は私(留学生枠)も本科生(中国人、外国人)も関係なくテストの勉強に追われていました。私はテストが全部で四つあり、三つはすでに終わりましたが後一つは1月2日にあります。中国はお正月がなく代わりに春節なので日本とは全く異なる年末年始を過ごします。(北京語言大学)
●今月も青島へ旅行に出かけました。景色がとても良くて、上海よりも寒かったですが穏やかでとても好きな都市になりました。若者の間で流行っている火車に乗って目的地へ行ったのですが、4人部屋で予約したら3人が女子で1人が男性という日本では考えにくい組み合わせになって驚きました。車内は騒げはしなかったものの、12時間電車に揺られて目的地へ向かったのはいい思い出です。(復旦大学)
●あっという間に12月も最後の1日になり、2024年も終わりを迎えようとしています。学期末の試験に向けて復習を進める中で、自分の今学期の成長を感じることができうれしい反面、中国語学者としてこれから進むべき道の果てしなさを痛感します。サークル活動として初めたダンスも自分の生活に欠かせないものになり、大学内だけでなく、サークルで指導してくださっている先生にお誘いしていただき、外部での練習に参加しています。初めて会う方々とのコミュニケーションはいつまでたっても慣れず、とても緊張してしまいますが、みなさん本当に優しく妹のように接してくださって、毎日本当に幸せを感じています。(北京大学)
●12月8日に昆明・藤沢友誼館において日本語のアフレコ大会が行われた。主な参加者は雲南大学や雲南師範大学、雲南民族大学といった大学の学生で、日本語専攻の学生もいれば日本語とは関係のない専攻の学生もいたようである。大会は、日本のアニメやドラマの映像が映し出され、その映像に合わせて、日本語で演技をするというものであった。中国の学生さんたちは大きな声で堂々と演技をされていて、中にはセリフが書かれた台本を全く見ずに演技をしている方もいて、レベルの高さに驚かされた。そのような熱心に取り組む姿勢にとても刺激をもらえ、私が普段中国語を話すとき、発音や表現に自信がないために、自然と声が小さくなってしまったりするが、今回のアフレコ大会を見学して、間違えることを恐れたり、恥ずかしがったりせず、堂々と話すことの大切さに改めて気づくことができた。(雲南大学)
●12月になるとかなり気温も下がってきたため、朝8時の授業がさらに苦しく感じます。最後の期末テストは12月末から1月初旬にかけて行われるので、12月前半は割と気楽に過ごしています。食堂の料理に少し飽きてきたので、外で食事をする機会も増えました。日本料理も何度か食べに行きました。お寿司や海鮮丼も、とてもおいしくて、日本のものとそれほど変わらないと個人的には思いました。もうすぐ冬休みに入るので、旅行の予定を立てているところです。約1か月半冬休みがあるので、中国で旅行をしたり、日本に帰ったりしたいなと思います。冬休みはじめはクラスメイトと一緒にハルビンに旅行する予定です。私たちがハルビンの寒さに耐えられるのかは分かりませんが、せっかくなので一度体験してきたいと思います。(北京大学)
● 11月後半になるにつれて気温がどんどん低くなり11月26日の夜には北京語言大学付近では初雪が降りました。バスケットコートには中国人の学生も、留学生の学生も大勢の人が集まりみんなで写真を撮ったり雪だるまを作ったり嬉しいあまりに踊っている学生も見られました。その日の夜は今までにないくらいとても大盛り上がりでした。授業は週に一回発表があったり、授業によっては異なりますが難しい宿題があったりします。今までは一人で準備して発表する内容が多かったのですが、最近は国が違う人同士3、4人のグループを組んでの発表が多くなってきました。お互いの言語や価値観が違うのでコニュニケーションを取るのが難しい時がありますが、たくさん話すことによって相互理解が深まることができるのでストレスなく学習できています。(北京語言大学)
●学校では留学生同士の運動大会や蘇州旅行など留学生同士が交流できる場が設けられていて、それらの活動を進んで活用しているため、日々たくさんの友達を作ることができています。生活の面では、今月も週末に旅行に出掛けました。ついこの前は南京へ行きました。上海から2時間程度と行きやすい距離で、初めて鴨血を食べました。食わず嫌いで今まで食べてこなかったのですが、食べてみるととても美味しくてびっくりしました。これからは知らない食べ物でも進んで食べようと思いました。今月から急に気温が下がり、寒さを感じていますが、上海は日本と変わらない気温でとても過ごしやすいです。(復旦大学)
● 11月は北京大学の学内、校外共に紅葉がとっても綺麗な季節で日本よりも秋を感じることができました。校内の銀杏並木は、気づけば一面を黄色に染めていて、毎日の登校が凄く幻想的でした。月の頭に、北京に来てからずっと行きたかった北京坏球影城(USP)に行って、中国のハロウィンを体験しました。日本のUSJよりも少し雑な感じがかえって面白くてとてもいい体験になりました。月の中頃から気温がグッと下がり、日本の真冬と変わらない温度になる日が増え、クラスメイトにも体調不良の人が多く、慣れない寒さに格闘しています。(北京大学)
●気候が穏やかで、1年を通して春のようだと言われる雲南省でも、11月も後半になると、気温も下がり、冬らしさが感じられるようになってきた。宿舎や教室、食堂など、学校内の施設には基本的には暖房設備はなく、授業中も非常に寒いため着込んだり、カイロや毛布を持参したりするなど自分自身で防寒対策をする必要がある。最近は温かいもの食べたくなることが多いので、学校のすぐ近くに园西路という美食街があり、そこにある杨国福の麻辣烫を昼休みや授業終わりに行くことが多い。园西路には飲料のお店も非常に多く、蜜雪冰城、喜茶、奈雪的茶、茶百道など様々である。珍珠奶茶やフルーツベースの飲料、ヨーグルトベースの飲料など種類も非常に多く、サイズも大きく安価である。(雲南大学)
●11月10日には国際文化節がありました。今年は体育館で行われ、各国のブースが並んでおり、さまざまな国の文化を体験することができました。私は日本のブースを担当し、お客さんや学生が浴衣を着るのを手伝っていました。体育館の中は人込みで、2時間しかいませんでしたがかなり暑かったです。(11月初旬の中間)テスト後は、クラスメイトと河北省の石家庄という場所に旅行しました。北京から高速鉄道で1時間弱の比較的近いところです。観光地も広く、観光客の少ないシーズンなので、ゆっくり観光できました。(北京大学)
●10月は1日から7日まで国慶節で学校が休みでした。内モンゴルに行くツアーがあり、2泊3日と3泊4日のプランがあったので3泊4日のプランを選択しました。朝早くに出発しますが出発場所は北京語言大学前もありました。内モンゴルの景色を見て馬に乗ったり、内蒙包に宿泊したり、砂漠に行ってラクダや色んな乗り物に乗ったりなど日本ではできないような遊びが経験できました。内モンゴルの食はあまり口には合わず、内モンゴルのミルクティーも独特と聞いていたので試してみると美味しくありませんでした。現地の人が私の中国語を聞いて発音が間違っていると訂正されましたが中国人に聞いてみると内モンゴルの方言だそうです。また内モンゴルに行くツアーは北京語言大学以外の学生も参加しているので様々な学生と交流する事ができます。北京ではできない経験がこの3泊4日に詰まっていたのでとても充実した国慶節を過ごす事ができました。(北京語言大学)
●学習面では、授業に徐々に慣れ、先生が話す内容も理解できるようになり理解力が向上していると思います。授業にも積極的に参加し、意見を述べる際にはなるべく学習した単語を使って自分の考えを表現するよう努めています。特に口語の授業では、自分について話す機会が増え、自己紹介や自分の経験を共有でき、とても楽しいです。これらの経験を通じて語学力が向上し、自分自身を自信をもって表現できるようにもなりました。生活面では、課外の時間を活用してさまざまな場所に行き、留学生活を充実させる努力を続けています。奨学金生による上海市内観光活動にも参加し、これまで訪れたことのない観光地を見学しました。他国の学生と交流する機会も多く、新しい友達も日に日に増えています。他にも伝統的な中国文化活動も体験し、自分で扇子を描いたり書道の練習もしました。(復旦大学)
●生活にも授業にも慣れ、自分のペースを掴んで勉強、友達との日々の交流、社団と呼ばれる日本の大学のサークルのような活動にも参加し、日々充実しています。中国語でのやり取りも、最初はあった恥ずかしさや戸惑いはほとんどなくなり、何を言ってるのかわからないときもそれを楽しんで学習の機会にしています。ですが、最初は美味しいと思っていた食堂の料理に飽きが来てしまい、最近はもっぱら外卖(日本のウーバーイーツのようなデリバリーサービス)でさっぱりしたサラダやヨーグルトなどを食べています。こちらのデリバリーサービスは日本とは比較にならないくらい便利ですし、食べ物の種類も豊富です。そして何より値段が圧倒的に安いので、一年後日本に帰ってからの感覚がおかしくなりそうな予感がしています(笑)。中国人の友達も何人かでき、ご飯に行ったり、バドミントンをしたり、言葉が全て通じるわけじゃない中でも仲良くしてくれる彼らに、とても感謝しています。(北京大学)
●9月30日は授業がありましたが、9月28日29日の土日、10月1日~7日は国慶節で休みでした。私は9月27日の授業後から28日にかけて天津に旅行し、10月3日~7日は河南省洛陽市に行きました。高速鉄道のチケットは取るのが難しいので、かなり早めに旅行計画を立てることをお勧めします。人気観光地への高速鉄道は、2週間前のオンラインでのチケット販売開始時に取らないと取れないことも多いそうです。
中国語のクラスについてですが、仲が深まってきて、一緒にご飯を食べる機会も増えました。北京大学の中国語クラスは1~15班まであり、ほとんどの班に日本人がいますが、私の班は珍しく日本人が1人だけで、他の学生の国籍は様々です。中には華人もいます。皆4技能のレベルが異なるので、お互い刺激し合いながら中国語を勉強できています。(北京大学)
●10月1日から7日までは国慶節で、授業が休みだった。夏休みと冬休み以外の長期休暇は貴重であるため、この休みを利用して、クラスメイトと旅行をすることができた。行き先は雲南省の大理、麗江、香格里拉など。大理は白族、麗江は納西族、香格里拉は迪庆藏族というようにそれぞれの民族の自治州となっており、伝統衣装も見たり、名物料理を食べたりして、普段昆明で過ごしていて感じられない多民族地域の雲南省らしさを感じることができた。祝日というだけあって、観光地はどこも観光客で混み合っていた。また、車の渋滞も深刻で、中国の人の波を実体験することができた。(雲南大学)
●中国に来て3日たった後、すぐに授業の登録が始まりました。北京語言大学ではレベルチェックのテストは無く、中級(下,上)、上級(下,上)の四つの中から個人で自分に合った授業を選択することができます。必修の授業が6単位、選択授業はレベルで種類が変わりますがどのレベルでも最大20単位まで選択することができます。先生はもちろん全員中国人で生徒はアジア圏以外の留学生もたくさんいます。授業は1コマ100分間あり、間に10分間の休憩があります。授業によって学ぶ内容は異なりますが私はspeakingの授業を多く選択したのでグループで話し合い活動や発表が多いです。毎回予習、復習をやってくるのは当たり前で、宿題が出されます。(北京語言大学)
●授業や生活に関してですが、授業はコマ数も多いですが(週18~20コマ)、北京大学は授業が始まるのが遅いため、最初はとても時間があるように感じました。しかし、授業が始まってからはとても忙しくなりました。中国語コースの私たちは、必修の中国語授業はレベル別に振り分けられ、選択授業はレベルによっては自分で選べます。私の場合は週に3回朝8時に始まる授業があるので、早起きはまだ慣れません。そのうえ、寮はシェアルームなので、とても気を遣います。食事面は食堂の料理の種類が充実しているので、困ることはありません。量が多いですが、慣れてきました。(北京大学)
●中国に来て1ヶ月が経ちました!最初は不安な気持ちが多かったですが、今では不安な気持ちは1ミリもなくなり、全てが新鮮でとても楽しいです。
授業面では、HSK6級の内容を学んでいます。1クラス20人程度で、沢山の国の人たちが集まって一緒に勉強しています。最初はクラスに馴染めるか不安でしたが、同じクラスの人たちがとても優しく話しかけてくれ、毎日楽しく過ごせています。クラスの人とは一緒にショッピングに出かけたり勉強したりと一緒にいろいろな経験をしています。
生活面では、ショッピングモールや観光地によく行き、地元の文化や生活文化を実際に体感することができています。地震のある日本とは違い、どこも建物が高く、さらに非常にユニークな建物が多くて驚きました。また、ショッピングモールにある商品の種類も日本よりも多様です。日本にもあるお店でも、商品が中国の文化に合わせられていたりと違いを見つけるのがとても面白いです。ルームメイトとは中国語で交流し、お互いの経験や見解をシェアしています。週末になると一緒に出掛け、美味しい食事を楽しんだり、街の魅力を探求したりしています。(復旦大学)
●9月1日に行われる入学手続きに合わせて8月31日の飛行機で中国へ出発しました。到着した日から、入寮の手続き、居留許可証の手続き、携帯電話と銀行口座の開設等々、手続きに追われる毎日で最初の1週間は嵐のように過ぎ去って行った感覚です。当たり前なのですが、何をするにも中国語での意思疎通が必要なので、自分が今まで学習した中国語が本当に生きた言語なんだなという実感と、自分の中国語はまだまだだな、もっと頑張らないといけないなという気持ちになりました。授業が開始してからは、クラスメートとの交流や、社団(大学のサークルのようなもの)に参加するなど、色んな人との新しいを大切に、毎日の生活全てから学びを得ようと必死に頑張っております。(北京大学)
●中国語の授業は「初级」「中级」「高级」のレベル別に分けられている。私はHSK4級を取得していたため、「中级」のクラスに所属することとなった。「综合」「听力」「阅读」の授業がある。月曜日から金曜日まで授業があり、「综合」は週5回、「听力」は月・金の週2回、「阅读」は水・木の週2回である。授業時間は前半45分、休憩10分、後半45分である。
・交通手段は地下鉄、バス、タクシー、電動自転車等がある。少し遠い場所に行くときは「高德地图」の「打车」をよく利用する。アプリで簡単に配車することができ、乗車時に電話番号の下二桁を運転手に伝えるだけで、簡単に利用することができる。料金も予め設定されており、過剰請求される心配もない。「哈啰」「美团」などの電動自転車も町中至るところにあり、料金も安いが、日本の電動アシスト自転車とは違い、全自動の自転車であるためバイクに近く、運転には十分な注意が必要である。
・食堂は安く、ご飯が0.3元、おかずが1.5元〜6元ほど。組み合わせ自由で容器に入れてもらいテイクアウトすることもできる。その場合ご飯は容器込みで0.8元となる。
・昆明には菌火锅(きのこの鍋)や过桥米线(昆明では米线という米で作られた麺が定番主食であり、过桥米线はスープの入った熱された鍋に様々な具材を入れ、最後に米线を入れてかき混ぜて食べる料理である)などの名物料理がある。(雲南大学)