ニュース
2020.01.24
国際関係学部事務室 春季休暇期間中における窓口時間のお知らせ
2020.3.2
【中止】2019年度 立命館大学卒業式・大学院学位授与式のお知らせ
2020.02.03
2020年1月22日(水)本学客員教授のアレクサンダー・V・ヴォロンツォフ博士による講演会実施
2020年1月22日(水)衣笠キャンパスにて、本学客員教授のアレクサンダー・V・ヴォロンツォフ博士による講演会が行われました。ヴォロンツォフ博士はロシア連邦最高研究機関であるロシア科学アカデミーの朝鮮・モンゴル部門の室長を長年に渡り務めています。「近年の北朝鮮問題」というテーマについて行われた講演会は主に参加者からの質問に答える形で進められました。
北朝鮮核問題に関する質問に対し、ヴォロンツォフ博士は歴史的な経緯から北朝鮮核問題を議論する必要性について言及した上で朝鮮戦争期から現代に至るまでの米朝関係について丁寧に説明しました。
またヴォロンツォフ博士は過去に北朝鮮に何度も滞在し現地の研究者と親交を深めてきた見地から核問題や近年の朝鮮半島を取り巻く状況について北朝鮮が単にここ数年ではなく長期的な歴史の中で物事を認識し、行動している点について言及しました。
ヴォロンツォフ博士はスプートニクなどロシアのメディアの北朝鮮部門でも活躍されている他、ロシア国内のみならずアメリカや韓国、日本など各国で論文寄稿やシンポジウムでの登壇など研究活動をされており、ロシアの北朝鮮研究の第一人者です。過去には平壌にある在朝鮮民主主義人民共和国ロシア大使館での勤務の他、金日成総合大学で学んだ経験があり、近年でも年に数回現地を訪れ研究調査活動をしています。
立命館大学大学院国際関係研究科および立命館大学時東アジア平和協力研究センターではこうした日本のみならず各国、各分野の専門家を招待し研究会を実施することでグローバルな研究の拠点として今後も東アジアに関する先端研究を発信してまいります。
2019.12.26
1/20(月)CHO Chanhyun 氏 博士論文公聴会 
2019.12.23
12月14日・15日ワークショップ開催報告:SVOD in East Asia
ワークショップ報告:SVOD in East Asia
2019年12月14‐15日の二日間にわたり、国際ワークショップ“Subscription Video on Demand in East Asia”が立命館大学衣笠キャンパスで開催された。この分野に関連する最新の研究成果である著書『Netflix Nations』を発表したばかりのRamon Lobato氏(RMIT)、そして、Netflix Japanでアニメ・コンテンツを担当した後にアニメ市場を対象とする新たなメディア・プラットフォームを立ち上げたJulian Lai-Hung氏(BlockPunk)を基調講演に迎え入れ、海外から集まった10名以上の登壇者とともに、現在のメディア環境を先導するサブスクリション型動画配信をめぐって活発な議論が重ねられた。
Netflix やAmazon Primeに代表されるSVODと言えば、この10年のうちにシリーズ化した人気コンテンツを続々と発表し、ユーザーはそれらを映画館やテレビだけでなく個々の端末上で受容するなど、新たな映像環境を作り出すに至っている。事実、Netflix社が巨額の予算投資によって大物監督・俳優を配した映画制作を手がけるまでに成長する一方、それらの作品がカンヌ映画祭の選考リストから追放されたことは、メディア・プラットフォームに先導される現在の映像のあり方の変動を象徴する事件であったと言えよう。
ただし誤解を恐れずに言えば、二日間にわたって議論の中心となったのは、これらの派手なコンテンツや話題に比して、一見すると「地味な」ものであったのかもしれない。というのも数多くの研究報告に通底していたのは、上述のようなメディア環境のうちでも、オンライン型の映像配信を可能にするインフラストラクチャー、ならびに、そのコンテンツ配信を物理的に支えているロジスティクスに関する考究であったからだ。
個別の報告内容については要旨集に詳しいが、主催者である大山真司氏(立命館大)とYu-Kei Tse氏(ICU)が狙いとしたように、SVODのグローバル展開と並行して日本や韓国、台湾、そして中国──これはNetflixが今も踏査できていない国だが──など、アジアの諸地域の固有性に根ざしたローカリゼーションの実態が明るみに出された。と同時に、それは単なる文化的帝国主義への批判に収まるものではなく、会場から数多くの意見を交えた議論は、アルゴリズムやデータに駆動される創造性の新たなかたちや、無数にあるタイトルをカタログ化したインターフェイスの諸相、SVODの各サービスがこぞって標榜する「オリジナル」概念の問い直し、さらには従来型の(ケーブル)テレビとの競合やその変貌に関する調査分析へと深化させられた。
上述のロバト氏による著作と基調講演をはじめとして、現在のメディア生態系を支えるインターネットの帯域幅やVPNを含めたアクセス手法など、これらを可能にする物質的なインフラストラクチャーが今回の焦点となったことは繰り返し強調しておきたい。オンライン型映像配信という新たなメディアの生態系を試金石として、これが現時点における研究手法の問い直しを迫ると同時に、その新たな方法論を開陳するものであったことは間違いないだろう。(増田展大)
2019.12.18
1/24(金)LEE Sunyoung 氏 博士論文公聴会 
2019.12.17
12/26(木)RIKA KURNIATY 氏 博士論文公聴会 
2019.12.06
12/25(水)生駒 智一 氏 博士論文公聴会 
2019.12.02
国際機関で活躍するために-OECDキャリアフェアを開催
11月28日 衣笠キャンパスにおいて、OECDキャリアフェアが開催されました。
当日は、本部のあるパリから来訪した、OECD (Organization for Economic Cooperation and Development経済協力開発機構)エグゼクティブディレクターのJosée Touchette氏、Talent Management AnalystのSam Holland 氏が様々な国・地域から集った30名をこえる学生、院生にキャリアガイダンスを実施しました。ガイダンスでは、OECDのなりたちや組織、Young Professional Programmee、Young Associate ProgrammeやJPO、インターンシップなど様々なポストへのアプライの仕方についての説明があったほか、将来国際協力や国際機関でのキャリアを目指す学生への激励メッセージが送られました。
満席の会場には、熱心にメモをとる学生が目立ち、終了後は学生・院生が質疑の列をつくり、アドバイスを求める姿も見られました。
国際関係学部・研究科は、国連機関、IMF等でのキャリアを経た教員が教鞭をとるほか、その人材育成プログラムを通じて、国連機関、世界銀行、NGO等に人材を輩出してきました。キャンパスにおいても国連アウトリーチミッション、世界銀行等がセミナーを開催しています。
2019.10.11
<入試説明会>教員との研究相談会開催!(11月28日(木)18:00~19:30)
2019.10.09
立命館大学がイースト・アングリア大学と日英両国間で初めての国際関係研究科 共同修士学位プログラムを開始
このプログラムでは、学生は両大学の強みを活かし、東アジアと欧米の両方の視点から国際関係学を専攻することができます。またこの魅力的かつ画期的な内容のプログラムは、京都と英国ノリッジ市の美しい環境の中で提供されます。学生は2つの大学院でそれ ぞれ一年間研究し、最短二年間で二つの大学院の修士号を取得できます。両大学ともに、2020年9月から入学が開始されます。
https://www.ritsumei.ac.jp/gsir/education/dmdp/uea.html/
本プログラムに関するお問合せについては、下記にご連絡ください。
立命館大学国際関係学部事務室:ir-adm [at mark]st.ritsumei.ac.jp
(メール送信時は[at mark]を @に変更してご使用ください)
2019.09.25
ようこそ新入生!
国際関係学部・研究科は42名の学部生、43名の研究科生を新たに迎えました。来日したジョイント・ディグリープログラム(AUホーム)の11名の学生を含めて、教職員、先輩学生(オリター、学会)による歓迎のレセプションが開催されました。アメリカ合衆国、イタリア、イギリス、スイス、インド、インドネシア、オーストラリア、キルギス、カンボジア、ブータン、ベトナム、中国、コロンビア、韓国、日本など、多様な国、地域の学生が仲間に加わります。
2019.09.23
学位授与式・学会主催卒業記念パーティーを開催しました
9月23日 学位授与式が開催され、国際関係学部からは52名、国際関係研究科からは43名が卒業/修了しました。