以下は2024年4月以降入学者用です。
2023年9月以前の入学者用はこちら
人材育成目的
言語教育情報研究科は、英語教育学、日本語教育学、言語学、コミュニケーション表現学の分野において、時代の変化に対応できる専門家としての知識と、電子教材開発/活用の技術、言語情報処理技術、コミュニケーション上の言語/非言語情報の分析技術等を持ち、多文化・多言語の状況にある国内外の社会において活躍できる人材および研究者への道を志向する人材を育成することを目的とします。
教学上の3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー
人材育成目的の達成に向けて、所定単位の取得および学位論文または特定課題研究の成果の審査・最終試験の合格によって、以下の教育目標の達成と見なし、学位「修士(言語教育情報学)」を授与します。
教育目標(コース共通)
知識 | 各自の専門分野(英語教育学、日本語教育学、言語学、コミュニケーション表現学)で扱う現象を分析するための高度で専門的な知識を修得し、深化させる。 |
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技能/能力 | 英語教育学、日本語教育学、言語学、コミュニケーション表現学の分野において、学術的意義あるいは社会的に意義のある研究を行うことができる。 |
態度 |
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教育目標:英語教育学コース
知識 | 英語教育学分野の様々な事象を説明することができる高度で専門的な知識を修得し、深化させる。 |
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技能/能力 | 国際的にも通用し、時代の変化にも対応できる高度で専門的な英語教育能力を身に付ける。 |
教育目標:日本語教育学コース
知識 | 日本語教育学分野の様々な事象を説明することができる高度で専門的な知識を修得し、深化させる。 |
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技能/能力 | 全世界で通用し、時代の変化や多様な教育環境にも対応できる高度で専門的な日本語教育能力を身に付ける。 |
教育目標:言語学・コミュニケーション表現学コース
知識 | 言語学(英語学、日本語学など)・コミュニケーション表現学分野の様々な事象を説明することができる高度で専門的な知識を修得し、深化させる。 |
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技能/能力 | 言語学(英語学、日本語学など)の事象、コミュニケーション表現学の事象に関して適切なデータを揃え、高度で専門的な分析を行う力を身に付ける。 |
学位論文(修士論文)評価基準
- 学術的意義という観点から、研究課題の設定は適切であるか。
- 先行研究の成果を充分踏まえているか。
- 設定した研究課題に対し、研究デザインは妥当なものであるか。
- 分析するデータの質・量は充分なものであるか。
- 分析・考察は妥当であるか。
- 学位論文が論理的で体系立った構成になっているか。
特定課題研究の成果物および添付する報告論文の評価基準
特定課題研究は、教材・資料・プログラムなどの「成果物」とそれについて論じた「報告論文」を提出するものとする。「成果物」を主たる評価対象とし、「報告論文」と合わせ総合的に評価する。
提出された 成果物の評価基準 |
最終成果物は、同様のものに対する一般的評価基準に照らして妥当なものか。 (デザイン、内容、機能、使いやすさ、速度、希少性、実用性、応用性、量など) |
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提出された 論文の評価基準 |
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カリキュラム・ポリシー
本研究科は研究科の人材育成目的の具体的実現に向けて、「英語教育学コース」、「日本語教育学コース」、「言語学・コミュニケーション表現学コース」を3 つの柱として設定し、それに対応した科目群をカリキュラムの基本としています。それぞれのコースにおいて教育目標に掲げる専門知識および技能に対応した科目群を配置するとともに、研究力や国際性の涵養にも資する科目、その他共通性が高い科目については共通科目群に配置しています。
アドミッション・ポリシー
- ①本研究科で研究を行うために必要な言語能力を持ち、
- ②英語教育学、日本語教育学、言語学、またはコミュニケーション表現学の基本的知識を持ち、
- ③上述の専門分野において研究を行える、または行えるようになる資質を有している(問題の発見能力、論理的考察力、情報整理能力、および、学問に対する望ましい姿勢・意欲など)と認められる対象者を受け入れます。