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2023年度立命館大学教職大学院 教育実践探究フォーラム「いまなぜ STEAM 教育なのか?」を開催しました!
2024年1月28日(日)に、2023年度「教育実践探究フォーラム」が「いまなぜSTEAM教育なのか?」をテーマとして、本学朱雀キャンパス大講義室にて(オンライン同時配信)開催されました。フォーラムには、東北から九州まで全国各地から大学教員や小・中・高の学校教員など、オンライン参加も含め約160名の参加者がありました。
第一部は、「教学のまとめ」と「FD活動」について、それぞれ神藤貴昭副研究科長、伊田勝憲教授から報告がありました。次に、大学院2年次生の上野良さん(臨床教育コース:現職教員)、坂本萌さん(教育方法・学習科学コース:学部新卒院生)、植田亜理沙さん(国際教育コース:現職教員)の3名が2年間の学びの軌跡と自らの実践研究の概要を語りました。各15分という短い時間でしたが、当初抱いた学びへの問題意識が、それぞれ壁にぶつかりながらも、問いを見直し、考えを深め、視野を広げていく体験として深化していく様子が伝わる報告でした。
第二部では、STEAM教育者であり、ジャズピアニストでもある中島さち子氏に「いまなぜSTEAM教育なのか?これからの社会における教育の可能性」と題して講演をして頂きました。すべての人は価値の創り手であり、万人万物は創造の力と歓びに溢れているとする中島氏は、STEAM教育によって創造性の民主化を実現しようとしていることが示されました。その後、本学研究科の荒木寿友教授との対談では、Art(s)に込められた意味や、多様性の重要性とその実現を阻む事柄について対話がなされ、会場との質疑応答もなされました。
非常に充実した講演となりました。
来年度も「教育実践探究フォーラム」が多くの関係者に支えられながら、さらに充実したものとなることが大いに期待されます。