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2024年度立命館大学教職大学院 教育実践探究フォーラム「探究する学びと協働 学び合いから生まれるもの」を開催しました!
2025年1月26日(日)に、2024年度「教育実践探究フォーラム」が「探究する学びと協働 学び合いから生まれるもの」をテーマとして、本学朱雀キャンパス大講義室にて(オンライン同時配信)開催されました。フォーラムには、全国各地から大学教員や小・中・高の学校教員など、オンライン参加も含め約170名の参加者がありました。
第一部は、「教学のまとめ」と「FD活動」について、それぞれ神藤貴昭副研究科長、伊田勝憲教授から報告がありました。次に、大学院生2年次生(学部新卒院生)の大原瑞希さん(臨床教育コース)、岸本琉一さん(教育方法・学習科学コース)、細見夏希(国際教育コース)の3名が2年間の学びの軌跡と自らの実践研究の概要を語りました。各15分という短い時間でしたが、当初抱いていた目指す教師像や問題意識が、さまざまな人との出会いのなかで、問いを見直し、深め、視野を広げ、新しい課題に向けて学び続けようとする意志が伝わる報告でした。
第二部では、「こたえのない学校」を設立し、探究する学びの実践者でもある藤原さと氏に、「探究する学びと協働 学び合いから生まれるもの」と題して講演をしていただきました。探究とは何か?という問いを今も続けているという藤原氏から、デューイの探究論を参照しつつ「教師も子どもも個性的な探究者である」という視点が示されました。自分を知ることの大切さと探究学習との深いつながりに気づく講演となりました。その後、本学研究科の荒木寿友教授との対談では、探究学習の課題を乗り越えるためのアイデアが交わされ、最後には、探究と「善さ」「美」とのかかわりにまで話が及び、参加した人が新たな視点を得られるような対話となりました。
来年度も「教育実践フォーラム」が多くの関係者に支えられながら、さらに充実したものになることが大いに期待されます。