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「教育実践高度化演習1」報告会を開催しました

2018117日に、「教育実践高度化演習1」報告会を開催しました。

「教育実践高度化演習1」とは、1年次生に必修の科目で、「教職専門研修」(学校における長期実習)を踏まえながら、自らの設定したテーマについて理論的に深めていく、いわゆるゼミ的な科目です。学部新卒院生は、「教育実践高度化演習1」で深めた内容を、次年度の長期実習につなげ、また現職教員院生は、勤務校の課題等の解明を進めています。

 報告会では、全院生が2教室に別れ、「教育実践高度化演習1」での学習成果を発表しました。

 臨床教育コース、教育方法・学習科学コース、国際教育コースという3つのコースに分かれて学修している院生たちは、それぞれのコースの特徴を活かしたテーマについて発表しました。臨床教育コースでは、「不登校への対応」「問題行動への対応」「学級づくり」「ピア・サポート」「授業規律」など。教育方法・学習科学コースでは、「アクティブ・ラーニング」「協働学習」「主権者教育」「学習評価」「ICT」「各教科の指導法」「モデル授業開発」。国際教育コースでは、「国際感覚を育成する授業」「国際交流プログラム」「IBの手法を活用した授業」などをキーワードとしながら、自らの問題意識を活かした多様な視点からの発表がありました。

 日常的に指導担当している教員以外の教員からのコメントをもらうことで、新しい気づきがあり、また、他の院生が取り組んでいるテーマについて共有できたことがよい刺激となった院生も多かったようです。

 これからの「チーム学校」を担う教員を養成している教職大学院ですので、立命館大学教職大学院では、大学院自体が「チーム」となることを目指しています。今後も、全院生と全教員が集って、学びを共有し、深める場を大切にしていきたいと考えています。