
教員紹介
‐TEACHER‐
伊藤 陽一准教授
- 担当科目
- 「授業デザインの理論と方法」、「共生社会時代の学級づくり実践演習」、「授業実践の高度化と授業研究」、「教育実践高度化演習」、「教職専門研修」他
教師という仕事のやりがいとは?
教師の仕事は、一人一人の子ども達の自己実現に向けて、子ども達のよさや可能性を引き出し、子ども達に生きた知恵を育てることにあります。それは、子ども達同士が互いに認め合い支え合う集団の中で、互いに切磋琢磨することによって育てられます。
授業を中心とした具体的な教育実践を通して、個と集団が共に変容した姿を現した時、教師という仕事のやりがいを感じます。そして、その教育実践が困難であればあるほど、教師(教職員組織)としての醍醐味を実感できます。さらに、そのやりがいは、保護者・地域・教職員組織のつながりによって、大きくなっていきます。
担当科目を受講することで、どのような力が身につくのか?
「教師は授業で勝負」と言われます。また、「良い授業は、教材4割学級経営6割」とも言われています。子ども達の学校生活は、学級という集団の中で、「授業」という時間が大半を占めます。
本講では、学校教育活動の中心となる「授業」と「学級づくり」を関連付け、具体的な実践を通して、「授業力」「学級経営力」向上を目指したいと思います。
確かな「授業力」「学級経営力」を身に付け向上させるためには、その「理念」を「実践」や「技術」と結びつけて取り組まなければなりません。学校現場や今を生きる子ども達を常に具体的にイメージしながら、実践的な「授業力」「学級経営力」の「心」と「技」を身に付けるよう共に学んでいきたいと思います。
教職研究科(教職大学院)を目指す方へメッセージ
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- ■学部生へ
- 変化の激しい時代の中、学校を取り巻く状況は厳しさを増し、様々な教育課題が提示されています。その課題に対して、教育現場では先見性を持ち、迅速で的確な対応が求められています。そうした社会状況の中、「子どもを育てる仕事」である教職の道をめざす皆さんに敬意を表します。
「子どもを育てる仕事」が一番である教師は、子どもへの愛情と教育への情熱を持っていることは当然のことであり、子どもの人格を形成する専門職として常に新しい高度な資質と能力が求められています。
どうか教職研究科で理論と実践の往還を通して、確かなビジョンと実践的な指導力を兼ね備えたこれからの時代に求められる教師をめざしていきましょう。「教職」という素晴らしい仕事を創造するために私達と協働し全力で取り組んでいきましょう。
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- ■現職教員の方へ
- それぞれの地域・学校において、固有の教育課題やニーズに対して、日々真摯に教育実践に取り組む中、更に教職研究科で学び続け自己研鑽に励まれる現職教員の方々に対して心から敬意を表します。そこには、プロ教師として自己の課題や使命に向き合う責任感と強い向上心、探究心を感じます。
一方、多様な価値が混在する動きの早い現代社会での学校教育は、「知識偏重」から「思考力・協働力重視」への転換期にあり、教員不足や教育格差、いじめ・不登校などの課題と向き合いながら、ICTやAIの活用、地域社会との連携を通じて新しい教育モデルを模索している段階に入っています。
学校組織の一員として、中核を担うリーダー的教員として、この教職研究科で「今求められているよい授業とは何か」「校内研究や研修をどのように転換させていくのか」「チーム担任制を含めた学級経営は、どのように取り組んでいくのか」といった問いに対して、解決できる実践的な力量を高めていきましょう。教育課題や教育的ニーズに真摯に耳を傾け、「学び続ける」教員・社会人を目指して、共に対話し取り組んでいきましょう。
