コラム

  1. コラム

記事一覧

2025.3.01

一人暮らしの防災対策

【2025年3月】March

一人暮らしの大学生にとって、災害への備えは自分の身を守るために非常に重要です。

特に地震や台風などの自然災害は、いつどこで発生するか分かりません。

日頃から適切な防災対策を講じておくことで、被害をできるだけ少なくすることができます。

 

1 家の中の安全対策

地震の際、家具の転倒や物の落下による怪我を防ぐために、対策を行いましょう。

・家具の固定:背の高い家具はL字金具やワイヤーで壁に固定し、転倒を防止します。

・配置の工夫:寝るスペースの近くには可能な限り背の高い家具を置かないようにしましょう。

 

2 ライフライン停止や避難への備え

  ・水:一人13リットルを目安に準備。最低3日分。

  ・食料:レトルト食品や缶詰など、調理不要で長期保存可能なものを準備。

  ・その他:常備薬、トイレットペーパーやティッシュ、携帯トイレ、現金などを準備。

これらは非常用持ち出し袋にまとめておくと、緊急時にすぐ持ちだせます。

 

3 家族との連絡手段の確認

災害時には通信手段が制限される可能性があります。

家族や親しい人との連絡を取る方法や集合場所を事前に決めておくと安心です。

 

日頃から対策を講じておくことで、災害時に冷静に対応し、自分の身を守ることができます。

防災は特別なことではなく、日常生活の一部として取り入れることが大切です。

 

<参考>

災害時に命を守る一人ひとりの防災対策 | 政府広報オンライン

「防災・減災の心得」〜みんなで正しい知識を学び、みんなで考える・備える災害〜|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)




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2025.2.1

月経(生理)がこないときはどうする?

【2024年度】February

 月経が始まった日を1日目と数えて、次の月経が開始する前の日までを月経周期としています。個人差はありますが、周期は25日~38日程度と言われています。少しのずれは問題ありません。通常は20歳代前半で月経周期は規則的になっていきます。月経がこないことをそのままにしていませんか?
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続発性無月経
 過去に月経があり、その後3ヶ月以上月経が止まってしまっている場合は、続発性無月経といいます。 無月経の長期化は卵巣機能に大きな影響を与え、将来妊娠しにくくなる恐れもあります。速やかに婦人科を受診しましょう。

続発性無月経の原因は?
 若年層の続発性無月経の原因の約8割はストレスや無理な食事制限、過度の肥満や生活習慣の影響です。何か覚えはありませんか?それ以外にも以下のような原因が潜んでいる場合があります。
・妊娠
・視床下部の機能不全
・下垂体の機能不全
・甲状腺の機能不全
・経口避妊薬、抗うつ薬、抗精神病薬などの特定の薬剤の使用
・多嚢胞性卵巣症候群
・早発閉経(原発性卵巣機能不全)

病院にいくとどんなことが行われる?
問診:初経時期の確認、病歴や服薬歴の確認、ストレス具合や環境変化等やダイエット歴の確認、運動歴の確認など
体重:体重の増減確認
超音波検査(必要時):経腟や腹部の超音波検査で子宮、卵巣の状態を確認
血液検査(必要時):ホルモン値やコレステロール値などの確認

どんな治療をするの?
 生活改善や内服薬や注射によるホルモン治療などが一般的です。基礎体温測定を指示される場合があります。
 婦人科の受診はハードルが高いと感じているかも知れませんが、女性医師がいるレディースクリニックも増えてきています。無月経に関わらず、生理不順や生理痛がひどい場合も早めに受診をしましょう。

女性の健康推進室 ヘルスラボ https://w-health.jp/monthly/menstrual-problem/
MSDマニュアル https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home 無月経で検索
生理のミカタ(バイエル薬品) https://www.seirino-mikata.jp/

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2025.01.01

体内時計を整えよう

【2025年01月】January

今回は「体内時計」と「光」についてです。
寒い季節は特に布団から出たくないという気持ちになりますね。
冬は夏に比べて日照時間が短くなり、10~40分程度睡眠時間が長くなると言われています。
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また、ヒトの体内時計の周期は24時間より長めにできているため、長めの体内時計を毎日早めてあげないとずるずると生活が後ろにずれてしまいます。

そこでポイントとなるのが「朝の光」です。
朝の光には後ろにずれる時計を早める作用があります。
起床直後の光がもっとも効果的なので、起きたらまずカーテンを開けて
自然の光を部屋の中に取り込みましょう。
そして、朝食を食べることも体内時計の調整に役立ちます。

逆に気を付けなければならないのが「夜の光」です。
家庭の照明でも長時間浴びると体内時計が遅れます。
寝る時間を決めて照明を消すようにしましょう。
スマートフォンやタブレットの光も寝つきを悪くさせるので、睡眠モードを使用するなど寝る前に意識することも大切です。

e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」.https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-004.html



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2024.12.01

”温活”のすすめ

【2024年12月】December

12月に入り、いよいよ冬らしくなってきました。気温が下がり、体調を崩しやすくなるこの季節に、体を冷やさないようにすることは健康を保つためにとても大切です。毎日、勉強や課外活動で忙しい皆さんが元気に冬を過ごせるように、今回はこの時期に心がけたい体を温める習慣についてお伝えします。

ポイント1: 衣服 「三首」の保温

太い動脈があり、外気にさらされやすい首、手首、足首の保温を心掛けることは、体全体の冷えを防ぐポイントです。マフラーや手袋、足首を覆う長さの靴下などを活用して、寒さから体を守りましょう。

ポイント2: 食事 温かい食物と朝食をとること

冷たい飲み物や食べ物は避け、温かいスープやお茶を摂るとよいでしょう。体の内側から温めることができます。また、一日の始まりにはきちんと朝食を摂ることで、体の熱産生が促され冷えを感じにくくすることができます。日ごろから栄養バランスを考えながら規則正しく食事をするように心がけることが大切です。

ポイント3: 運動と入浴 

寒い時期こそ、適度な運動を行い、血行を促進することが大切です。ストレッチやジョギングなど、無理のない範囲で体を動かすことを日常生活に取り入れてみましょう。また、入浴はシャワーで済ませず、できるだけ湯船につかってみてください。お湯の温度は熱すぎると体の表面しか温まりません。3840度に10分程度入浴することで体を芯から温めることができます。

ちょっとした工夫や意識づけで、今年の冬も元気に過ごしましょう!

体や心のことで不安や心配があれば、いつでも保健センターに相談に来てください。

参考

冷え | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班監修

体に悪影響を及ぼす「冷え性」を改善 今月の健康コラム 一般社団法人 千葉市医師会




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2024.11.01

インフルエンザワクチン接種は毎年必要?

【2024年度】November

 令和5年5月コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられ、様々な活動が行えるようになり、感染症に対する意識は薄れてきていませんか?この冬もコロナウイルスに加え、インフルエンザウイルスの流行が考えられます。特に部屋を閉め切りエアコンを使用する冬には換気が行われにくく感染症が蔓延しやすい状況と言えます。
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 ~毎年インフルエンザワクチンの注射は必要なの?~

 よく「インフルエンザに罹ったことがあるから大丈夫」や「昨年にインフルエンザワクチンを注射しているから今年は大丈夫」と耳にしますが“インフルエンザワクチンの注射は毎年必要です”。インフルエンザウイルスは変異しやすいウイルスに分類されており、罹ったことで獲得された抗体や昨年のワクチン接種で得た抗体では不十分なのです。毎年のウイルス変異を考慮してワクチンが製造され、秋に接種が行われます。


 学生の皆さんには大学内(4キャンパス)でインフルエンザワクチン接種をしていただけるように準備をしています。是非、接種をご検討ください。詳細は以下のURLをクリック

https://www.ritsumei.ac.jp/health/medical/students/influenzavaccine/

参考:日本免疫学会:https://www.jsi-men-eki.org/ 厚生労働省 インフルエンザQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/QA2023.html#Q26

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2024.10.01

ウォーキングチャレンジ

【2024年10月】October


運動の秋!
ウォーキングをするのにぴったりな季節がやってきました。歩くことはいつでもどこでも気軽に行える一番身近な運動です。
立命館大学では皆さんに楽しんで参加していただける秋のウォーキングイベントを企画しています!
202301コラム脳 11月には全国の大学やその他団体と月までの距離を皆で歩く、“Walking Challenge”そして今年はWalking Challengeのプレ企画として立命館大学学生教職員対象に“FUN WALK +R”を準備しました。ふるってご参加ください。

FUN WALK +R【立命館大学所属の学生と教職員対象】
実施期間:9月30~10月4日
いつもより+10分 1000歩楽しく歩こう!
学内のチェックポイントを周って、設置されているQRコードを読み取り、クイズに答えながら、ゴールを目指しましょう。 全てのチェックポイントのQRコードを読み込んだ全員に、参加賞として軽食等をプレゼントします。
詳細はコチラ

Walking Challenge 2024
実施期間:11月1日~11月30日
健康の目安となる1日8,000歩を目指して一緒に健康的な生活習慣を身につけませんか? 10月初旬に参加登録を開始予定です。
立命館所属の方で8,000歩達成者の中から抽選で80名に生協ポイント500円分をプレゼントいたします。 チームでの登録も出来ますので、ぜひ周りの方と一緒にご参加ください。
詳細はコチラ




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2024.9.1

母子手帳を見たことはありますか

2024年度】September

 202409母子手帳イラスト自分の「母子手帳」を見たことはありますか?

 母子手帳はA6サイズくらいの手帳で、妊娠、出産及び育児に関する一貫した健康記録です。

 実は、大人になってからも、とても役に立つ記録なんです。

 それは「予防接種記録」。

 子供の頃に罹った病気の記録の確認をすることもできます。

 母子手帳で予防接種記録を確認してみましょう。

 これから海外留学に行く、又は就職後に海外出張や海外赴任をすることがあるかもしれません。

 トラベルクリニックを受診する際も「母子手帳」の記録は重要です。

 記載されている接種歴をもとに、必要な追加のワクチンの提案をします。

 家に帰って、自分の母子手帳を確認してみましょう。

 もし母子手帳をなくしてしまった場合は、乳幼児の頃に住んでいた

 市区町村に問い合わせをしてみてください。予防接種の記録が残っている場合もあります。

【予防接種歴のページのサンプル】母子手帳の真ん中あたりのページです。

202409予報接種歴



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2024.07.01

2024年9月までに始めたい!HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンキャッチアップ接種

202407HPV

・キャッチアップ接種って何?

誕生日が199742日~200841日生まれ(平成9年度~平成18年度生まれ)の女性は20253月までHPVヒトパピローマウイルス)ワクチンの公費による接種が可能です。

接種は合計3回で、完了するまでに約6カ月かかるため20249月末までに接種を開始したいですね。

「がん」という響きは若い方々にはピンと来ないかもしれません。

子宮頸がんは早期に発見し手術等の治療を受ければ、多くの場合、命を落とさず治すことができる病気です。

しかし、進んだ前がん病変(異形成)や子宮頸がんの段階で見つかると、手術が必要になります。妊娠出産ができなくなってしまう手術や、放射線療法が必要な20代・30代の方が毎年1000人います。また、前がん状態の方に行われる手術は流産・早産が高まる可能性があり、年間1.3万件を超える方に施術されています。

また、グラフを見ていただくと分かるように、20歳~29歳の若い年齢の方で子宮頸がんはとても増えています。

202407_コラムHPV2

ワクチンによって予防することができる子宮頸がんについて正しく知り、ご自身やパートナーの望む将来について考えてみませんか?

20歳以上の方はワクチン接種の有無によらず子宮がん検診は受けることが勧められています。

出典:『日本産婦人科医会「思春期ってなんだろう?性ってなんだろう?2024年度改訂版」』

 

・ワクチンの効果は?

サーバリックス®およびガーダシル®は、子宮頸がんをおこしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の5070%を防ぎます。シルガード®9は、 HPV16型と18型に加え、ほかの5種類のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の8090%を防ぎます。

 

・周りの人はどうしてるの?

立命館大学の学生に行ったアンケート※1では590名中336名(約57%)が接種中、接種完了した、今後接種予定でした。また、254名(約43%)が接種するか迷っている、接種するつもりはないと回答しています。その理由としては副反応が心配、ワクチンの事がよく分からないという理由が多くありました。

 

HPVワクチン接種の方法やHPVの基本的な知識については下記リンクよりご覧ください。

~子宮頸がん等予防ワクチンについて考えてみませんか?~

https://www.ritsumei.ac.jp/page.jsp?id=606134

1 子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を防ぐワクチンに関するアンケート 実施期間:202438日~329日、41日~422

 

<参考文献>

・日本産婦人科学会子宮頸がんとHPVワクチンに関する最新の知識

 https://www.jsog.or.jp/wp-content/uploads/files/jsogpolicy/HPV_Part1_3.1.pdf

・厚生労働省 HPVワクチンのキャッチアップ接種リーフレット

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000918718.pdf

・厚生労働省 医療従事者の方へ~HPVワクチンに関する情報をまとめています~

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901222.pdf

・厚生労働省 リーフレット~小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)~

 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000901220.pdf

・『日本産婦人科医会「思春期ってなんだろう?性ってなんだろう?2024年度改訂版」』

  https://www.jaog.or.jp/about/project/document/shisyunnki2024/

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2024.6.1

海外留学に行く前の注意!

【2024年度】June

今年、留学に行こうと考えているみなさん、渡航に関する情報収集はできていますか?

6月のコラムは、海外留学に行く前の注意(安全情報等)です。

 

留学に行く前の情報収集に「海外留学健康の手引き」を活用しましょう。

わからないことがあれば、保健センターを訪ねてください。

https://www.ritsumei.ac.jp/health/file/travel_guide2021.pdf

 

①渡航先の国の情報を集めましょう

②予防すべき病気についての情報を調べましょう

③どこの国・地域への留学でも、必要な予防接種があるので母子手帳で確認しましょう

④渡航先の流行している病気の最新情報を調べましょう

 

新型コロナウイルス感染症は感染症法では5類になり、法的な規制は緩和されましたが

ウイルスの脅威は消えていません。新型コロナウイルス感染症は季節性がなく、何度も流行します。

他にも世界では流行している感染症があります。海外留学に向けて、アンテナを張って情報収集に努めましょう。

全世界: インフルエンザとCOVID-19の流行状況(20245月現在)

南半球の温帯地域では、冬の到来とともにインフルエンザ(A型)の患者数が増えています(WHO influenza update 24-5-22)。COVID-19については、検出されるウイルスの種類は、オミクロン株JN.1系統のKP.1KP.2が多くなっています。日本では今後、夏の流行期に入ることが予想されます。

アジア: デング熱の流行状況(20245月現在)

東南アジアでは昨年同期を上回るデング熱の患者数が報告されていますが、ここ1ヶ月は横ばい状態です(WHO 西太平洋 24-5-16)。今後、本格的なデング熱の流行シーズンに入るため、十分な注意が必要です。

アジア: サウジアラビア渡航者の髄膜炎菌感染症が増加(20245月現在)

欧米でサウジアラビア渡航後に髄膜炎菌感染症を発病するケースが増えています(ヨーロッパCDC 24-5-17)。5月末までにフランスで4例、英国で3例、米国で5例の患者が確認され、血清型はW型が多くなっています。髄膜炎菌は飛沫感染する病原体で、大規模集会などの際に集団感染することがあります。サウジアラビアでは6月にイスラム教の大巡礼が開催されるため、これに参加する者には髄膜炎菌ワクチンの接種が要求されます。

大洋州: オーストラリアで蚊媒介感染症が増加(20245月現在)

今年、オーストラリアでは蚊に媒介される感染症が増加しています。デング熱は4月末までに676人の患者が報告されており、昨年同期の2倍の数になっています(WHO西太平洋 24-5-16)。オーストラリアはこれから冬の季節を迎えますが、北部では蚊の発生が続くため、こうした地域に滞在中は予防対策を心がけてください。


参考:東京医科大学病院 渡航者医療センター 海外感染症流行情報

https://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/tokou/topics.html


 


 



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2024.5.1

梅雨の体調管理 熱中症と食中毒

【2024年度】May

梅雨の時期(5月下旬~7月初旬)は高温多湿になりやすく、熱中症や食中毒に注意が必要です


1.熱中症に注意
202301コラム脳 体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇しますが、体の表面から空気中へ熱を逃がし、汗をかくことで体温を調節しています。汗が蒸発する時の気化熱(液体が蒸発して気体に変わる時に周囲から吸収する熱)が体の熱を奪い、体温を下げる働きをしています。梅雨の時期には気化熱による熱の放散が少なくなって、体内で作られた熱を外に逃がすことができなくなるため、体の中に熱がこもり熱中症に注意が必要です。

◎湿度も確認して、室温を涼しくしましょう 
 梅雨の時期は湿度の高い日が多くなりますので、気温だけでなく湿度も確認して、冷房や除湿などで室温を適切に調節することが大切です。キッチンや浴室など、湿度が高くなりやすい場所では、こまめに換気をしましょう。

◎服装で、暑さを調節しましょう
 温度・湿度が高い日は、体の中に熱がこもらないように、服装で工夫をして暑さを調節しましょう。衣服の中や体の表面に風を通すことで、暑さを和らげることができます。襟元や袖口、裾などから空気が抜けるように、適度にゆとりのある服装を選びましょう。素材は通気性の良い綿や麻、吸湿性や速乾性に優れたものを選びましょう。

◎こまめな水分補給を心掛けましょう
 湿度が高いとのども乾きにくくなっています。のどが渇く前にこまめに水分摂取をしましょう。

◎急な運動は避け、少しずつ運動量を上げていきましょう。

参考:環境省熱中症予防情報サイト https://www.wbgt.env.go.jp/

2.食中毒に注意
 カレーやシチューを多めに作ることがありませんか?これらの食肉、魚介類及び野菜類を使用した調理食品にはウエルシュ菌が繁殖しやすいのです。ウエルシュ菌は耐熱性の芽胞を形成するため、通常の加熱では死滅しません。室温で長時間保存せずに、残った食物は粗熱をとり、冷蔵庫で保管し食べる際にはしっかりと加熱をして早めに消費するようにしましょう。

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◎食中毒予防の原則
細菌性食中毒(6月~8月に多い)
202301コラム脳 ・細菌を食べ物に「つけない」
・食べ物に付着した細菌を「増やさない」
・食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
ウイルス性食中毒(11月~3月に多い)
・ウイルスを調理場内に「持ち込まない」
・食べ物や調理器具にウイルスを「ひろげない」
・食べ物にウイルスを「つけない」
・付着してしまったウイルスを加熱して「やっつける」
細菌とウイルスは手を介すことが多く、肉や魚を触り、他の食材を触る前には手を洗い、調理器具もしっかりと洗いましょう。

参考:近畿農政局https://www.maff.go.jp/kinki/syouhi/mn/foodpoisoning/curry.html
   厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html

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