入学後9ヵ月でTOEFL40点アップ。
英語力とディスカッション力の向上で、
将来の希望を実現したい。

横尾 洋昌 さん
国際関係学部 2回生

大学卒業後、総合商社に就職するという目標を持って国際関係学部を志望した横尾さん。受験英語しか知らなかった横尾さんが、流暢な英語を話す人も多い国際関係学部の英語クラスでどのような努力をして自分の考えを述べられるようになったのか、英語学習に関して今だからできる後輩へのアドバイスなど、自らの経験や実感をふまえた話をしてもらいました。

英語学習で大切な心構えは
「恥を恐れず自分を持つこと」

立命館大学国際関係学部を志望した理由を教えてください。

横尾大学卒業後、総合商社への就職を目指しています。国際関係学部は就職率が高く、国際的に活躍するための、受験英語だけではない実践的な英語を学べる点が魅力でした。国際関係学のテーマである平和で友好的な国際社会を築くために、経済学、政治学、歴史学など、さまざまな分野を学べて幅広い知識が身につくとも思いました。また、寺社好きの私にとって、金閣寺や竜安寺、北野天満宮、仁和寺といった有名な寺社が近くにある立命館大学衣笠キャンパスは最高の環境です。

実際に入学すると、想像以上に幅広いバックグラウンドをもった学生が多く、友達から刺激を受け切磋琢磨できる環境があると感じました。予想以上に先生が何事にも優しく対応してくださることにも良い印象を持ちました。

英語の学習にはどのように取り組んできたのですか?

横尾GrammarやReadingといった典型的な受験英語しかできない私が、英語のクラス(EIS)分けで一番上のクラスになったんです。ほとんどの人に留学や海外在住の経験があり、話す英語も流暢。私にとって、英語を流暢に話す同世代との初めての接触でした。授業では英語が話せないと全く発言ができないので、最初は日々悔しさとストレスを感じていました。そこで、帰宅後に英語で独り言を言ったり、動画配信サービスを利用して、英語で好きな映画を見たりしながら、学んだ英語を会話でも使えるよう、身体に染み込ませるように努力。そうすると、少しずつですが、だんだん授業でも発言できるようになっていきました。友達のアメリカ人に英語で会話をしてもらい、自然な英語にふれるようにもしました。外国人に話しかけられても物怖じすることなく話せるようになったのはそのおかげです。TOEFLのスコアは、1回生の12月ごろには入学前と比べて40点も伸ばすことができました。

ライティング・チュートリアルを利用したことはありますか?

横尾英語の授業で提出するエッセイの添削にライティング・チュートリアルを利用しました。英語でエッセイを書く時に必要なアウトラインの構成の書き方を一から手順を追ってわかりやすく教えてもらえました。ブレインストーミングをアウトラインに落とし込む方法を模索していたので、ライティング・チュートリアルを通じて自分のなりの方法を発見できたのがとてもよかったです。

新入生に向けて、英語力アップのためのアドバイスをお願いします。

横尾受験勉強の英語では、ほとんどの人は英語の問題を日本語に訳して日本語で考えて解いています。それでは英語脳を作ることはできず、私のように受験英語しかできなくなってしまいます。そうならないために、簡単でもいいので英語で独り言をいい、英語で物事を考える癖をつけると、自然と英語が話せるようになっていると思います。英語で映画を見るのもお勧めの勉強法です。

心構えとして重要なことは、恥をかくことを恐れずに、自分を持つことです。英語で独り言を言うと変な人だと思われるかもしれません。でも、英語を話せるようになるためにやっているんだ!と言い切れるほど肝を据えてほしいと思います。入学時の私にそんな心構えがあれば、ハイレベルな英語の授業でも自分なりの英語で進んで発言できたかもしれない、もっと早く英語スキルが向上していたかもしれないと思います。

京都は学生にとって住みやすい街
他大学との交流プログラムもあります

学業以外で力を入れたことはありますか?

横尾バドミントンとガイドサークルに所属しています。バドミントンサークルは、友達作りや人間関係作り、体を動かす機会として楽しみました。ガイドサークルは、外国人に京都市内を案内するボランティアサークル。1回生の時は、交通、寺社仏閣などの観光地、食事所など、ガイドするのに必要な知識を徹底的に叩き込みました。長期休暇には、企業課題解決型プロジェクトに参加し、他大学の大学生と議論し考えた企業のキャッチコピーをその企業の社長に採用していただく経験もしました。

京都での大学生活の魅力を教えてください。

横尾私にとってはなんといっても有名な寺社仏閣がたくさんあるということです。金閣寺、銀閣寺、清水寺、竜安寺、仁和寺、伏見稲荷大社などといった世界遺産に登録されている寺社がすぐ近くにあり、授業後に訪れることも可能です。京都市人口の約一割が大学生なので、学生を受け入れる雰囲気、学生にとって住みやすい環境もあります。他大学の授業を受けられるプログラムなどあり、他大学との交流も盛んで楽しい学生生活を送れること間違いなし!また京都はパンの消費量が日本一で、クオリティーも高く、パン好きにもお勧めです。おしゃれなカフェや料理店もあり、何もかもそろっています。

これから取り組みたいこと、将来の目標を教えてください。

横尾中学3年生の頃から大学卒業後は総合商社に就職したいと考えていました。もう一つ、人生を通しての目標は世界放浪です。ある程度暮らしていけるお金がたまったら世界中を旅して、世界中の文化を経験し、その文化を形成し、受け継いだ人々の価値観、考え方にも触れ、自分の視野を広めたいと思っています。

その目標を実現するために努力していることはありますか?

横尾企業課題解決型プロジェクトに参加した時、社交性やディスカッション能力の不足を痛感し、大学生の間にできるだけ多くの経験をしてそれらの能力を向上させたいと思いました。現在、国際的な仕事を目指す学生のための「オナーズ・プログラム」で、ディスカッション力の強化や国際常識の定着に努めています。長期休暇には外務省や文部省が後援する団体「日中学生会議」の3週間の合宿に参加し、目標実現のために頑張ろうと思っています。東南アジアへ約1ヵ月のバックパック旅行も計画中です。

国際関係学部を志望する受験生へ応援のメッセージをお願いします。

横尾今は、勉強に追われて大変な日々を送っていると思いますが、あきらめずがんばってください。国際関係学部は、皆さんが思っている以上に世界観が広がる、可能性に満ちあふれた、楽しいキャンパスライフを送れるところです。受験が終わった時になんの後悔もないと思えるほど勉強した人には、きっと明るい未来が待っています。努力した分、必ず報われます。頑張ってください!

2022年9月更新

MORE INTERVIEWS