第13回「平井嘉一郎研究奨励賞」ならびに第2回「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」の授与式を開催
平井嘉一郎研究奨励賞は、ニチコン株式会社の創業者として社業の発展に努められ、同社前代表取締役会長、名誉会長として、地元京都はもとより、我が国の工業会の発展に貢献された 故・ 平井嘉一郎氏(本学法学部 1940(昭和15)年3月卒業)のご令室 平井信子様のご厚意により、本学法学研究科ならびに法務研究科の大学院生の研究を奨励することを目的として2006年に設けられた賞です。
また、平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞は、同じく平井信子様のご厚意により、海外の研究者が、平井嘉一郎記念図書館を利用して行う国際的な研究活動を支援奨励することを目的として、昨年度新しく創設されました。
式典では、吉田美喜夫・立命館大学長より受賞者に祝辞が述べられ、また賞状の授与、副賞として目録が贈呈されました。また「平井嘉一郎研究奨励賞」の5人の受賞者、「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」の受賞者から挨拶が述べられました。「平井嘉一郎研究奨励賞」の受賞者である立命館大学法務研究科2回生の飯塚大航さんからは、「私にとって、周囲の人々からの期待は、学びを継続することの原動力となります。その期待を裏切ることのないように、これからも、恵まれた環境や周囲の人々への感謝の気持ちを忘れず一層の精進をしていきたいです」と抱負が述べられました。「平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞」の受賞者である徐助理教授からは、「今回の受賞を励みとして、研究者として教育者としてさらに努力を重ねてまいりたいと思います。8月には平井嘉一郎記念図書館の素晴らしい研究環境の中で1ケ月間の研究生活を送ることを、今から大変楽しみにしております」と受賞への感謝と研究への意欲を述べられました。授与式の最後に平井信子様から受賞者に対する祝意と励ましのご挨拶を頂きました。授与式には、上記の各氏はじめ平井嘉一郎財団から小玉正美・専務理事、大学からは宮井雅明・法学研究科長らが出席しました。
今回の受賞者(敬称略)
【第13回(2018年度)平井嘉一郎研究奨励賞】
原田 弘隆(法学研究科 博士課程前期課程 研究コース1回生)
日原 拓哉(法学研究科 博士課程前期課程 法政リサーチ・コース1回生)
大原 祐太郎(法学研究科 博士課程前期課程 リーガル・スペシャリスト・コース2回生)
木村 誠矢(法学研究科 博士課程前期課程 リーガル・スペシャリスト・コース2回生)
飯塚 大航(法務研究科 専門職学位課程 法曹養成専攻 法学既修者コース2回生)
【第2回(2018年度)平井嘉一郎海外研究者支援奨励賞】
徐 文海(中国 同済大学 助理教授)