OICインターナショナルハウスで寮生が商店街の方と日本の食文化を体験
2019年5月29日(水)に、阪急茨木市駅7商店会連合会と茨木商工会議所の協力のもと、立命館大学OICインターナショナルハウス(以下: OIC Iハウス)にて交流イベントが開催されました。
「地域・社会連携」をコンセプトのひとつに掲げるOICでは、開設当初から地域・社会との連携を重視した多様な取組みを進めてきました。2018年春にオープンしたOIC Iハウスも、キャンパス外の地域の中にある寮として、オープン以来、地域交流イベントを実施したり、地域の清掃活動に参加したりと地域との繋がりを大切にしてきました。
【OIC Iハウス紹介】
今回のイベントは、地域の商店街と寮生とがお互いを知り、寮生が日本の食文化を体験することを目的に、阪急茨木市駅7商店会連合会の商店主の方々に講師となっていただき開催したものです。当日は、日本人学生を含めて、11ヵ国・地域の寮生28名がイベントに参加しました。
イベントは阪急茨木市駅7商店会連合会の肥田弘之会長からのご挨拶と商店街の紹介で始まり、和菓子つくり体験、握り寿司体験へと続きました。寮内で留学生をサポートする日本人学生レジデントメンター(RM)による通訳等の進行補助もあり、留学生は真剣に説明を聞き、楽しみながら日本の食文化を体験することができました。
「株式会社成田家」様による、「どんでん返し」の握り方の講座では、シンプルなように見えてとても繊細な動きに苦戦しつつも、寮生それぞれが3貫ずつお寿司を握ることにチャレンジしました。「茨木城主もなか本舗ちとせ」様による和菓子体験では、和菓子の季節感や歴史について説明後、講師の指導のもとに季節感あふれる和菓子を4種類作りました。
体験終了後にも、寮生から個別に講師にお礼の言葉を述べていたり、お店に行く約束をしていたりと交流の様子がみられました。
今回の取組みでは、様々な年代や国籍の人々が集まって楽しく交流でき、寮生と阪急茨木市駅7商店会連合会とがお互いを知り、身近に感じるとてもよい機会になりました。この交流を継続した取組みにつなげ、今後も商店街や地域の様々な取組みとの連携を一層深めていきます。