科研費で採択金額「私立大学3位」、採択件数「私立大学4位」を獲得
立命館大学は、このほど文部科学省が発表した「令和元年度科学研究費助成事業(科研費)の配分」において、配分額ランキングで慶應義塾大学、早稲田大学に次ぐ私立大学3位(西日本私立大学1位)、採択件数ランキングでは、私立大学4位(西日本私立大学1位)となりました。
2019年度採択結果は新規採択件数のみならず、保有件数が600件台(630件)に到達し、件数においても過去最高の全国順位を更新しました。「第3期研究高度化中期計画」においては、2025年度に科研費全員申請の目標達成を掲げています。現在の申請率は6割を超え、申請者の裾野が広がっていることが大きな要因の一つとなって採択率の向上に繋がり、今回の成果に結びついたと考えています。
加えて、学園全体で推進している若手研究者の育成ならびに女性研究者の活躍推進に向けた取り組みについても、各研究機構、研究所、研究センターそしてリサーチライフサポート室等との連携・連動が功を奏し、今次の採択件数と新規採択率の向上に繋がったと言えます。
今後の課題の一つとして、基盤研究S、Aなどの大型研究種目の獲得が挙げられます。本大学では、大型研究種目の獲得を推し進める研究高度化推進制度のひとつとして、2019年度に「研究推進プログラム(科研費新学術領域挑戦型)」を新設し、さらなる研究基盤支援の拡充を目指しています。
引き続き、科研費獲得を研究高度化政策の柱のひとつとして取り組んで参る所存です。