伝教大師最澄1200年魅力交流 比叡山延暦寺で修業体験
2月22日~24日、天台宗総本山比叡山延暦寺一帯で、本学の学生らが中心となって運営する「伝教大師最澄1200年魅力交流 大学コラボプロジェクト」が、大学生らが住み込みで僧侶の修行などを体験する企画「3日間で1200年in坂本」を開催しました。
この企画は、宗祖伝教大師最澄の1200年大遠忌を迎える2021年に向けて、日本文化や歴史の価値を再発見し、その魅力を発信することを目的としています。参加者は、本学の学生をはじめ、フィンランドなどの留学生を含め20人が参加しました。
初日は、座禅や精進料理を食べる作法を体験。座禅は、普段非公開の法華堂(重要文化財)であり、僧侶が足の組み方や呼吸を整える方法を説明し、約30分間、心と身体を集中させました。食の修行では、一切物音を立ててはいけない作法を学び、お経を唱えた後、精進料理を静かに味わいました。
今回の企画は、約1年間、本プロジェクトで地域と交流してきた学生コアメンバーが中心となって具体化、実現したもので、アドバイザーとして文学部の本郷真紹教授がプロジェクトの推進に携わっています。
写真提供:伝教大師最澄1200年魅力交流委員会