“おもしろい”が連鎖する OIC創業祭を開催

 2月14日、大阪いばらきキャンパス(OIC)分林記念館「R+ing」で、OIC創業祭を開催しました。本企画は、さまざまな業界で活躍されている起業家をゲストスピーカーに招き、起業にまつわる話題提供やこれまでのエピソードトークなどをもとに、参加者らを交えてディスカッションする機会として行われ、起業志望や起業に興味のある学生、社会人ら約80人が参加。起業家の方々のこれまで経験してきた成功・失敗体験談や流儀に触れつつ、参加者らは多くの気づきを得る機会となりました。

創業、起業についての大ミーティング

出口治明・立命館アジア太平洋大学長
出口治明・立命館アジア太平洋大学長
Whatever代表の富永勇亮氏
Whatever代表の富永勇亮氏

 まず、立命館アジア太平洋大学の出口治明学長がオープニングトークを実施。2008年にライフネット生命保険株式会社を開業した自身の経験から、「起業するときに重要なのは圧倒的な志。社会は行動してきた人がいたから変化しているが、行動しなければ世界は1mmも動きません。どんどんチャレンジしてほしい」と期待を込めました。

 続くゲストトークでは、Whatever代表の富永勇亮氏から、「最強のチームをつくる。起業という必然」と題し、ご自身が手掛けてこられたプロダクトや面白いを仕事につなげる確固たる信念についてご講演いただきました。富永氏が代表を務めるWhateverは、「Make whatever. Rule whatever」をモットーに掲げ、広告、ブランディング、MV、ゲーム、自社開発のプロダクト、インスタレーションアートなど、まさに“なんでもする”会社です。グラフィックデザイナーやプログラマーのほか、振付師やドローンレーサー、投資家など多様な人材が集まり、日本のみならず世界をフィールドに自由な発想で事業を拡大しています。富永氏は「組織運営で一番難しいのは一人ひとりのモチベーションコントロール。モチベーションは“個人”に寄与するため、組織は与えるのではなく、うまくフォローしてあげることが重要です。フラットにみんなが意見を出し合うことで生まれるアイデアを形にできる環境が大事ですね」とチームづくりのポイントをご紹介いただきました。

株式会社Beyction共同代表の垣端拓海氏(経営学部4回生)
株式会社Beyction共同代表の垣端拓海氏(経営学部4回生)
司会を務めていただいた株式会社COLEYO代表取締役CEOの川村哲也氏
司会を務めていただいた株式会社COLEYO代表取締役CEOの川村哲也氏

 学生起業家の垣端拓海氏(経営学部4回生)による「街のお役に立ちたい。サークル設立から起業へ」と題した講演では、大学のさまざまな資源を活用しながら起業に関する知識・経験を得てきた経緯や、茨木市をフィールドに地域の課題解決に奮闘しながら実践経験を積んできた歩みを披露しました。起業を通して学んだことや苦労したこと、地域密着企業としての事業内容など学生起業家ならではの経験談を話しました。



志があれば誰にでも起業のチャンスあり!?

 最後は参加者を交えたオールオーバークロストークを開催。ゲストのみなさんと参加者が起業をテーマにさまざまな角度からこれからの生き方、考え方などを共有し、議論を深めました。
 次回は「人生が変わるシンプルな文章術『読みたいことを、書けばいい。』~皆さんのものを書くということについての考え方は間違っています~」を講演テーマに、コピーライターやCMプランナーとしてもご活躍された田中泰延氏をゲストに迎えて、4月24日(金)18時から「創業塾Vol.0」の開催を予定しています。

当日は、立命館珈琲研究会が珈琲を振る舞ってくれました。

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