立命館理事長・総長新年のごあいさつ

2021.01.01 NEWS

立命館理事長・総長新年のごあいさつ

 世界中が新型コロナウイルス禍の大きな影響を受けた混迷と模索の1年を経て、2021年の新年を特別な気持ちでお迎えのことと存じます。
 みなさまにとって、実り多き素晴らしい年となりますよう、心から祈念申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症の蔓延により、人の移動やコミュニケーションが著しく制限され、世界規模で社会・経済活動が停止し、物理的な分断のみならず、心理的な面でも隔たりを生むこととなりました。
 その一方で、リモートワークやオンライン教育などに代表されるように、ICTやAIなどを活用した社会・経済活動が急速に浸透しました。時間、場所などの制約を超え、一人ひとりがより主体的で自由にチャレンジし、広く知識を共有し、「誰一人取り残さない」インクルーシブな社会が生まれる契機にもなると考えられます。
 私どもは、2030年までの10年間で学園が目指すビジョンとして「挑戦をもっと自由に~Challenge your mind Change our Future」を掲げ、2020年11月に次代へ向かう中期計画「R2030チャレンジ・デザイン」をとりまとめました。そして、2021年、立命館は、次の10年を見据えた新たなステージに歩みを進めます。
 世界が大きな課題と変化に直面するいま、2大学・4附属中学校・高等学校、1附属小学校、学生・生徒・児童約5万名を擁する豊かな私立総合学園として、多様性の中で学び続け、人類社会が抱える課題に挑み、新たな価値を生み出す人を育ててまいります。
 これまでも多くのみなさまにご支援をいただき、発展を続けてまいりました。これからもグローバルに存在感をもち、地域に根ざした私立総合学園として社会に貢献すべく、邁進いたします。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年1月1日
学校法人立命館
理事長 森島朋三
総長  仲谷善雄

NEXT

2020.12.30 TOPICS

女子陸上競技部、2020年富士山女子駅伝で3位入賞

ページトップへ