2021年度立命館大学大学院博士学位授与式を挙行
10月2日(土)、朱雀キャンパスの大講義室において、2021年度の36人の博士学位取得者(課程博士35人、論文博士1人)に対する学位授与式(秋季)を挙行しました。仲谷善雄・立命館大学長をはじめ学園役職者や指導教員が出席し、学位取得者の門出を祝いました。
学位取得者一人ひとりに仲谷学長より学位記が授与され、その後、学長は、「社会課題の解決への貢献は、『世界と日本の平和的・民主的・持続的発展に貢献する』という立命館憲章の理念と合致するものであり、学園として積極的に取り組んでいます。皆さんも、それぞれの立場からご自身の研究を見直し、社会課題解決に対して積極的に働きかけていただきたいと思います」と期待を述べました。
また、学位取得者を代表し、博士(文学)取得の松本理美さん(文学研究科人文学専攻修了)が挨拶を行いました。松本さんは、「学会や研究会の中止が相次いだ時期には、出口のない暗いトンネルの中にひとりでいるような孤独感や絶望感と闘った苦しい日々もありました。それでも、小さな発見に一筋の光を見つけ、それぞれが試行錯誤しながら困難を乗り越えて博士論文を書き上げ、漸くこの日を迎えました」とコロナ禍での論文執筆の苦労や、大学や指導教員への謝辞を述べ、今後の研究活動に向けての抱負を語りました。
なお、博士学位授与式の様子は、こちらから閲覧いただけます。