「学校法人立命館 2025年度 称号授与式・感謝状贈呈式」を開催
12月9日(火)、ホテルグランヴィア京都にて「学校法人立命館 2025年度 称号授与式・感謝状贈呈式」を開催しました。
本式典は、2013年度に制定された「学校法人立命館寄附者顕彰規程」に基づき、学園に一定額以上のご寄付をいただいた方々を顕彰するものです。11回目となる今回は、個人40名、法人・団体19組のうち、37名の皆さまにご出席いただきました。
式典は、立命館大学交響楽団の小林泉己さん、景山律さん、岡本紗輝さん、長村星鈴さんによる弦楽四重奏で幕を開けました。続いて、森島朋三理事長が学園を代表して挨拶し、日頃のご支援への感謝を述べるとともに、創始155年・学園創立125周年を迎えた本年の記念事業に3,000名を超える方々が参加されたことに触れ、立命館への期待の大きさを改めて実感したと語りました。また、学生の多方面での活躍についても紹介しました。
続いて、学生・院生の活動紹介として、理工学研究科 機械システム専攻ロボティクスコースの谷口亮太さん(博士課程前期課程2回生)が、「南極地域観測隊参加を通して得たもの」と題して発表を行いました。
谷口さんは、立命館大学宇宙地球探査研究センター(通称「ESEC」)の活動の一環として南極地域観測隊に参加し、氷点下の厳しい環境下で氷河の動きを計測するための装置を開発し、現地で運用した経験を紹介しました。さらに、その成果を踏まえ、ロボティクス技術を社会課題の解決にどのように生かしていけるのか、現在取り組んでいる研究についても分かりやすく説明しました。
その後、森島理事長より称号記の授与と感謝状の贈呈が行われ、式典は閉会しました。
引き続き開催された懇親会では、高山茂副総長の乾杯の挨拶を皮切りに、出席者と学園役職者との交流が深まりました。演奏および活動報告を行った学生が各テーブルを訪れると、参加者から励ましの言葉や今後の活動への期待が寄せられ、和やかな意見交換が続きました。懇親会は、終始和やかな雰囲気に包まれ、小川さやか副総長の中締めのご挨拶で終了しました。



