びわこ文化公園で使用される屋台の制作~学生団体Clown、Design Factory~
学生団体Clown、Design Factoryが屋台を制作しました。
~これまでの経緯~
このプロジェクトは、「びわこ文化公園を今まで以上に学生に優しい学生フレンドリーな地域にしていきたいので、学生と一緒に公園の魅力を高めていきましょう」と、びわこ文化公園から滋賀県へお話があったことから始まりました。びわこ文化公園都市では、大学をはじめ、文化・スポーツの県立施設が集積し、都市公園や自然環境に恵まれるものの、そのポテンシャルを十分活かせられていないことに課題を感じておられたこともあり、学生を交え様々なアイデアを検討したなかで、びわこ文化公園で不定期に開催されているマルシェで使用される屋台を制作することになりました。
本プロジェクトに共感した20名の学生が集まり、滋賀県で活躍している建築家、アーティストや木材関連事業者の方の協力を仰ぎながら、自ら考案し、設計・制作した組み立て式屋台が完成しました。屋台で使用している木材は滋賀県産のスギを使用し、環境に優しいものづくりとしました。
~活動報告~
実際にマルシェに出店している事業者様のご要望や課題感を伺い、事業者様のニーズに応えられる組み立て式屋台を設計するだけでなく、設計した屋台を試行錯誤しながら、自分達の手で組み上げ、制作していく困難さを乗り越え屋台は完成しました。完成した屋台は、8月27日(土)にびわこ文化公園で開催されたマルシェで利用されました。頭で考えるだけではなく、思い描いていたものが実際に手触り感あるものへと具現化していく体験は、学生にとって新鮮で貴重なものとなりました。
今回の活動を通して、学生の力を必要としているフィールドがBKCの近隣にもあることが分かりました。今後も、地域の課題解決に貢献できるような活動となるよう、努めていきたいと思います。