地理情報システム(Geographic Information System:GIS)のソフトウェアで著名な米国ESRI社の「第11回ESRI Young Scholars Award」にて、武内樹治さん(文学研究科博士課程後期課程)が最優秀賞を受賞しました。

 本アワードは、ESRI社がGISを使った優れた研究を行う世界の若手研究者を表彰するものです。最優秀賞に選ばれた武内さんは、7月13日(水)に米国カリフォルニア州・サンディエゴで開催された第42回Esri User Conference(国際会議)に授賞式出席を兼ねて招待されました。

 武内さんは立命館大学アート・リサーチセンターと立命館大学歴史都市防災研究所で地理空間情報を用いた考古遺産マネジメントに関する研究を深めており、今回、地理情報システムを用いた京都市に位置する平安京跡での発掘調査地点の空間分布の分析や情報発信を行った研究が評価されました。

武内樹治さん(文学研究科博士課程後期課程)のコメント

 この度、栄誉ある賞を受賞したことに加え、世界最大のGISイベントであるEsri User Conferenceに参加させていただきました。大規模な会場での基調講演や企業展示、さらには海外の受賞者や研究者との交流など、大きな刺激を受けました。
 このような貴重な経験をさせていただいたESRIジャパン社の皆様に心より感謝の意を表します。そして、GISを学んだ徳島大学や立命館大学の先生方や学生の皆様、研究拠点でのプロジェクトに関わっていただいた皆様など、お世話になった方々に感謝いたします。

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