研究成果を効果的に伝える手法を学ぶ
6月7日(火)びわこ・くさつキャンパス、6月14日(火)衣笠キャンパスにおいて「アカデミックポスターデザインセミナー」を開催しました。本セミナーは、大学院キャリアパス推進室が主催する「大学院キャリアパス支援プログラム」の一つです。
学会報告やゼミなどでのポスター発表は、研究者にとって自身の研究の魅力や研究成果を多くの人に伝える貴重な機会です。大学院キャリアパス推進室では、多くのポスターが並ぶ中、見る人が足を止めてじっくり読みたくなるポスターを作成するための知識とスキルの獲得をサポートすべく、2010年より毎年ポスターデザインセミナーを開催しており、今年度より原木万紀子共通教育推進機構特別招聘准教授が担当しています。
原木先生からは、
ポスター作成は、デザイン力ではなく情報マネジメント力がカギとなり、いかに“要点を盛り込むか”が大切である
ということが強調され、そのために必要な、(1)適切な情報構成の仕方、(2)読みやすい条件の整え方、(3)図・色の効果的な使い方、(4)大・小、余白の調整などを、理系・文系それぞれの特性を交えながら説明されました。
受講生からは
「ポスター作成にとって重要なことが理解できた。」
「普段意識してなかった点が多くあり、参考になった。」
等の感想が寄せられました。