2023年1月25日(水)~27日(金)、大阪いばらきキャンパス(OIC)にて延世大学ビジネススクールの学生ら約40人を対象に、国際部主催のグローバルスタディーズツアーを行いました。

 延世大学は、THE World University Rankings 2023で78位(韓国国内では2位)とアジアを代表する高等教育機関です。延世大学ビジネススクールでは、年2回海外の大学で学生らが学ぶ海外研修を実施しており、参加者は、企業などで勤務する企業の幹部や幹部候補者たちです。

 昨年10月、延世大学から協定校である立命館大学に対して、グローバルスタディーズツアー受入の申し出がありました。本学としても、双方の情報交換および交流を深めるよい機会と捉え、今回のツアー実施に至りました。

 ツアーでは、宮田幸子教授(経営学部)や黒木正樹教授(経営学部)から、経済発展や持続可能性などを踏まえたグローバルなビジネスのあり方や、日本のアントレプレナー教育やベンチャーの動向、企業事例などについて講義を行いました。また、株式会社イルグルム 福田博一・元代表副社長(1999年・経営学部卒業)と株式会社HACARUS 藤原健真代表取締役からも講演いただき、アントレプレナーシップやベンチャーキャピタルについて学びました。フィールドスタディーでは、三菱電機先端技術総合研究所および山岡金属工業株式会社を訪問し、企業の方々より直接説明を受ける機会を得ることができました。その他にも、交流会や京都妙心寺・退蔵院での禅を体験するなど、大雪の悪天候の中でも、充実した3日間を過ごしました。
 延世大学ビジネススクールの学生らは、日本、そしてアジアのビジネス環境、企業事例について多くを学びました。韓国企業で幹部などとして働く学生たちにとって、日本や企業の文化・環境を超え、グローバルなビジネスついての視野を広げるよい機会となりました。

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2023.02.08 TOPICS

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