理工学部 ソフトロボティクス研究室のチームが「6th IEEE-RAS  International Conference on Soft Robotics (RoboSoft 2023)」のコンペティションにおいて準優勝

 2023年4月3日(月)~7日(金)にかけて、国際的なソフトロボット学会である「6th IEEE International Conference on Soft Robotics (RoboSoft 2023)」がMarina Bay SandsのSands Expo and Convention Centre(シンガポール)で開催されました。 4月7日(金)にはコンペティション「in-pipe locomotion」と「food handling for trays preparation」が執り行われ、理工学部 ソフトロボティクス研究室のTeam Ritsumeikanが「food handling for trays preparation」に出場し、準優勝を果たしました。 アジアから3チーム、ヨーロッパから3チームの計6チームが出場し、日本からは立命館大学が唯一の出場となりました。

 RoboSoft 2023は、ソフトロボティクスと持続可能な開発の深い統合に焦点を当て、ワークショップやコンペティション、ソフトロボティクス産業パネル、ソフトロボティクス女性パネル、サステナビリティ・フォーラム、新興企業や大手企業の開発を紹介するロボティクス・エキスポなどのプログラムも開催されました。

 今回の「food handling for trays preparation」は、飛行機の機内食をロボットが自律的に動き、準備することの正確さと速さを競うという内容で、ロボットはセンサを用いて容器内に入っている食品を認識し、それを把持した後にトレー上の指定された皿に盛りつけるという動作が求められました。

実演スペース
実演スペース
賞状
賞状

平井慎一教授のコメント

 自律的に盛り付けるというコンペティションは、今回が初めての参加でした。結果として「自律的に動く」ことが予想以上に難しいことを認識しました。認識が難しい、認識ができても把持ができないことが多く、認識と把持を統合することで見えてきた課題もあります。課題を解決し、次回のコンペティションに挑戦しようと考えています。

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