博士後期課程院生2名が「上廣倫理財団 研究助成」に採択
本学大学院生(以下2名)が令和7年度「公益財団法人 上廣倫理財団 研究助成」に採択されました。
- 先端総合学術研究科 山口 和紀さん
- 先端総合学術研究科 欧陽 珊珊さん
同研究助成は、人間の「生命」や「生き方」、社会における「共生」に関して哲学、倫理学、教育学、心理学等、様々な分野で学術的な研究に取り組む若手研究者の育成を目指しています。
先端総合学術研究科 山口さんのコメント
研究課題
「特殊大学」形成史の日米比較―「障害者だけの大学」はなぜ作られたのか
コメント
このたびは本助成に採択いただき、心より感謝申し上げます。世界各国には、「障害者のみ」を教育の対象とする大学が、少数ながら存在しており、日本にも一校設置されています。障害の有無にかかわらず共に学ぶことが「普通」とされる現代社会において、あえて障害者のみを対象として教育を行う大学は、どのような社会的意義のもとに位置づけられてきたのでしょうか。
本研究は、日本とアメリカの事例を比較検討することを通じて、こうした大学の社会的位置づけのあり方を明らかにし、現代の高等教育の理念および社会の倫理の在り方を捉え直すことを目的とするものです。
先端総合学術研究科 欧陽さんのコメント
研究課題
障害女性におけるSOGIEをめぐる抑圧と抵抗―日本と台湾の比較分析
コメント
障害のある女性のSOGIE(性的指向、性自認、性的表現)に関する経験は、これまで十分に可視化されてきませんでした。本研究では、上廣倫理財団の研究助成金により、日本および台湾における調査を実施し、比較分析を通じて、障害のある女性たちが直面してきた社会的な「抑圧」の実態と、それに対する「抵抗」の実践を明らかにしていきます。心より感謝申し上げます。



